日本僑報社、最新刊の『日中文化DNA解読―心理文化の深層構造の視点から』、今月下旬から発売へ

日本僑報社7月8日の発表によると、北京大学尚会鵬教授の代表著作『日中文化DNA解読―心理文化の深層構造の視点から』が、今月下旬から発売することが決まった。日本語の翻訳は、日本女子大学の谷中信一教授(文学部)が担当された。

日本僑報社、最新刊の『日中文化DNA解読―心理文化の深層構造の視点から』、今月下旬から発売へ

 

日本僑報社7月8日の発表によると、北京大学尚会鵬教授の代表著作『日中文化DNA解読―心理文化の深層構造の視点から』が、今月下旬から発売することが決まった。日本語の翻訳は、日本女子大学の谷中信一教授(文学部)が担当された。

 

中国人と日本人の違いとは何なのか?本書では経済や政治など時代によって移り変わる表層ではなく普段は気づくことのない文化の根本部分、すなわち文化のDNAに着目しそれを解読する。政治や経済から距離をおいて両国を眺めてみれば、連綿と連なる文化のDNAが現代社会の中で様々な行為や現象に影響をあたえていることが分かる。文化学者としての客観的な視点と豊富な知識から日本人と中国人の文化を解説した本書は中国、台湾でロングセラーとなり多くの人に愛されている。昨今の皮相な日本論、中国論とは一線を画す名著。

 

■著者紹介、尚 会鵬(しょう かいほう)北京大学国際関係学院教授、1953年12月河南省開封県生まれ。1978年上海外国語学院卒業。1981年北京大学研究生院卒業、歴史修士学位取得。主に、日本とインドの社会文化、心理文化学、比較文化、及び文化と国際関係の研究に従事する。主要著作に『インド文化史』(1998)、『カーストとヒンドゥー教社会』(2001)、『中日文化衝突と理解の事例研究』(共著2004)、『心理文化学要義:大規模文明社会比較研究の理論と方法』(2013)等。

 

■訳者紹介、谷中 信一(やなか しんいち)日本女子大学教授、1948年東京生まれ。1972年早稲田大学法学部卒業後、同文学部東洋哲学専攻、同大学院修士課程、同博士課程後期修了。博士(文学)学位取得。主に、古代中国思想史の研究に従事する。主要編著書に、『日本中国『管子』関係論文文献総目索引』(早稲田大学出版部一九八九)、『晏子春秋』上・下巻(明治書院 2000、2001)、『楚地出土資料と古代中国文化』(汲古書院 2002)、『出土資料と漢字文化圏』(汲古書院 2001)、『齊地の思想文化の展開と古代中国の形成』(汲古書院 2007)、『『老子』経典化過程の研究』(汲古書院 2015)、『先秦秦漢中国思想史研究』(上海古籍出版社 2015)。



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代表者名 段躍中
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