校庭芝生化、街路樹、屋上緑化など都市の緑を支える隠れた技術/東邦レオの耐圧基盤土壌技術が環境賞『優良賞』を受賞
都市緑化資材の開発・販売を手がける東邦レオ株式会社(大阪市)は、都市における植物の健全な育成をサポートする耐圧基盤土壌の技術開発により、第37回環境賞(日立環境財団・日刊工業新聞社主催、環境省後援)において『優良賞』を受賞しました。
■受賞名:多目的耐圧基盤土壌の開発
都市部における『緑』の周辺土壌の多くは土木的に転圧を受けて締め固まっており、透水性や通気性の悪化から、植物の生育不良や枯損の原因となっています。環境意識の高まりから緑化が進む今、土壌の耐圧構造の確保は都市の植栽全般にとっての課題と言えます。
そこで東邦レオは、圧力に耐える『硬い』構造と、植物が根を伸ばすための隙間を保つ『柔らかい』構造という、相反する条件を同時に実現し、度重なる踏圧でも固結しない耐圧基盤土壌を開発しました。
<耐圧基盤土壌の特性>
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1:踏圧・転圧や緊急車両の進入に耐える耐荷重性
粒度の揃った多孔質骨材を噛み合わせた土壌構造が強度を生む。
2:植物の生長に必要な栄養分と育成空間を実現
粒度の揃った多孔質骨材が粒と粒の間に隙間を生む。根の伸張を促す有機物(生育助材)も配合。
3:強くたくましい植物を育て、保守を容易にする
強く深く根を張ることができるため、擦り切れなどのダメージから植物が早期に回復。
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このたび受賞した技術は都市緑化の様々な場面で実用化が始まっており、その代表的なものが『校庭芝生化』です。校庭芝生は利用頻度の高さと利用人数の多さに伴う踏圧の影響で、土壌が締め固まりやすい環境下にあります。
徐々に芝生が擦り切れや枯損から回復しにくくなることがメンテナンス上の課題とされてきました。
東邦レオの耐圧基盤土壌技術を応用した『グラスミックス』は、この保守の経費・手間の軽減に成功し、校庭芝生化基盤として現在導入が進んでいます。
基盤のもつ高い保水性により、芝生に与える潅水量が従来技術より少なくて済むことも大きな特徴です。校庭・園庭をはじめ臨時駐車場、防災公園、ゴルフ場等の芝生でも活用されるケースが増えています。
耐圧基盤土壌の技術は、屋上緑化や菜園、街路樹などの都市緑化分野へ多目的な応用が期待でき、その将来性も評価されての今回の受賞となりました。
景観の向上やヒートアイランド化の抑制、癒しなど様々な効果を持つ緑ですが、人々が緑との関わりを求める一方で、植物にとっては厳しい生育環境も発生しています。現代の都市緑化の多様なニーズに応えるため、東邦レオは今後も、健全な緑を育む技術開発に取り組んでまいります。
【関連URL】
○グラスミックスとは(東邦レオHP)
http://www.eco-school.net/shiba/method.html
【参考資料】
○リリース補足資料について
http://www.r-green.jp/puresu_gazo/1006_hosoku.pdf
○参考画像『耐圧基盤土壌の様子』
http://www.r-green.jp/puresu_gazo/1006_gaiyo1.jpg
○参考画像『グラスミックス活用事例』
http://www.r-green.jp/puresu_gazo/1006_gaiyo2.jpg
【プレスリリースに関するお問い合わせ先】
東邦レオ株式会社
広報担当 曳野 あゆみ (ひきの あゆみ)
営業担当 加賀谷 光宏 (かがや みつひろ)
●住 所:東京都豊島区北大塚1-15-5
●広報窓口 電話:03-5907-5502
●営業窓口 電話:03-5907-5601
《関連URL》
http://www.eco-school.net/shiba/method.html
都市部における『緑』の周辺土壌の多くは土木的に転圧を受けて締め固まっており、透水性や通気性の悪化から、植物の生育不良や枯損の原因となっています。環境意識の高まりから緑化が進む今、土壌の耐圧構造の確保は都市の植栽全般にとっての課題と言えます。
そこで東邦レオは、圧力に耐える『硬い』構造と、植物が根を伸ばすための隙間を保つ『柔らかい』構造という、相反する条件を同時に実現し、度重なる踏圧でも固結しない耐圧基盤土壌を開発しました。
<耐圧基盤土壌の特性>
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1:踏圧・転圧や緊急車両の進入に耐える耐荷重性
粒度の揃った多孔質骨材を噛み合わせた土壌構造が強度を生む。
2:植物の生長に必要な栄養分と育成空間を実現
粒度の揃った多孔質骨材が粒と粒の間に隙間を生む。根の伸張を促す有機物(生育助材)も配合。
3:強くたくましい植物を育て、保守を容易にする
強く深く根を張ることができるため、擦り切れなどのダメージから植物が早期に回復。
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このたび受賞した技術は都市緑化の様々な場面で実用化が始まっており、その代表的なものが『校庭芝生化』です。校庭芝生は利用頻度の高さと利用人数の多さに伴う踏圧の影響で、土壌が締め固まりやすい環境下にあります。
徐々に芝生が擦り切れや枯損から回復しにくくなることがメンテナンス上の課題とされてきました。
東邦レオの耐圧基盤土壌技術を応用した『グラスミックス』は、この保守の経費・手間の軽減に成功し、校庭芝生化基盤として現在導入が進んでいます。
基盤のもつ高い保水性により、芝生に与える潅水量が従来技術より少なくて済むことも大きな特徴です。校庭・園庭をはじめ臨時駐車場、防災公園、ゴルフ場等の芝生でも活用されるケースが増えています。
耐圧基盤土壌の技術は、屋上緑化や菜園、街路樹などの都市緑化分野へ多目的な応用が期待でき、その将来性も評価されての今回の受賞となりました。
景観の向上やヒートアイランド化の抑制、癒しなど様々な効果を持つ緑ですが、人々が緑との関わりを求める一方で、植物にとっては厳しい生育環境も発生しています。現代の都市緑化の多様なニーズに応えるため、東邦レオは今後も、健全な緑を育む技術開発に取り組んでまいります。
【関連URL】
○グラスミックスとは(東邦レオHP)
http://www.eco-school.net/shiba/method.html
【参考資料】
○リリース補足資料について
http://www.r-green.jp/puresu_gazo/1006_hosoku.pdf
○参考画像『耐圧基盤土壌の様子』
http://www.r-green.jp/puresu_gazo/1006_gaiyo1.jpg
○参考画像『グラスミックス活用事例』
http://www.r-green.jp/puresu_gazo/1006_gaiyo2.jpg
【プレスリリースに関するお問い合わせ先】
東邦レオ株式会社
広報担当 曳野 あゆみ (ひきの あゆみ)
営業担当 加賀谷 光宏 (かがや みつひろ)
●住 所:東京都豊島区北大塚1-15-5
●広報窓口 電話:03-5907-5502
●営業窓口 電話:03-5907-5601
《関連URL》
http://www.eco-school.net/shiba/method.html
企業情報
企業名 | 東邦レオ株式会社 |
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代表者名 | 橘 俊夫 |
業種 | 未選択 |
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