SambaNova DataScaleがソフトバンクの生成AI開発向け計算基盤に採用
従来型のシステムでは難しい課題に挑戦するためにSambaNova Systems独自の再構成可能なデータフローアーキテクチャを活用
業界で唯一(*注1)のフルスタックAIプラットフォームベンダーであるSambaNova Systemsは、SambaNova DataScale®がソフトバンク株式会社(代表取締役 社長執行役員 兼CEO 宮川潤一)構築・運用する国内最大級(*注2)の生成AI開発向け計算基盤の一部において採用されたことを発表しました。Cotofure株式会社(代表取締役社長CEO 髙橋豊志)は、SambaNova DataScaleの導入を支援しています。
2017年にシリコンバレーで創業し、2021年にソフトバンク・ビジョン・ファンド2(SVF2)から出資を受けたSambaNova Systemsは、独自の再構成可能なデータフローアーキテクチャに基づくAI半導体から学習済みのファンデーションモデルまで、フルスタックの専用AI基盤を提供しています。
ソフトバンク株式会社の執行役員でテクノロジーユニット統括 データ基盤戦略本部長である丹波廣寅氏は「ソフトバンクは、経営理念である『情報革命で人々を幸せに』の実現に向けて、デジタル社会の発展に不可欠な次世代社会インフラを提供するという長期ビジョンを、2023年5月に発表しました。この長期ビジョンの実現に向けて、国内最大規模の生成AI開発向けの計算基盤の構築し、運用を行っています。この計算基盤に、革新的なテクノロジーを利用したSambaNovaのシステムを新たに加えることにより、イノベーションがさらに加速すると確信しています。」と述べています。
Cotofure株式会社の代表取締役である髙橋豊志氏は、「独自のアーキテクチャを活用した生成AI開発の計算基盤を提供するSambaNova Systemsのリセラーとなり、日本の文化や商習慣に合った生成AIサービスの発展に貢献できることを嬉しく思います。またファンデーションモデルの計算基盤として最適なSambaNovaのシステムを活用することで、より短期間に、コストパフォーマンスに優れたアプリ開発が出来ることも期待しています。」と述べています。
SambaNova Systemsの共同創業者でCEOのロドリゴ・リアンは、次のように述べています。「AIは、インターネットがそうであったように、産業を劇的に変革しています。イノベーターたちは、今後10年間のアプリケーション開発を支えるAIの“バックボーン”を導入することで、一歩先を進んでいます。日本有数の計算基盤の開発において、ソフトバンクと協業できることを嬉しく思います。」
*注1:自社で継続的に世界の市場を調査しています。2023年12月現在、世界の市場においてAI半導体を製造している企業のうち、サーバーシステム、ソフトウェア、ソリューションまでフルスタックで開発しているのはSambaNova Systemsだけです。
*注2:LLMの学習向けの計算基盤において国内最大級。2023年10月31日時点での公開情報に基づく。ソフトバンク調べ。
SambaNova Systemsについて
最先端の生成AI機能を企業内に迅速に展開するために、SambaNovaに注目が集まっています。 SambaNovaのエンタープライズスケールのために構築されたAIプラットフォームは、次世代の生成AIコンピューティングのための技術的バックボーンです。
カリフォルニア州パロアルトに本社を置くSambaNova Systemsは、業界の著名人や、サン/オラクルおよびスタンフォード大学のハードウェアおよびソフトウェア設計の専門家によって、2017年に設立されました。投資家には、SoftBank Vision Fund 2、BlackRock、Intel Capital、GV、Walden International、Temasek、GIC、Redline Capital、 Atlantic Bridge Ventures、Celestaなどが含まれています。sambanova.ai (https://sambanova.ai/)をご覧いただくか、info@sambanova.ai までご連絡ください。日本語サイト:https://sambanova.ai/jp/
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企業情報
企業名 | SambaNova Systems |
---|---|
代表者名 | 鯨岡俊則 |
業種 | コンピュータ・通信機器 |
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