自己判断による服薬傾向と残薬処理の現状が顕著に 「処方薬の飲み残しに関する意識・実態調査2016」
漢方デスク株式会社(代表:葉山 茂一)は、処方薬の飲み残しに関する意識・実態調査を、全国の10代~60代の男女633人を対象に行いました。その結果、処方薬について医師、薬剤師、看護師から説明を受けて理解できていて、指示通りに服用している人は全体の9割程度占めるにもかかわらず、自己判断で処方薬の服用量を減らしたり服用を中止したことがあるのは全体の6割程度に上ることが判明しました。また、処方薬を飲み残してしまった人の割合は全体の半数以上で、風邪やインフルエンザなどの急性疾患のお薬が多数を占め、西洋薬が大半であることも分かりました。さらに、処方薬を飲み忘れることに問題無いと感じている人とリスクがあると感じている人が二分され、飲み忘れた処方薬を体調が悪くなったら再度服用すると多数回答していることから、自己判断による服用傾向の認められる現状が読み取れます。
漢方デスク株式会社
- !2016年7月11日 13時
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