震災と制度改定、節電対策に同時対応する外断熱一体型の外壁剥落防止工法を開発/建物の長期的な安全の確保と、省エネに関する補助金も活用可能
外断熱工法の開発・販売を手がける東邦レオ株式会社は、集合住宅や高齢者施設、病院、教育施設などの建築物(RC造)の所有者を対象に、外壁タイルの落下防止と夏冬の節電対策を同時に実現する、低コスト型の省エネ外壁改修工法『エクセル外断熱ピンネット工法』を開発し、6月13日より発売を開始します。
-「エクセル外断熱ピンネット工法」の特徴-
■ タイル剥落防止機能
・外壁の全面固定によりタイルの落下を防ぎます
■ 外断熱による建築物の長寿命化と省エネ効果
・断熱材で建物を外側から覆い躯体を長期的に保護します
・建物の室内温度が安定し省エネルギー化を実現します
■ 補助金活用が可能
・省エネ関係の補助金を活用することが可能です
2011年3月11日に発生した東日本大震災では、津波の被害や原子力発電所の影響に加え、建物の外装材が剥離・剥落する被害が相次ぎ、都市部の仙台市はもとより東京都内でも外壁タイルが落下する事例が報告されています。地震の頻度が多い都市部、特に通行人の多いエリアを中心に、建物の所有者・管理者の外壁剥落のリスクが高まっている状況です。
2008年には国土交通省より建築基準法に基づく定期報告制度が改訂され、建築物の用途・規模によって築10年を経た建物は1~3年間隔の点検・報告を建物の所有者・管理者に義務づけています。
改訂のポイントとして、『手の届く範囲を打診、その他を目視で調査し、異常があれば全面打診等により調査し、加えて竣工、外壁改修等から10年を経てから最初の調査の際に全面打診等により調査』し検査の結果を報告しなければなりません。
また建物の所有者にとって、東日本大震災の影響による全国的な節電対策も大きな課題になっています。『電力料金の値上げ』対策の必要性が目前に迫るなか、弊社には建物の省エネ改修の問合せも多くなっている状況です。
東邦レオでは建築物の外壁に断熱材を設置して建物の省エネ化を実現する外断熱事業を12年に渡り取り組み、病院・福祉施設・オフィスビル・住宅など、1200件の外断熱建築に携わってきました。
外断熱の利用により、魔法瓶のように施設を包むことで、冷暖房効率を高め省エネを実現するため、空調設備の利用料金を無断熱に比べ約7割に抑えられ、施設内の快適性を維持しながら『節電対策』を実施することが可能です。
『外壁落下リスクの回避』と『建物の省エネルギー化』を同時に、かつ低コストで実現するために、東邦レオでは、RC建築物の外断熱導入における国内トップシェアのコスト優位性を活かし、既存外壁の剥落防止と外断熱工法が一体となった『エクセル外断熱ピンネット工法』を開発し、6月13日より発売いたします。
『エクセル外断熱ピンネット工法』では、外壁剥落の防止に最も有効とされる全面改修工法のピンネット工法と外断熱を併用することで、躯体が受ける熱的な影響を軽減し、長期にわたって建物を健全な状態に維持し、省エネルギー化を実現します。主な特徴は以下の4点です。
◆ 特徴
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1.タイル剥落防止機能
外壁タイル剥落防止に用いるピンネット工法は、繊維ネットと樹脂ポリマーセメントモルタル、専用アンカーピン(SUS)により、建物の全面に渡り既存外壁層を固定し一体化します。
2.高品質・低価格でピンネット工法+外断熱を一体化
外断熱国内トップシェアのコスト優位性を最大限に活かし、使用する部材を自社開発することで、大幅なコストダウンを図りました。また工法導入時にタイルなどの外装材を撤去する必要がないため、撤去費用がかからず建築廃材の発生を極力抑えることができます。
3.躯体保護と省エネ効果
外断熱は、外側から躯体全体を覆い、長期に渡って建物の耐久性を確保します。方向により躯体表面は年間およそ60℃の温度差を受けますが、外断熱を施すことにより温度差は15℃(伸縮量1/4)内外に低減できます。自社調べによると、外断熱は無断熱の建物に比べ約3割近く電気代を省くことができます。室内温度の安定は、結露やカビを防ぎ、健康で快適な環境をつくりだします。
4.補助金活用が可能
『エクセル外断熱ピンネット工法』は断熱改修を併せて行うため、条件を満たすことにより、住宅へはエコポイント制度、非住宅の建物へは国土交通省の省エネ改修補助事業などの省エネ関係の助成金を受けることができます。国土交通省の「建築物省エネ改修推進事業」では、躯体の断熱化に重点が置かれ、省エネ改修費用の三分の一が補助対象となります(補助限度額5,000万円)。
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『エクセル外断熱ピンネット工法』の価格は15,000円/m2から(税別。下地調査、仮説足場、事前処理含まず)となります。施工後は10年間保証制度により、当該部に不備が発生した場合に無償で補修対応いたします。販売目標として3年後には売上げ10億円(年間)を目指します。
外壁の点検やリニューアルの時期をむかえる建物の所有者にとって、『エクセル外断熱ピンネット工法』は建物の安全性と省エネ対策を同時に実施でき、健康的な住環境を作り出すことができます。 今後もより多くの方へ事故防止の安心と快適な室内環境を低コストで提供できるよう、サービス開発に努力して参りたいと存じます。
【関連情報:外断熱について】
http://www.ecopro.jp/
【関連情報】
・定期報告制度(国土交通省)
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/teikihoukoku/punflet.pdf
・補助金例:省エネ改修推進事業(国土交通省)
http://www.kenken.go.jp/shouenekaishu/index.html
■ タイル剥落防止機能
・外壁の全面固定によりタイルの落下を防ぎます
■ 外断熱による建築物の長寿命化と省エネ効果
・断熱材で建物を外側から覆い躯体を長期的に保護します
・建物の室内温度が安定し省エネルギー化を実現します
■ 補助金活用が可能
・省エネ関係の補助金を活用することが可能です
2011年3月11日に発生した東日本大震災では、津波の被害や原子力発電所の影響に加え、建物の外装材が剥離・剥落する被害が相次ぎ、都市部の仙台市はもとより東京都内でも外壁タイルが落下する事例が報告されています。地震の頻度が多い都市部、特に通行人の多いエリアを中心に、建物の所有者・管理者の外壁剥落のリスクが高まっている状況です。
2008年には国土交通省より建築基準法に基づく定期報告制度が改訂され、建築物の用途・規模によって築10年を経た建物は1~3年間隔の点検・報告を建物の所有者・管理者に義務づけています。
改訂のポイントとして、『手の届く範囲を打診、その他を目視で調査し、異常があれば全面打診等により調査し、加えて竣工、外壁改修等から10年を経てから最初の調査の際に全面打診等により調査』し検査の結果を報告しなければなりません。
また建物の所有者にとって、東日本大震災の影響による全国的な節電対策も大きな課題になっています。『電力料金の値上げ』対策の必要性が目前に迫るなか、弊社には建物の省エネ改修の問合せも多くなっている状況です。
東邦レオでは建築物の外壁に断熱材を設置して建物の省エネ化を実現する外断熱事業を12年に渡り取り組み、病院・福祉施設・オフィスビル・住宅など、1200件の外断熱建築に携わってきました。
外断熱の利用により、魔法瓶のように施設を包むことで、冷暖房効率を高め省エネを実現するため、空調設備の利用料金を無断熱に比べ約7割に抑えられ、施設内の快適性を維持しながら『節電対策』を実施することが可能です。
『外壁落下リスクの回避』と『建物の省エネルギー化』を同時に、かつ低コストで実現するために、東邦レオでは、RC建築物の外断熱導入における国内トップシェアのコスト優位性を活かし、既存外壁の剥落防止と外断熱工法が一体となった『エクセル外断熱ピンネット工法』を開発し、6月13日より発売いたします。
『エクセル外断熱ピンネット工法』では、外壁剥落の防止に最も有効とされる全面改修工法のピンネット工法と外断熱を併用することで、躯体が受ける熱的な影響を軽減し、長期にわたって建物を健全な状態に維持し、省エネルギー化を実現します。主な特徴は以下の4点です。
◆ 特徴
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1.タイル剥落防止機能
外壁タイル剥落防止に用いるピンネット工法は、繊維ネットと樹脂ポリマーセメントモルタル、専用アンカーピン(SUS)により、建物の全面に渡り既存外壁層を固定し一体化します。
2.高品質・低価格でピンネット工法+外断熱を一体化
外断熱国内トップシェアのコスト優位性を最大限に活かし、使用する部材を自社開発することで、大幅なコストダウンを図りました。また工法導入時にタイルなどの外装材を撤去する必要がないため、撤去費用がかからず建築廃材の発生を極力抑えることができます。
3.躯体保護と省エネ効果
外断熱は、外側から躯体全体を覆い、長期に渡って建物の耐久性を確保します。方向により躯体表面は年間およそ60℃の温度差を受けますが、外断熱を施すことにより温度差は15℃(伸縮量1/4)内外に低減できます。自社調べによると、外断熱は無断熱の建物に比べ約3割近く電気代を省くことができます。室内温度の安定は、結露やカビを防ぎ、健康で快適な環境をつくりだします。
4.補助金活用が可能
『エクセル外断熱ピンネット工法』は断熱改修を併せて行うため、条件を満たすことにより、住宅へはエコポイント制度、非住宅の建物へは国土交通省の省エネ改修補助事業などの省エネ関係の助成金を受けることができます。国土交通省の「建築物省エネ改修推進事業」では、躯体の断熱化に重点が置かれ、省エネ改修費用の三分の一が補助対象となります(補助限度額5,000万円)。
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『エクセル外断熱ピンネット工法』の価格は15,000円/m2から(税別。下地調査、仮説足場、事前処理含まず)となります。施工後は10年間保証制度により、当該部に不備が発生した場合に無償で補修対応いたします。販売目標として3年後には売上げ10億円(年間)を目指します。
外壁の点検やリニューアルの時期をむかえる建物の所有者にとって、『エクセル外断熱ピンネット工法』は建物の安全性と省エネ対策を同時に実施でき、健康的な住環境を作り出すことができます。 今後もより多くの方へ事故防止の安心と快適な室内環境を低コストで提供できるよう、サービス開発に努力して参りたいと存じます。
【関連情報:外断熱について】
http://www.ecopro.jp/
【関連情報】
・定期報告制度(国土交通省)
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/teikihoukoku/punflet.pdf
・補助金例:省エネ改修推進事業(国土交通省)
http://www.kenken.go.jp/shouenekaishu/index.html
企業情報
企業名 | 東邦レオ株式会社 |
---|---|
代表者名 | 橘 俊夫 |
業種 | 未選択 |
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