大阪・関西万博において、テーマ事業「いのちを高める」プロデューサー中島さち子、美術家長坂真護との「ミドルクラゲ海月(うみつき)プロジェクト」始動！

教育

株式会社steAm（本社：東京都豊島区・代表取締役：中島さち子）は、２０２５年日本国際博覧会（大阪・関西万博）で、音楽家・数学研究者・STEAM教育者である中島さち子がプロデューサーを務めるテーマ事業「いのちを高める」のパビリオン「いのちの遊び場クラゲ館」の展示企画の一つとして、美術家・長坂真護（まご）氏とのコラボレーション「ミドルクラゲ “海月（うみつき）”プロジェクト」を実施します。

2025年大阪・関西万博のテーマ事業「いのちを高める」では、「創造性の民主化」を目指し、シグネチャーパビリオン「いのちの遊び場クラゲ館」の「クラゲ」は、一人ひとりの中にある創造性やいのちを象徴、揺らぎのある遊びや原始性、時に言葉で説明できない「何か」を表現しています。

テーマ事業の制作プロセスそのものを「協奏型」とし、会期前からさまざまな人々と共に、活動・催事企画を仕掛けています。万博を機会に、国内各地や世界各地と有機的なつながりを生み出しながら、その過程でさまざまな問題を、子どもたちや市民が共に考え、感じていくことを目的としています。

長坂氏の環境や経済、ごみの課題、平和を願う創造性と、中島の「創造性の民主化」への想いが共鳴し「ミドルクラゲ “海月（うみつき）”プロジェクト」の協働につながりました。大きなクラゲをモチーフとしたパビリオン「クラゲ館」の中に、中規模の「ミドルクラゲ」を吊り下げます。そのミドルクラゲの一つとして、長坂氏とのコラボレーションとなる「ミドルクラゲ “海月（うみつき）”」を展示します。

制作は、日本各地・世界各地でワークショップとしての参加型イベントとして展開します。世界各地でペットボトルごみを集めるところからの制作過程を通して、ごみ問題等について考えると共に、世界のさまざまな人々と「ミドルクラゲ“海月（うみつき）”」を共創していきます。

第一弾は2023年12月、ガーナで「ミドルクラゲ”海月（うみつき）”」のパーツを作り出すワークショップを開催。その後、2024年1月より順次、国内外で同様のペットボトルごみ拾いとパーツ作りのワークショップを開催（詳細は後日改めて発表）します。

また、2024年5月3日（金・憲法記念日）の西尾レントオール咲洲モリーナ（大阪府）にて開催予定の「ごみ祭り」では、ごみから創作した作品のアートコンテストを開催、中島と共に長坂氏も審査員を務めます。

「ミドルクラゲ“海月（うみつき）”プロジェクト」や「ごみ祭り」の詳細については、テーマ事業「いのちを高める」のWebサイト（https://expo2025-kuragepj.com/）や、本プロジェクトを共に推進する一般社団法人steAm BANDのWebサイト（https://steam-band.com/）等で随時発信します。

＜長坂真護氏について＞

MAGO CREATION株式会社代表取締役、美術家。世界最大級の電子機器の墓場と呼ばれるガーナのスラム街・アグボグブロシーで、人権と環境問題を改善するため廃棄物で作品を制作、またリサイクル工場、アートギャラリー、オーガニック農園やEVの事業を展開。経済・文化・環境の3軸が好循環する新しい資本主義の仕組み「サステナブル・キャピタリズム」を提唱し、2030年までにガーナ人10,000名の雇用創出を目指しています。2019年には、地球環境保全と世界平和を願うアート作品として街の人と共に「月の塔」を制作。スラム街で拾ったペットボトルを切り合わせ、ドーム型に編み上げ、球体中心にはライトが設置され、スラム街の人々が集まる広場で街を照らす平和のシンボルとなっています。