「マンションレビュー」2023年4月 全国主要エリア／47都道府県 中古マンション相場推移を発表

【2023年4月 サマリー】

 

■首都圏主要エリア　中古マンション相場推移 

＜10年前との比較（2013年4月）＞

 ・都県単位において、「首都圏全体」、「一都三県」、「東京都」の騰落率は＋50%台となっている。

 ・エリア単位において、「都心5区」の騰落率が＋73.5％でトップ、次点は「城東エリア」の＋63.0％である。

 

＜5年前との比較（2018年4月）＞

 ・都県単位において、「千葉県」の騰落率が＋36.2％でトップ、「首都圏全体」・「一都三県」はおおよそ＋23％である。

 ・エリア単位において、騰落率が＋30％超のエリアは「都心5区(39.8％)」、「埼玉主要エリア(30.7％)」である。

 

＜3年前との比較（2020年4月）＞

 ・都県単位において、「埼玉県(31.3％)」、「千葉県(30.5％)」が騰落率＋30％超で、「首都圏全体」と「一都三県」はともに＋27.3％となっている。

 ・エリア単位において、「埼玉主要エリア」の騰落率が＋41.3％、「都心5区」のそれは＋32.9％である。　

 

＜直近1年以内での比較（2022年4月〜）＞

 ・「都心5区」以外は3ヶ月前との比較ですべて下落しており、首都圏の中古マンションの価格高騰に一服感がある状況。

 ・「都心5区」のみ1年前、6ヶ月前、3ヶ月前との比較で全て上昇した。

 ・「城東エリア」では１年前、6ヶ月前、3ヶ月前との比較で全て下落した。

 ・「城北エリア」、「都下」、「千葉主要エリア」、「川崎市」では6ヶ月前、3ヶ月前との比較で下落した。

 

■47都道府県別　中古マンション相場推移(2022年4月～2023年4月)

 ※2023年4月の対象件数*2が50件未満の15県は、算出根拠となるデータ数が少ないため下記対象から除外。「-」はデータ保有なし。

 

＜10年前との比較（2013年4月）＞

 ・騰落率トップは「大阪府」の＋57.5％、次点は「東京都」の＋57.0％。

＜5年前との比較（2018年4月）＞

 ・騰落率トップは「滋賀県」の＋48.3％、次点は「千葉県」の＋36.2％。

＜3年前との比較（2020年4月）＞

 ・騰落率トップは「埼玉県」の＋31.3％、次点は「千葉県」の＋30.5％。

＜前年(2022年4月)との比較＞

 ・全国の都道府県で騰落率トップは、「栃木県」で、+22.53%。「栃木県」は先月も騰落率1位で、2ヶ月連続で全国1位。

 

 

 

＜エリア別　価格／騰落率トップの都道府県＞

・各エリアで、2023年4月の価格／1年前と比較した騰落率がトップの都道府県は以下の通り。

【北海道・東北】               

価格：「宮城県」 2,084万円／騰落率：「福島県」 +11.79%

【関東】                             

価格：「東京都」 5,823万円／騰落率：「栃木県」 +22.53%

【中部】                             

価格：「愛知県」 2,137万円／騰落率：「静岡県」 +9.38%

【近畿】                             

価格：「京都府」 3,288万円／騰落率：「奈良県」 +16.83%

【中国・四国】                   

価格：「広島県」 2,304万円／騰落率：「岡山県」 +13.61%

【九州・沖縄】                   

価格：「沖縄県」 3,375万円／騰落率：「熊本県」 +13.66%

 

*1 当社が保有する中古マンションの販売履歴データを元に「坪単価」を算出し、70㎡での価格に換算した推定価格。*2 当月(2023年4月)の販売件数。

 

※2023年5月2日現在の自社データより算出。※本リリースは調査内容の一部を抜粋したものとなります。

調査の全データは、以下URLのデータ集に掲載しております。

https://www.mansion-review.jp/pressrelease/detail/date20230531/data.pdf

 

※本リリースのデータをご利用いただく際は、引用元として【マンションレビュー調べ】と明記し、下記のリンクをご挿入ください。

https://www.mansion-review.jp/

 

※近畿圏／中部圏主要エリアの相場推移はデータ集内に掲載しております。

https://www.mansion-review.jp/pressrelease/detail/date20230531/data.pdf