グリーン購入ネットワーク(GPN)平成21年度 食品・衣服購入ガイドライン普及事業(東京都共同事業) 結果公表
GPNでは、平成21年度、環境負荷削減につなげるため、東京都と協働し、協議会を立ち上げ、食品・衣服のグリーン購入普及に向けた事業を実施しました。 結果として、消費者は食品・衣服のグリーン購入に対して肯定的に評価し、環境情報の提供による購買効果を確認することができました。
平成21年度 食品・衣服購入ガイドライン普及事業 結果公表
インターネットアンケート:消費者は食品・衣服のグリーン購入に対
して肯定的に評価
店舗実験:都内16店舗において、環境情報の提供による効果を確認
グリーン購入ネットワーク(GPN)(事務局:東京都中央区 会長:
中原秀樹)は、CO2削減、化学物質・農薬の使用抑制や廃棄物の減量・
リサイクル等の環境負荷削減につなげるため、東京都と協働し、企業
と消費者団体、学識者等からなる協議会を立ち上げ、多くの議論を重
ねながら、食品・衣服のグリーン購入普及に向けた事業を実施してき
ました。
この度、平成21年度に実施した事業成果をまとめましたので、お知ら
せいたします。
平成22年度は、グリーン購入店舗実験の規模拡大やPR促進による認知
度の向上等を目指し、事業を実施して参ります。
インターネットアンケート:消費者は食品・衣服のグリーン購入に対
して肯定的に評価
<アンケート調査概要>
○調査実施期間 2009年8月
○調査対象品目 4品目(食品:豆腐、マヨネーズ、衣服:Tシャツ、
スラックス)
○調査対象者 4,995人(アンケートモニター)
○仮説 消費者が食品や衣服を購入する場合、メーカや小売店がその
商品の適切な環境情報を提供することで、消費者は自らの商品選択を
環境配慮型に変え得る
○調査結果(抜粋)
複数の属性を組み合わせた仮想商品の選択実験を実施。グリーン購入
ラベルを付加した商品が選択される確率から、回答者のグリーン購入
ラベルへの評価度を貨幣換算しました。
豆腐ではプラス38円、マヨネーズではプラス117円、Tシャツでプラス
1,272円、スラックスではプラス2,466円となりました。消費者は食品
・衣服のグリーン購入に対して肯定的に評価しており、少なからぬグ
リーン購入への志向があるものと推察されます。
店舗実験:都内16店舗において、環境情報の提供による効果を確認
店舗において、協議会で作成したPOP等を掲示したことによる、環境
情報を提供した商品の販売動向の変化(環境情報の表示が消費者の商
品選択に及ぼす効果)や環境情報を提供することに対する消費者の意
識調査を行いました。
<店舗実験概要>
期間 イオン 10/18(日)〜11/28(土)
ファミリーマート 10/18(日)〜11/28(土)
コナカ 10/1(木)〜11/25(水)
店舗
・ジャスコ品川シーサイド店(品川区)
・ジャスコ東雲店(江東区)
・ジャスコ南砂店(江東区)
・新宿靖国通り店(新宿区)
・百人町二丁目店(新宿区)
・池袋四丁目店(豊島区)
・南池袋二丁目店(豊島区)
・外神田六丁目店(千代田区)
・亀戸店(江東区)
・大井町店(品川区)
・八王子長沼店(八王子市)
・立石店(葛飾区)
・王子駅前店(北区)
・東尾久店(荒川区)
・杉並松庵店(杉並区)
・中板橋店(板橋区)
対象商品
・トップバリュグリーンアイ有機お茶
・トップバリュグリーンアイ有機トマトジュース
・ベストプライスbyトップバリュうどん
・ベストプライスbyトップバリュバターロール
・ベストプライスbyトップバリュレーズンバターロール
・あじわいFamima Café
・エビペンネグラタン
・ミートソースドリア
・カゴメ野菜生活100
・カゴメトマトケチャップ
・シャワークリーンスーツ
・ウール100%丸洗いスラックス
・形態安定、防汚加工ワイシャツ
1、販売動向調査
・食品の販売動向調査では、POPの表示前、表示中、表示後の販売点
数を比較しました。一部の店舗において、POP表示期間の販売動向が
POPを表示する前の期間よりも上がりました。イオンでは、POP表示期
間の販売動向は、POP表示前の期間との比較で103%の伸びとなりまし
た。POP表示後の期間の販売動向はPOP表示前の期間との比較で114%
の伸びとなりました。冷飲料の対象商品は、気温の変化による影響が
大きく、POPによる販売動向の変化は測定できませんでした。
・衣服の販売動向調査では、POPを隔週で表示し、表示期間と非表示
期間の販売点数を比較しました。POP期間の販売動向は、POP非表示
期間と比べ、シャワークリーンスーツは売上点数111%、ウール100%
丸洗いスラックスは売上点数140%、形態安定防汚加工ワイシャツは売
上点数109%と、販売動向が伸びる結果となりました。
・特売、天候、他の商品動向等による変動等、POP表示による効果の測
定に一部課題はあるものの、衣服については、売上増につながり、POP
表示による効果が確認できました。
2、消費者への意識調査
・買い物客を対象に、グリーン購入の意義、POP等の表示や内容に対す
る理解度の聞き取り調査を実施しました。
・食品、衣服ともに、POP表示の見やすさや内容の分かりやすさ等への
改善を期待する意見が多く寄せられ、環境情報の分かりやすさに課題
はあるものの、グリーン購入に対する理解は一定程度見られました。
【問い合わせ先】
<事業結果の詳細> グリーン購入ネットワーク(GPN) 深津、堀田
TEL 03-5642-2030 E-mail gpn@net.email.ne.jp
<事業目的等> 環境局環境政策部環境政策課
インターネットアンケート:消費者は食品・衣服のグリーン購入に対
して肯定的に評価
店舗実験:都内16店舗において、環境情報の提供による効果を確認
グリーン購入ネットワーク(GPN)(事務局:東京都中央区 会長:
中原秀樹)は、CO2削減、化学物質・農薬の使用抑制や廃棄物の減量・
リサイクル等の環境負荷削減につなげるため、東京都と協働し、企業
と消費者団体、学識者等からなる協議会を立ち上げ、多くの議論を重
ねながら、食品・衣服のグリーン購入普及に向けた事業を実施してき
ました。
この度、平成21年度に実施した事業成果をまとめましたので、お知ら
せいたします。
平成22年度は、グリーン購入店舗実験の規模拡大やPR促進による認知
度の向上等を目指し、事業を実施して参ります。
インターネットアンケート:消費者は食品・衣服のグリーン購入に対
して肯定的に評価
<アンケート調査概要>
○調査実施期間 2009年8月
○調査対象品目 4品目(食品:豆腐、マヨネーズ、衣服:Tシャツ、
スラックス)
○調査対象者 4,995人(アンケートモニター)
○仮説 消費者が食品や衣服を購入する場合、メーカや小売店がその
商品の適切な環境情報を提供することで、消費者は自らの商品選択を
環境配慮型に変え得る
○調査結果(抜粋)
複数の属性を組み合わせた仮想商品の選択実験を実施。グリーン購入
ラベルを付加した商品が選択される確率から、回答者のグリーン購入
ラベルへの評価度を貨幣換算しました。
豆腐ではプラス38円、マヨネーズではプラス117円、Tシャツでプラス
1,272円、スラックスではプラス2,466円となりました。消費者は食品
・衣服のグリーン購入に対して肯定的に評価しており、少なからぬグ
リーン購入への志向があるものと推察されます。
店舗実験:都内16店舗において、環境情報の提供による効果を確認
店舗において、協議会で作成したPOP等を掲示したことによる、環境
情報を提供した商品の販売動向の変化(環境情報の表示が消費者の商
品選択に及ぼす効果)や環境情報を提供することに対する消費者の意
識調査を行いました。
<店舗実験概要>
期間 イオン 10/18(日)〜11/28(土)
ファミリーマート 10/18(日)〜11/28(土)
コナカ 10/1(木)〜11/25(水)
店舗
・ジャスコ品川シーサイド店(品川区)
・ジャスコ東雲店(江東区)
・ジャスコ南砂店(江東区)
・新宿靖国通り店(新宿区)
・百人町二丁目店(新宿区)
・池袋四丁目店(豊島区)
・南池袋二丁目店(豊島区)
・外神田六丁目店(千代田区)
・亀戸店(江東区)
・大井町店(品川区)
・八王子長沼店(八王子市)
・立石店(葛飾区)
・王子駅前店(北区)
・東尾久店(荒川区)
・杉並松庵店(杉並区)
・中板橋店(板橋区)
対象商品
・トップバリュグリーンアイ有機お茶
・トップバリュグリーンアイ有機トマトジュース
・ベストプライスbyトップバリュうどん
・ベストプライスbyトップバリュバターロール
・ベストプライスbyトップバリュレーズンバターロール
・あじわいFamima Café
・エビペンネグラタン
・ミートソースドリア
・カゴメ野菜生活100
・カゴメトマトケチャップ
・シャワークリーンスーツ
・ウール100%丸洗いスラックス
・形態安定、防汚加工ワイシャツ
1、販売動向調査
・食品の販売動向調査では、POPの表示前、表示中、表示後の販売点
数を比較しました。一部の店舗において、POP表示期間の販売動向が
POPを表示する前の期間よりも上がりました。イオンでは、POP表示期
間の販売動向は、POP表示前の期間との比較で103%の伸びとなりまし
た。POP表示後の期間の販売動向はPOP表示前の期間との比較で114%
の伸びとなりました。冷飲料の対象商品は、気温の変化による影響が
大きく、POPによる販売動向の変化は測定できませんでした。
・衣服の販売動向調査では、POPを隔週で表示し、表示期間と非表示
期間の販売点数を比較しました。POP期間の販売動向は、POP非表示
期間と比べ、シャワークリーンスーツは売上点数111%、ウール100%
丸洗いスラックスは売上点数140%、形態安定防汚加工ワイシャツは売
上点数109%と、販売動向が伸びる結果となりました。
・特売、天候、他の商品動向等による変動等、POP表示による効果の測
定に一部課題はあるものの、衣服については、売上増につながり、POP
表示による効果が確認できました。
2、消費者への意識調査
・買い物客を対象に、グリーン購入の意義、POP等の表示や内容に対す
る理解度の聞き取り調査を実施しました。
・食品、衣服ともに、POP表示の見やすさや内容の分かりやすさ等への
改善を期待する意見が多く寄せられ、環境情報の分かりやすさに課題
はあるものの、グリーン購入に対する理解は一定程度見られました。
【問い合わせ先】
<事業結果の詳細> グリーン購入ネットワーク(GPN) 深津、堀田
TEL 03-5642-2030 E-mail gpn@net.email.ne.jp
<事業目的等> 環境局環境政策部環境政策課
企業情報
企業名 | グリーン購入ネットワーク(GPN) |
---|---|
代表者名 | 梅田 靖 |
業種 | その他サービス |
コラム
グリーン購入ネットワーク(GPN)の
関連プレスリリース
-
地方公共団体のグリーン購入取り組みランキング(2020年度)を公表―今年度は満点団体が14団体に増加―
2020年11月4日 16時
-
環境・社会面に配慮したパーム油の日本企業スコア公表(2018年実績による)-パーム油グリーン購入研究会
2020年7月2日 17時
-
第20回グリーン購入大賞結果発表!大賞・環境大臣賞は九州大学、大賞・経済産業大臣賞はみんな電力、大賞・農林水産大臣賞は日本フードエコロジーセンターに
2019年11月20日 17時
-
第20回グリーン購入大賞 募集開始のご案内
2019年6月3日 16時
グリーン購入ネットワーク(GPN)の
関連プレスリリースをもっと見る