夏休みの今がチャンス!わが子の算数力を上げるための生活改善!小学生の子どもをもつ親御様必見の、“できる子供”は知っている本当の算数力!
「算数ができるかできないか、ということを決定づける要素は、「算数の勉強」の中だけではない」小学生の子供をもつ親御様必見、算数のエキスパートが語るわが子の算数力をアップさせる「本当の算数」とは?!
2010年7月26日
新刊のご紹介
http://www.njg.co.jp/kensaku_shousai.php?isbn=ISBN978-4-534-04730-4
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『できる子供は知っている 本当の算数力』
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●夏休みに克服したい、わが子の算数力
夏休みに入り、子供が宿題にとりかかる姿を見ていると、改めて気づくことはないでしょうか?
「あれ、うちの子もしかして算数が苦手なのかな…?」
「もっと早く問題を解く方法に、なぜ気づかないんだろう…?」
近年「理系離れ」が問題となるなか、子供たちの間で相変わらず苦手意識の強い科目が算数です。学年が変わって4ヶ月。夏休みは授業についていけなくなった苦手科目をカバーする絶好の時期です。特に小学校低学年の子供を持つ親御様は、高学年になる前に苦手意識を取り除きたいと思案されているはず。
ただ、無理やり子供に勉強を押し付けても逆効果。親の立場からすると、子供の苦手科目をどのように改善させていいのか迷ってしまうことがしばしばあります。
●算数で大切なことは、普段の生活習慣から身につく!
「算数ができるかできないか、ということを決定づける要素は、「算数の勉強」の中だけではない」
そう指摘するのは、算数ゲーム研究所キュリオキッズ開発研究センター主席研究員の小田敏弘氏。小田氏がこの度弊社より上梓した新刊『できる子供は知っている 本当の算数力』では、「算数ができる」子供が身につけている算数力の正体について、わかりやすく解説しています。
本書でまず指摘しているのは、「算数が算数になる前に、すでに算数に向いていない子がいる」ということ。具体的な勉強方法や考え方以前に、算数では普段の生活態度や物の見方、物事への取り組み方が、問題を「解く」ことに大きく影響しているというのです。
学校や塾ではこのことをほぼ無視したまま勉強を進めてしまうので、後々算数でつまずいてしまうケースが少なくありません。親としては、「どういう子」が、算数をやったときに「どういうふうにつまずく」のか知っておくことがとても大切です。ここでは、本書で解説している算数でつまずいてしまう子供のタイプから、代表的な2つをご紹介します。
1.解き方を1つだと思っている
算数の問題を解くうえでは、「試行錯誤」する姿勢がとても重要です。ああでもない、こうでもないと、少しずつわかったものを積み上げていった結果、自分で解き方を作り上げるのです。
この姿勢の大きな妨げとなるのが、「何かをするのに、正しいやり方は1つしかない」という考え方。問題には必ず「正しい解き方」があると勘違いし、自分が問題を解けないのは「正しい解き方」を知らないからだ、と思ってしまうのです。また、地道にやれば解けると気づきながら、“たったひとつの冴えたやり方”を探して「わかりません」と諦めてしまう子供もいます。
【もしお子様がこれに当てはまったら?】
このような子供にはまず親が「試行錯誤」する姿勢を示すことです。子供の勉強を見る際に、自分が問題文を読むところから始めて、子供の目の前で問題を「解く」ことで、自分も試行錯誤しながら「解いて」いることを見せるのです。
また、生活の中で定型化している手順を変えてみることも効果的です。例えば、家族で出かけるときに行きと帰りで違ったルートを使ってみるのもいいでしょう。ひとつのことをやるにあたって、いろいろなやり方があることを子供に見せてあげましょう。
2.失敗を怖がる
「試行錯誤」を邪魔するものとしてもう1つ、「失敗への恐れ」があります。失敗を恐れる子供は、「試行錯誤」を繰り返していると、途中でそれ自体をやめてしまうのです。せっかく習っていない解き方を思いついたのにうまくいくかどうかわからないといって、最終的には何もせず「わかりません」と言っていませんか?
子供が失敗を恐がる理由は2つ。失敗すると怒られるから。また、失敗した経験が少ないからです。
近年の社会的な風潮として、どうも失敗を許さない雰囲気が漂っています。教育の場でも同様で、間違えると怒られます。否定されます。教えられたのと違うやり方でやろうとして失敗すると、なおさら怒られます。その結果、「試行錯誤」しながら問題を「解く」ことより、「失敗しない」ことに意識が向いてしまうのです。
失敗した経験が少ないことも、失敗を恐れる要因です。近年の学校教育では、「失敗から何かを学ぶ」という成長の機会が失われつつあります。そのため、子供は失敗を恐れ、「失敗はありえない」という意識さえ持ってしまうのです。
【もしお子様がこれに当てはまったら?】
よく、失敗した子供を叱る親御さんがいらっしゃいますが、それではますます算数ができなくなってしまいます。子供も失敗したこと自体ですでにそれなりの精神的ダメージを受けているのです。そこへ大人からさらに怒られることでダメージが重なると、子供はどんどん「試行錯誤」から離れてしまいます。
また、家庭の教育の中で親が「子供には失敗をさせない」と考え過ぎてしまうこともよくあります。本来子供がやるべきことを、子供が失敗する前に「そのやり方は違う」と言ってしまう、そういった親御さんは決して少なくありません。途中で失敗に気づいたとしても、そのままやらせてみて、実際に失敗してから「どうやれば上手くいくと思う?」と声をかけてあげることが、「試行錯誤」の姿勢を損なわない方法なのです。
●小手先だけでない「本当の算数力」を身につける
いかがでしたでしょうか?算数では、子供が「どういうタイプ」で「どこでつまずいているのか」を知ることはとても大切です。本書『できる子供は知っている 本当の算数力』では、他にも算数が苦手な子供の特徴を挙げつつ、「本当の算数力」とは何なのかをていねいに解説しています。
夏休みは子供が苦手科目を克服する絶好の機会。特に算数はふだんの生活態度やものの見方が、問題を解く際に大きく影響する科目です。お子様の算数力を上げるためにも、長期休暇をきっかけに毎日の習慣を見直してみてください。
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【目 次】
序章 「解く」算数と「処理する」算数
第1章 算数ができない子について考える
「センスの話」の前に できる子は概念のイメージを持っている
第2章 数に関するセンス
第3章 図形に関するセンス
第4章 論理・規則性に関するセンス
第5章 問題を「解く」とはどういうことか
おわりに 今の算数教育に思うこと
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【著 者】
小田敏弘(おだとしひろ)
東大教育学部4年。本郷東大文の会ゲーム算数コース主任。算数ゲーム研究所キュリオキッズ 開発研究センター主席研究員。小学校時代、算数オリンピックに二大会連続ファイナル出場。その後、灘中学校に全受験者中6位で合格(算数の得点は170/200:合格者平均132)。中学時代には、広中杯全国中学生数学大会に二大会連続ファイナル出場し、6位入賞という成績を残す。高校時代には、東大実戦模試(駿台)文系数学全国1位(2位と10点以上の差をつけ、偏差値は90超)という成績を残す。
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【概 要】
● 書 名:できる子供は知っている 本当の算数力
● 発 行: 日本実業出版社
● 仕 様:A5判 、並製 、横組 、224頁
● 定 価:1,575円(税込み)
● 2010年7月15日より全国書店にて発売
http://www.njg.co.jp/kensaku_shousai.php?isbn=ISBN978-4-534-04730-4
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※見本・カバー画像をご希望の方は、担当までお申し付けください。
株式会社 日本実業出版社
営業部 神代
e-mail: kumashiro@njg.co.jp
TEL:03-3814-5161 FAX:03-3818-1881
〒113-0033 東京都文京区本郷3-2-12 御茶の水センタービル
http://www.njg.co.jp/
《関連URL》
http://www.njg.co.jp/
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『できる子供は知っている 本当の算数力』
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●夏休みに克服したい、わが子の算数力
夏休みに入り、子供が宿題にとりかかる姿を見ていると、改めて気づくことはないでしょうか?
「あれ、うちの子もしかして算数が苦手なのかな…?」
「もっと早く問題を解く方法に、なぜ気づかないんだろう…?」
近年「理系離れ」が問題となるなか、子供たちの間で相変わらず苦手意識の強い科目が算数です。学年が変わって4ヶ月。夏休みは授業についていけなくなった苦手科目をカバーする絶好の時期です。特に小学校低学年の子供を持つ親御様は、高学年になる前に苦手意識を取り除きたいと思案されているはず。
ただ、無理やり子供に勉強を押し付けても逆効果。親の立場からすると、子供の苦手科目をどのように改善させていいのか迷ってしまうことがしばしばあります。
●算数で大切なことは、普段の生活習慣から身につく!
「算数ができるかできないか、ということを決定づける要素は、「算数の勉強」の中だけではない」
そう指摘するのは、算数ゲーム研究所キュリオキッズ開発研究センター主席研究員の小田敏弘氏。小田氏がこの度弊社より上梓した新刊『できる子供は知っている 本当の算数力』では、「算数ができる」子供が身につけている算数力の正体について、わかりやすく解説しています。
本書でまず指摘しているのは、「算数が算数になる前に、すでに算数に向いていない子がいる」ということ。具体的な勉強方法や考え方以前に、算数では普段の生活態度や物の見方、物事への取り組み方が、問題を「解く」ことに大きく影響しているというのです。
学校や塾ではこのことをほぼ無視したまま勉強を進めてしまうので、後々算数でつまずいてしまうケースが少なくありません。親としては、「どういう子」が、算数をやったときに「どういうふうにつまずく」のか知っておくことがとても大切です。ここでは、本書で解説している算数でつまずいてしまう子供のタイプから、代表的な2つをご紹介します。
1.解き方を1つだと思っている
算数の問題を解くうえでは、「試行錯誤」する姿勢がとても重要です。ああでもない、こうでもないと、少しずつわかったものを積み上げていった結果、自分で解き方を作り上げるのです。
この姿勢の大きな妨げとなるのが、「何かをするのに、正しいやり方は1つしかない」という考え方。問題には必ず「正しい解き方」があると勘違いし、自分が問題を解けないのは「正しい解き方」を知らないからだ、と思ってしまうのです。また、地道にやれば解けると気づきながら、“たったひとつの冴えたやり方”を探して「わかりません」と諦めてしまう子供もいます。
【もしお子様がこれに当てはまったら?】
このような子供にはまず親が「試行錯誤」する姿勢を示すことです。子供の勉強を見る際に、自分が問題文を読むところから始めて、子供の目の前で問題を「解く」ことで、自分も試行錯誤しながら「解いて」いることを見せるのです。
また、生活の中で定型化している手順を変えてみることも効果的です。例えば、家族で出かけるときに行きと帰りで違ったルートを使ってみるのもいいでしょう。ひとつのことをやるにあたって、いろいろなやり方があることを子供に見せてあげましょう。
2.失敗を怖がる
「試行錯誤」を邪魔するものとしてもう1つ、「失敗への恐れ」があります。失敗を恐れる子供は、「試行錯誤」を繰り返していると、途中でそれ自体をやめてしまうのです。せっかく習っていない解き方を思いついたのにうまくいくかどうかわからないといって、最終的には何もせず「わかりません」と言っていませんか?
子供が失敗を恐がる理由は2つ。失敗すると怒られるから。また、失敗した経験が少ないからです。
近年の社会的な風潮として、どうも失敗を許さない雰囲気が漂っています。教育の場でも同様で、間違えると怒られます。否定されます。教えられたのと違うやり方でやろうとして失敗すると、なおさら怒られます。その結果、「試行錯誤」しながら問題を「解く」ことより、「失敗しない」ことに意識が向いてしまうのです。
失敗した経験が少ないことも、失敗を恐れる要因です。近年の学校教育では、「失敗から何かを学ぶ」という成長の機会が失われつつあります。そのため、子供は失敗を恐れ、「失敗はありえない」という意識さえ持ってしまうのです。
【もしお子様がこれに当てはまったら?】
よく、失敗した子供を叱る親御さんがいらっしゃいますが、それではますます算数ができなくなってしまいます。子供も失敗したこと自体ですでにそれなりの精神的ダメージを受けているのです。そこへ大人からさらに怒られることでダメージが重なると、子供はどんどん「試行錯誤」から離れてしまいます。
また、家庭の教育の中で親が「子供には失敗をさせない」と考え過ぎてしまうこともよくあります。本来子供がやるべきことを、子供が失敗する前に「そのやり方は違う」と言ってしまう、そういった親御さんは決して少なくありません。途中で失敗に気づいたとしても、そのままやらせてみて、実際に失敗してから「どうやれば上手くいくと思う?」と声をかけてあげることが、「試行錯誤」の姿勢を損なわない方法なのです。
●小手先だけでない「本当の算数力」を身につける
いかがでしたでしょうか?算数では、子供が「どういうタイプ」で「どこでつまずいているのか」を知ることはとても大切です。本書『できる子供は知っている 本当の算数力』では、他にも算数が苦手な子供の特徴を挙げつつ、「本当の算数力」とは何なのかをていねいに解説しています。
夏休みは子供が苦手科目を克服する絶好の機会。特に算数はふだんの生活態度やものの見方が、問題を解く際に大きく影響する科目です。お子様の算数力を上げるためにも、長期休暇をきっかけに毎日の習慣を見直してみてください。
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【目 次】
序章 「解く」算数と「処理する」算数
第1章 算数ができない子について考える
「センスの話」の前に できる子は概念のイメージを持っている
第2章 数に関するセンス
第3章 図形に関するセンス
第4章 論理・規則性に関するセンス
第5章 問題を「解く」とはどういうことか
おわりに 今の算数教育に思うこと
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【著 者】
小田敏弘(おだとしひろ)
東大教育学部4年。本郷東大文の会ゲーム算数コース主任。算数ゲーム研究所キュリオキッズ 開発研究センター主席研究員。小学校時代、算数オリンピックに二大会連続ファイナル出場。その後、灘中学校に全受験者中6位で合格(算数の得点は170/200:合格者平均132)。中学時代には、広中杯全国中学生数学大会に二大会連続ファイナル出場し、6位入賞という成績を残す。高校時代には、東大実戦模試(駿台)文系数学全国1位(2位と10点以上の差をつけ、偏差値は90超)という成績を残す。
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【概 要】
● 書 名:できる子供は知っている 本当の算数力
● 発 行: 日本実業出版社
● 仕 様:A5判 、並製 、横組 、224頁
● 定 価:1,575円(税込み)
● 2010年7月15日より全国書店にて発売
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株式会社 日本実業出版社
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企業情報
企業名 | 株式会社日本実業出版社 |
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代表者名 | 杉本淳一 |
業種 | 未選択 |
コラム
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