『国立大学の入試広報活動に関するアンケート結果のご報告』
小社では国立大学に的を絞り、5年前と比較して広報活動がどのように変化したのかについて、国立大学82校に対してアンケート調査を実施した。
報道機関各位 プレスリリース ライセンスアカデミー進路情報研究センター
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国立大学も受験生獲得へ本腰を入れ始めたか――
『国立大学の入試広報活動に関するアンケート結果のご報告』
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東京大学では、創立以来初となる受験生向けの大学説明会を開催するなど、近年国立大学においても広報活動が積極的になったことがうかがえる。少子化や大学生の学力低下などの問題を抱え、加えて法人化2年目となる国立大学の広報活動はどのように変化しているのだろうか。小社では国立大学に的を絞り、5年前と比較して広報活動がどのように変化したのかについて、国立大学82校に対してアンケート調査を実施した(回収率82・9%)。その結果、国立大学の広報活動に対する現状が浮かび上がってきた。
【広報活動に「積極的」97% 】
5年前と比較し、広報活動がどのように変化したのかについて質問したところ、ほぼすべての大学と言っていいほど、広報活動は「積極的」になっていた。中でも、「かなり積極的になった」と答える大学が52・9%と、本腰を入れ始めた大学は半数を超える。
【少子化に危機感9割】
広報活動に積極的になる理由の一つに、少子化などによる受験生減少があるのではないかと推測される。そこで、受験生減少に関して危機感を感じるかと質問したところ、約6割近い57・4%が「大いに感じる」と答え、「やや感じる」を合わせれば、95・6%の大学が危機感を感じていた。
【広報予算枠は拡大ぎみ】
5年前と比較した現在の広報予算について質問したところ、「かなり増えた」1割強、「やや増えた」4割強と、合わせて54・4%の大学で予算が増加していた。
【広報活動の計画性】
広報活動の計画性について聞いたところ、76・4%の大学で、計画的に広報活動を行っているが、23・5%の大学では「あまり計画的とはいえない」と回答している。計画的に広報活動が行えない理由として、一番多いのは、体制の未整備(87・5%)。次が予算不足(81・3%)、そして、人員不足が62・5%と意外に高いのは、従来の国立大の広報に対する姿勢が原因か。また、ノウハウ不足を感じている大学が、3割以上もある。
【私立大学に対する意識】
私立大学の広報活動が「参考になる」と答えた大学は9割以上であった。
【ネット重視】
「これから」重視していきたい広報媒体を「今まで」と比較したところ、進路相談会や高校訪問、情報誌の広告などが増加傾向にあり、中でも著しくポイントが増加していたのは、「進学系ポータルサイト」であった。多くの受験生が以前と比べて、受験生用のサイトで資料や情報を収集していることが推測される。
【総括】
今回の調査では、9割以上の国立大学で少子化による受験生減少に危機感を持ち、広報活動に積極的となっていることが明らかとなった。また、多くの国立大学は、受験生に直接広報活動ができる媒体を選ぶ方向に進んでいること、全体的に広報活動に対し、これからは「攻め」の姿勢を見せる大学が多くなってきていることが読み取れる。
※グラフ等詳細は添付ファイルに記載
【本件に関するお問い合わせ先】ライセンスアカデミー 進路情報研究センター
Tel 03-5925-1668 FAX 03-5925-1669 URL:http://licenseacademy.jp/
〒169-0073 東京都新宿百人町2-17-24
※本資料の転送/引用は、ご自由にご利用下さい。 以 上
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国立大学も受験生獲得へ本腰を入れ始めたか――
『国立大学の入試広報活動に関するアンケート結果のご報告』
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東京大学では、創立以来初となる受験生向けの大学説明会を開催するなど、近年国立大学においても広報活動が積極的になったことがうかがえる。少子化や大学生の学力低下などの問題を抱え、加えて法人化2年目となる国立大学の広報活動はどのように変化しているのだろうか。小社では国立大学に的を絞り、5年前と比較して広報活動がどのように変化したのかについて、国立大学82校に対してアンケート調査を実施した(回収率82・9%)。その結果、国立大学の広報活動に対する現状が浮かび上がってきた。
【広報活動に「積極的」97% 】
5年前と比較し、広報活動がどのように変化したのかについて質問したところ、ほぼすべての大学と言っていいほど、広報活動は「積極的」になっていた。中でも、「かなり積極的になった」と答える大学が52・9%と、本腰を入れ始めた大学は半数を超える。
【少子化に危機感9割】
広報活動に積極的になる理由の一つに、少子化などによる受験生減少があるのではないかと推測される。そこで、受験生減少に関して危機感を感じるかと質問したところ、約6割近い57・4%が「大いに感じる」と答え、「やや感じる」を合わせれば、95・6%の大学が危機感を感じていた。
【広報予算枠は拡大ぎみ】
5年前と比較した現在の広報予算について質問したところ、「かなり増えた」1割強、「やや増えた」4割強と、合わせて54・4%の大学で予算が増加していた。
【広報活動の計画性】
広報活動の計画性について聞いたところ、76・4%の大学で、計画的に広報活動を行っているが、23・5%の大学では「あまり計画的とはいえない」と回答している。計画的に広報活動が行えない理由として、一番多いのは、体制の未整備(87・5%)。次が予算不足(81・3%)、そして、人員不足が62・5%と意外に高いのは、従来の国立大の広報に対する姿勢が原因か。また、ノウハウ不足を感じている大学が、3割以上もある。
【私立大学に対する意識】
私立大学の広報活動が「参考になる」と答えた大学は9割以上であった。
【ネット重視】
「これから」重視していきたい広報媒体を「今まで」と比較したところ、進路相談会や高校訪問、情報誌の広告などが増加傾向にあり、中でも著しくポイントが増加していたのは、「進学系ポータルサイト」であった。多くの受験生が以前と比べて、受験生用のサイトで資料や情報を収集していることが推測される。
【総括】
今回の調査では、9割以上の国立大学で少子化による受験生減少に危機感を持ち、広報活動に積極的となっていることが明らかとなった。また、多くの国立大学は、受験生に直接広報活動ができる媒体を選ぶ方向に進んでいること、全体的に広報活動に対し、これからは「攻め」の姿勢を見せる大学が多くなってきていることが読み取れる。
※グラフ等詳細は添付ファイルに記載
【本件に関するお問い合わせ先】ライセンスアカデミー 進路情報研究センター
Tel 03-5925-1668 FAX 03-5925-1669 URL:http://licenseacademy.jp/
〒169-0073 東京都新宿百人町2-17-24
※本資料の転送/引用は、ご自由にご利用下さい。 以 上
企業情報
企業名 | ライセンスアカデミー |
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代表者名 | 柿崎 好恵 |
業種 | 未選択 |
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