会員企業838社で2168名の学生・生徒を受け入れ 中同協がインターンシップ受け入れについて調査
中小企業家同友会全国協議会(略称:中同協、所在地:東京都豊島区南大塚3-39-14 大塚南ビル2F、会長:赤石義博)では、今年度、19都道府県、838社で学生及び教員のインターンシップを受け入れました。受け入れ企業数は前年度比14%増となっています。
報道機関各位
プレスリリース
2006年11月20日
中小企業家同友会全国協議会
会長 赤石義博
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会員企業838社で2168名の学生・生徒を受け入れ
中同協がインターンシップ受け入れについて調査
http://www.doyu.jp/topics/inturn.html/
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中小企業家同友会全国協議会(略称:中同協、所在地:東京都豊島区南大塚
3-39-14 大塚南ビル2F、会長:赤石義博)では、今年度、19都道府県、838社
で学生及び教員のインターンシップを受け入れました。受け入れ企業数は前年
度比14%増となっています。
中小企業家同友会が今年度実施したインターンシップの詳細は、次のとおり
です。
■調査結果
*実施同友会数 19都道府県の同友会
*受け入れ企業数 838社
*研修学生・生徒数 2,168名(把握のできていない2県分は除く)
内訳 大学57校(専門学校等3校含む)443名
高校38校 1,508名
中学6校 217名
*研修教員数 16名(長野市立東北中学校)
*参加企業の感想
・若い人の素直な姿勢が、自分たちの日ごろの仕事に対する気持ちを新たに
するきっかけとなった
・社内スタッフでは思いもつかないような問題点を指摘された
・研修生から「ぜひ就職したい」との声があった。新卒採用の練習として
有効
・中途採用ばかりのわが社では、全社員が刺激を受けた。日常の教育は、
社員に任せていたが、営業、現場共に予想以上の教育を行っていたことに
びっくりしている。
・今年で3年目、毎年楽しみ、職員も喜んでいるように見受けられる。まじ
めでとてもよい子たちだったが、世間に出たら飯が食えるのだろうかとの
頼りなさも持ち合わせていた。
・学生の前向きに取り組む姿に、創業した頃の思いを忘れているのではない
かと自分自身が反省した。ものづくりだけでなく「人づくり」の手助けが
できたのではないかと思っている。
*参加学生の感想
・中小企業があこがれの存在になった
・大学で学んだ知識がどのような場面で役に立つのかを実際に学んだ
・視野が狭く、焦りを感じていた自分に冷静に就職先を選ぶ大切さ、意味を
教えてもらった
・地域に感謝されるやりがいのある企業で働きたい
・大学では習わない「基盤産業」の大切さを社長から学んだ
・営業=訪問販売でいかに客をその気にさせるか、というイメージがあった
が、まったく違っていた。お客様に対するスタンスは社員それぞれ違う
が、大きな方向性では統一されていた。
調査対象:47都道府県の中小企業家同友会
調査時:2006年10月24日〜31日
<地域全体で人材育成を>
中小企業家同友会では、中小企業で働く魅力を伝え、地域全体で人材育成を
していこうとの視点から、インターンシップの受け入れに取り組んでいます。
そのため、単に中小企業の現場を体験するだけでなく、経営者と学生が語り合
う場を大切にしながら、学生の学びを深めています。最近では、事前学習が
重視されるようになり、経営者、社員による「働くとはどういうことか」「中
小企業と地域とのかかわり」などの講義や、経営者や学生が少人数のグループ
をつくって討論を行うなど、工夫しています。宮崎同友会では、宮崎大学の
学生を受け入れるにあたり、3講の講義を会員企業が担当しました。
<インターンシップの新たなスタイルの模索>
研修期間は、大学生1〜2週間、高校生3〜5日間、中学生2日間が一般的とな
っている中、より多くの学びを学生・生徒が得られるようにと、さまざまな
工夫が見られます。
北海道同友会帯広支部では、実践型インターンシップとして、経営者、教員
のアドバイスを受けながら高校生自らが商品をつくり、宣伝し、販売もする発
表展示販売会を行いました(9校51名、20社の参加、8〜10月にかけて実施)。
また、愛媛同友会では、「教育・雇用」一貫型のインターンシップとして、
愛媛県若年者就職支援センター事業の一貫で、中小企業論の講義や企業評価
などを通して、経営者と学生がその企業の未来の経営について共に考えるなか
で、若者の職業選択の幅を広げるプログラムを愛媛大学法文学部と協力し、
今月から開始します(来年2月まで実施、第1回目は11月25日、愛媛大学内法文
学部大講義室にて)。
東京同友会品川支部では、立正大学経営学部3、4年生の学生100名と経営者50
名が混合でチームを組み、模擬企業を立ち上げ、ビジネスゲームを行う産学
交流プロジェクトが予定されています(11月24日、立正大学にて)。ゲームを
通して、学生にビジネス、経営者を肌で感じてもらい、企業は若者の考え方を
つかむことが目的です。
<教職員もインターンシップを>
同友会では、インターンシップが企業の経営革新の契機となることはもちろ
ん、中小企業に対する正しい認識を学生・生徒、父母、教師に広め、共に学び
育ち合う環境をつくりながら地域を変革していくものとしても考えています。
長野同友会では、「労使が共に学び、育ちあう人間集団づくりの姿勢は、
学校教育でも共通点が見いだせるはずであり、中小企業の地域社会に果たす
役割を知ってもらいたい」と、2004年から長野市立東北中学校の教員の職場
体験学習の受け入れを行っています。今年度は16名の教員が会員企業で学び
ました。教員側は、「教員自身が人との接し方や仕事に対する心構えなど視野
を広げ、教師としての生き方を見つめ直し、今後の生徒指導に役立てたい」
としています。
こうした直接的な教員の受け入れ以外にも、事前・事後研修への参加や準備
段階での会員企業とのグループ討論などを行っており、今年度は計49名の教職
員と共に学びあいました。今後、長野以外の地域でも、教職員の職業体験を広
めていく予定です。
【中小企業家同友会全国協議会とは】
1.中同協の概要
中小企業家同友会全国協議会(中同協)は、全国都道府県の中小企業家同友
会による協議体です。
・中小企業家同友会の創立 1957年4月26日 日本中小企業家同友会(現東京
中小企業家同友会)として東京で創立
・全国協議会の結成 1969年11月17日五同友会(東京・大阪・名古屋・福岡・
神奈川)会員数700名弱で結成 会長 赤石義博 ?森山塗工 会長
・加盟企業数(2006年11月現在)
47都道府県
会員39,000企業経営者
平均企業規模・従業員数30名・資本金1,500万円
2.同友会の性格
同友会は、任意団体であり中小企業家が自主的に参加し、手作りの運営を
心がけ、中小企業家のあらゆる要望に応えて活動するという特色があります。
また、同友会は、考え方や、社会的立場、業種、企業規模にとらわれず、
大いに見聞をひろめ、企業の繁栄をめざそうとする中小企業家であれば誰でも
入会できます。
会の財政は入会金、会費を中心とした会員からの収入で成立っています。
政治にたいする同友会の姿勢は、会の目的を達成するために、どの政党とも
わけへだてなく接触しますが、会としては特定の政党と特別な関係をもたない
ようにします。会員個人の思想・信条の自由は当然のこととして保障されて
います。
3.同友会の3つの目的
1.同友会は、ひろく会員の経験と知識を交流して、企業の自主的近代化と
強じんな経営体質をつくることをめざします。(良い会社をつくろう)
2.同友会は、中小企業家が自主的な努力によって、相互に資質を高め、知識
を吸収し、これからの経営者に要求される総合的な能力を身につけること
をめざします。(良い経営者になろう)
3.同友会は、他の中小企業団体とも提携して、中小企業をとりまく社会・
経済・政治的な環境を改善し、中小企業の経営を守り安定させ、日本経済
の自主的・平和的な繁栄をめざします。(良い経営環境をつくろう)
【本件の連絡先】
中小企業家同友会全国協議会(中同協)
専務幹事 国吉昌晴
担当者 中同協事務局 平田、大輪田
Tel 03-5953-5721 FAX 03-5953-5720
e-mail information@doyu.jp URL:http://www.doyu.jp/
〒170-0005 東京都豊島区南大塚3-39-14 大塚南ビル2F
以 上
プレスリリース
2006年11月20日
中小企業家同友会全国協議会
会長 赤石義博
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会員企業838社で2168名の学生・生徒を受け入れ
中同協がインターンシップ受け入れについて調査
http://www.doyu.jp/topics/inturn.html/
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中小企業家同友会全国協議会(略称:中同協、所在地:東京都豊島区南大塚
3-39-14 大塚南ビル2F、会長:赤石義博)では、今年度、19都道府県、838社
で学生及び教員のインターンシップを受け入れました。受け入れ企業数は前年
度比14%増となっています。
中小企業家同友会が今年度実施したインターンシップの詳細は、次のとおり
です。
■調査結果
*実施同友会数 19都道府県の同友会
*受け入れ企業数 838社
*研修学生・生徒数 2,168名(把握のできていない2県分は除く)
内訳 大学57校(専門学校等3校含む)443名
高校38校 1,508名
中学6校 217名
*研修教員数 16名(長野市立東北中学校)
*参加企業の感想
・若い人の素直な姿勢が、自分たちの日ごろの仕事に対する気持ちを新たに
するきっかけとなった
・社内スタッフでは思いもつかないような問題点を指摘された
・研修生から「ぜひ就職したい」との声があった。新卒採用の練習として
有効
・中途採用ばかりのわが社では、全社員が刺激を受けた。日常の教育は、
社員に任せていたが、営業、現場共に予想以上の教育を行っていたことに
びっくりしている。
・今年で3年目、毎年楽しみ、職員も喜んでいるように見受けられる。まじ
めでとてもよい子たちだったが、世間に出たら飯が食えるのだろうかとの
頼りなさも持ち合わせていた。
・学生の前向きに取り組む姿に、創業した頃の思いを忘れているのではない
かと自分自身が反省した。ものづくりだけでなく「人づくり」の手助けが
できたのではないかと思っている。
*参加学生の感想
・中小企業があこがれの存在になった
・大学で学んだ知識がどのような場面で役に立つのかを実際に学んだ
・視野が狭く、焦りを感じていた自分に冷静に就職先を選ぶ大切さ、意味を
教えてもらった
・地域に感謝されるやりがいのある企業で働きたい
・大学では習わない「基盤産業」の大切さを社長から学んだ
・営業=訪問販売でいかに客をその気にさせるか、というイメージがあった
が、まったく違っていた。お客様に対するスタンスは社員それぞれ違う
が、大きな方向性では統一されていた。
調査対象:47都道府県の中小企業家同友会
調査時:2006年10月24日〜31日
<地域全体で人材育成を>
中小企業家同友会では、中小企業で働く魅力を伝え、地域全体で人材育成を
していこうとの視点から、インターンシップの受け入れに取り組んでいます。
そのため、単に中小企業の現場を体験するだけでなく、経営者と学生が語り合
う場を大切にしながら、学生の学びを深めています。最近では、事前学習が
重視されるようになり、経営者、社員による「働くとはどういうことか」「中
小企業と地域とのかかわり」などの講義や、経営者や学生が少人数のグループ
をつくって討論を行うなど、工夫しています。宮崎同友会では、宮崎大学の
学生を受け入れるにあたり、3講の講義を会員企業が担当しました。
<インターンシップの新たなスタイルの模索>
研修期間は、大学生1〜2週間、高校生3〜5日間、中学生2日間が一般的とな
っている中、より多くの学びを学生・生徒が得られるようにと、さまざまな
工夫が見られます。
北海道同友会帯広支部では、実践型インターンシップとして、経営者、教員
のアドバイスを受けながら高校生自らが商品をつくり、宣伝し、販売もする発
表展示販売会を行いました(9校51名、20社の参加、8〜10月にかけて実施)。
また、愛媛同友会では、「教育・雇用」一貫型のインターンシップとして、
愛媛県若年者就職支援センター事業の一貫で、中小企業論の講義や企業評価
などを通して、経営者と学生がその企業の未来の経営について共に考えるなか
で、若者の職業選択の幅を広げるプログラムを愛媛大学法文学部と協力し、
今月から開始します(来年2月まで実施、第1回目は11月25日、愛媛大学内法文
学部大講義室にて)。
東京同友会品川支部では、立正大学経営学部3、4年生の学生100名と経営者50
名が混合でチームを組み、模擬企業を立ち上げ、ビジネスゲームを行う産学
交流プロジェクトが予定されています(11月24日、立正大学にて)。ゲームを
通して、学生にビジネス、経営者を肌で感じてもらい、企業は若者の考え方を
つかむことが目的です。
<教職員もインターンシップを>
同友会では、インターンシップが企業の経営革新の契機となることはもちろ
ん、中小企業に対する正しい認識を学生・生徒、父母、教師に広め、共に学び
育ち合う環境をつくりながら地域を変革していくものとしても考えています。
長野同友会では、「労使が共に学び、育ちあう人間集団づくりの姿勢は、
学校教育でも共通点が見いだせるはずであり、中小企業の地域社会に果たす
役割を知ってもらいたい」と、2004年から長野市立東北中学校の教員の職場
体験学習の受け入れを行っています。今年度は16名の教員が会員企業で学び
ました。教員側は、「教員自身が人との接し方や仕事に対する心構えなど視野
を広げ、教師としての生き方を見つめ直し、今後の生徒指導に役立てたい」
としています。
こうした直接的な教員の受け入れ以外にも、事前・事後研修への参加や準備
段階での会員企業とのグループ討論などを行っており、今年度は計49名の教職
員と共に学びあいました。今後、長野以外の地域でも、教職員の職業体験を広
めていく予定です。
【中小企業家同友会全国協議会とは】
1.中同協の概要
中小企業家同友会全国協議会(中同協)は、全国都道府県の中小企業家同友
会による協議体です。
・中小企業家同友会の創立 1957年4月26日 日本中小企業家同友会(現東京
中小企業家同友会)として東京で創立
・全国協議会の結成 1969年11月17日五同友会(東京・大阪・名古屋・福岡・
神奈川)会員数700名弱で結成 会長 赤石義博 ?森山塗工 会長
・加盟企業数(2006年11月現在)
47都道府県
会員39,000企業経営者
平均企業規模・従業員数30名・資本金1,500万円
2.同友会の性格
同友会は、任意団体であり中小企業家が自主的に参加し、手作りの運営を
心がけ、中小企業家のあらゆる要望に応えて活動するという特色があります。
また、同友会は、考え方や、社会的立場、業種、企業規模にとらわれず、
大いに見聞をひろめ、企業の繁栄をめざそうとする中小企業家であれば誰でも
入会できます。
会の財政は入会金、会費を中心とした会員からの収入で成立っています。
政治にたいする同友会の姿勢は、会の目的を達成するために、どの政党とも
わけへだてなく接触しますが、会としては特定の政党と特別な関係をもたない
ようにします。会員個人の思想・信条の自由は当然のこととして保障されて
います。
3.同友会の3つの目的
1.同友会は、ひろく会員の経験と知識を交流して、企業の自主的近代化と
強じんな経営体質をつくることをめざします。(良い会社をつくろう)
2.同友会は、中小企業家が自主的な努力によって、相互に資質を高め、知識
を吸収し、これからの経営者に要求される総合的な能力を身につけること
をめざします。(良い経営者になろう)
3.同友会は、他の中小企業団体とも提携して、中小企業をとりまく社会・
経済・政治的な環境を改善し、中小企業の経営を守り安定させ、日本経済
の自主的・平和的な繁栄をめざします。(良い経営環境をつくろう)
【本件の連絡先】
中小企業家同友会全国協議会(中同協)
専務幹事 国吉昌晴
担当者 中同協事務局 平田、大輪田
Tel 03-5953-5721 FAX 03-5953-5720
e-mail information@doyu.jp URL:http://www.doyu.jp/
〒170-0005 東京都豊島区南大塚3-39-14 大塚南ビル2F
以 上
企業情報
企業名 | 中小企業家同友会全国協議会 |
---|---|
代表者名 | 鋤柄 修 |
業種 | 未選択 |