シンガポールで行われる国際アートフェア「Art Stage Singapore 2013」(1/24~1/27)に、チームラボが新作「Nirvana」を出展
シンガポールで開催され、23ヶ国のギャラリーやアーティストが集結する国際アートフェア「Art Stage Singapore 2013」に、チームラボが新作「Nirvana」を出展。2013年1月24日(木)から27日(日)までの4日間、「Ikkan Art Gallery」ブースで体験できます。
文化芸術都市化を進める政策などの後押しもあり、近年アートシーンが活気に満ちているシンガポールで、2013年1月24日(木)から27日(日)までの4日間、23ヶ国から130のギャラリー、600人のアーティストが集結する国際アートフェア「Art Stage Singapore 2013」が開催されます。その会期中、開催国シンガポールから参加する「Ikkan Art Gallery」のブースに、チームラボが新作「Nirvana」を展示します。
「Nirvana」は、江戸時代の日本画「鳥獣花木図屏風」や「樹花鳥獣図屏風」をモチーフにしたアート作品です。何重にも連なった無数の升目で構成されるアニメーションを、FHD(フルハイビジョン)ディスプレイ8面という圧倒的な解像度で表現します。
▼ 作品詳細
≪Nirvana≫
teamLab, 2013, アニメーション, 6min 20sec (9:16 x 8)
http://www.team-lab.net/all/pickup/nirvana.html
「鳥獣花木図屏風」や「樹花鳥獣図屏風」をモチーフにしたアート作品。
伊藤若冲(1716 - 1800)は、近世日本の画家の一人。江戸時代中期の京にて活躍した絵師。 若冲は、升目画などと呼ばれる、画面全体を数万もの枡の形に区切って、升目ごとに彩色する特異な表現方法を残している。それは、どこか、コンピュータの性能の制約でできあがったデジタル表現のドット絵に通ずるところがある。若冲の升目画は、西陣織(京都西陣で織られる伝統的工芸品の高級絹織物)の制作工程のためにあった正絵に触発されたか、もしくは西陣織を織るために描かれたのではないかとの説がある。 ドット絵も、美術的な理由ではなく、機能的理由で生まれたのだが、機能的理由がなくなった現在でも、表現の一方法として愛されている。若冲の升目画に、直感的に感じるデジタル感とは、そんなことなのかもしれない。
升目ごとに彩色した特異な表現は、1つの升目ごとに何種類かの色彩によって四角の中に四角が描かれており、印象主義や点描主義よりも以前から、視覚混合の光学現象を知っていて表現しているかのように思える。
全体を見た時の、視覚混合による鮮やかに輝く色彩。近くで凝視した時の、細かい升目ごとに何重にも四角の中に四角を描いたディーテールのおもしろさ。画角上の升目が動かない中で、空間が動くことによって何重にも細かく描かれた升目の中の四角の色が変化していくという新しい表現。そういうものを、FHD(フルハイビジョン)の8倍の解像度による圧倒的情報量のアニメーションで、表現した。
▼ イベント詳細
Art Stage Singapore 2013
http://www.artstagesingapore.com/
会場: シンガポール Marina Bay Sands Convention and Exhibition Centre
( http://www.marinabaysands.com/Singapore-Conventions/ )
住所: 10 Bayfront Avenue, Singapore 018956, Singapore
期間: 2013年1月24日(木)~1月27日(日)
開場時間:
平日: 12:00~19:00
土曜: 11:00~19:00
日曜: 11:00~18:00
23ヶ国から130のギャラリー、600人のアーティストが集結する、アジア最大級の国際アートフェア。
▼ Ikkan Art Gallery
http://ikkan-art.com/
住所:Ikkan Art Gallery, 39 Keppel Road, #01-05, Artspace@Helutrans, Tanjong Pagar Distripark, Singapore
Mail:info@ikkan-art.com
Tel:+65 9088 7056
1982年にニューヨークで創業したイッカン・アート・インターナショナル社(代表:眞田一貫)が、2011年5月にシンガポールに設立した画廊。戦後現代アートの巨匠から最先端現代アーティストまで幅広く、美術館クオリティの作品を世界に向けて発信している。
2012年には「エクスペリエンス・マシーン」展を開催し、チームラボも二作品を展示。Louise Blouin Media社の「Artinfo」が決定する、2012年にシンガポールで開催された全ての美術展の中のベスト4に選ばれた。
▼ 同時開催
上記イベントの3日目となる2013年1月26日(土)より、シンガポール高島屋前で行われる沖縄県主催の観光促進事業イベント「OKINAWA, A side of Japan you've never seen...」にて、teamLabCameraを展示します。
期間:2013年1月26日(土)~2月24日(日)
会場:オーチャード・ロード、Ngee Ann City高島屋前公共スペース
住所:391 Orchard Road, Ngee Ann City, Singapore 238872
主催:沖縄県
協力:日本政府観光局シンガポール事務所(JNTO)、シンガポール政府観光局(STB)
公式サイト: http://www.jnto.org.sg/okinawa (1月25日オープン予定)
「teamLabCamera」は、自動的に撮影を行うFacebook連動型のデジタルサイネージです。サイネージの前に立ち、撮影ボタンを押すと、自動的に撮影が始まり、様々な加工を施された画像が、特設Facebookページにアップロードされます。今回は、沖縄風のデザイン3種の中から好きなものを選び、画像を加工することができます。
teamLabCamera
http://www.team-lab.net/all/pickup/teamlabcamera01.html
■チームラボとは
プログラマ・エンジニア(プログラマ、UIエンジニア、DBエンジニア、アーキテクチャー、ネットワークエンジニア、ロボットエンジニア、コンピュータビジョンエンジニア、ソフトウェアアーキテクト)、数学者、建築家、Webデザイナー、グラフィックデザイナー、CGアニメーター、絵師、編集者など、情報社会のさまざまなものづくりのスペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団。
<主な実績>
『百年海図巻』と『チームラボハンガー』が文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品(11)に選出。『美術手帖(6月号)』にて、pixivと共に特集記事が掲載(11)。大晦日の第62回NHK紅白歌合戦で、嵐メドレーの演出を担当(11)。フランス「LAVAL VIRTUAL」にて『世界はこんなにもやさしく、うつくしい』を展示し、「建築・芸術・文化賞」賞を受賞(12)。国立台湾美術館にて、「We are the future」展を開催(12)。明治神宮外苑で行われた「TOKYO DESIGNERS WEEK2012」にて、企業とのコラボレーション含む3作品を展示(12)。シンガポールで行われた「SIGGRAPH Asia 2012」に、「Graffiti@Google」を展示(12)。2013年1月24日から27日にかけて、シンガポールで開催される国際アートフェア「Art Stage Singapore 2013」に、新作「Nirvana」を展示。2013年1月26日から2月24日までの30日間、沖縄県がシンガポールの繁華街オーチャード・ロードで開催する「OKINAWA, A side of Japan you've never seen...」にて「teamLabCamera」を展示。また、「ヴィレッジヴァンガード」(http://vvstore.jp/)や「ラヴィジュール」(https://www.ravijour.com/)などのECサイトも共同運営(12)。
チームラボ株式会社
http://www.team-lab.com/
チームラボ作品紹介
http://www.team-lab.net/
「Nirvana」は、江戸時代の日本画「鳥獣花木図屏風」や「樹花鳥獣図屏風」をモチーフにしたアート作品です。何重にも連なった無数の升目で構成されるアニメーションを、FHD(フルハイビジョン)ディスプレイ8面という圧倒的な解像度で表現します。
▼ 作品詳細
≪Nirvana≫
teamLab, 2013, アニメーション, 6min 20sec (9:16 x 8)
http://www.team-lab.net/all/pickup/nirvana.html
「鳥獣花木図屏風」や「樹花鳥獣図屏風」をモチーフにしたアート作品。
伊藤若冲(1716 - 1800)は、近世日本の画家の一人。江戸時代中期の京にて活躍した絵師。 若冲は、升目画などと呼ばれる、画面全体を数万もの枡の形に区切って、升目ごとに彩色する特異な表現方法を残している。それは、どこか、コンピュータの性能の制約でできあがったデジタル表現のドット絵に通ずるところがある。若冲の升目画は、西陣織(京都西陣で織られる伝統的工芸品の高級絹織物)の制作工程のためにあった正絵に触発されたか、もしくは西陣織を織るために描かれたのではないかとの説がある。 ドット絵も、美術的な理由ではなく、機能的理由で生まれたのだが、機能的理由がなくなった現在でも、表現の一方法として愛されている。若冲の升目画に、直感的に感じるデジタル感とは、そんなことなのかもしれない。
升目ごとに彩色した特異な表現は、1つの升目ごとに何種類かの色彩によって四角の中に四角が描かれており、印象主義や点描主義よりも以前から、視覚混合の光学現象を知っていて表現しているかのように思える。
全体を見た時の、視覚混合による鮮やかに輝く色彩。近くで凝視した時の、細かい升目ごとに何重にも四角の中に四角を描いたディーテールのおもしろさ。画角上の升目が動かない中で、空間が動くことによって何重にも細かく描かれた升目の中の四角の色が変化していくという新しい表現。そういうものを、FHD(フルハイビジョン)の8倍の解像度による圧倒的情報量のアニメーションで、表現した。
▼ イベント詳細
Art Stage Singapore 2013
http://www.artstagesingapore.com/
会場: シンガポール Marina Bay Sands Convention and Exhibition Centre
( http://www.marinabaysands.com/Singapore-Conventions/ )
住所: 10 Bayfront Avenue, Singapore 018956, Singapore
期間: 2013年1月24日(木)~1月27日(日)
開場時間:
平日: 12:00~19:00
土曜: 11:00~19:00
日曜: 11:00~18:00
23ヶ国から130のギャラリー、600人のアーティストが集結する、アジア最大級の国際アートフェア。
▼ Ikkan Art Gallery
http://ikkan-art.com/
住所:Ikkan Art Gallery, 39 Keppel Road, #01-05, Artspace@Helutrans, Tanjong Pagar Distripark, Singapore
Mail:info@ikkan-art.com
Tel:+65 9088 7056
1982年にニューヨークで創業したイッカン・アート・インターナショナル社(代表:眞田一貫)が、2011年5月にシンガポールに設立した画廊。戦後現代アートの巨匠から最先端現代アーティストまで幅広く、美術館クオリティの作品を世界に向けて発信している。
2012年には「エクスペリエンス・マシーン」展を開催し、チームラボも二作品を展示。Louise Blouin Media社の「Artinfo」が決定する、2012年にシンガポールで開催された全ての美術展の中のベスト4に選ばれた。
▼ 同時開催
上記イベントの3日目となる2013年1月26日(土)より、シンガポール高島屋前で行われる沖縄県主催の観光促進事業イベント「OKINAWA, A side of Japan you've never seen...」にて、teamLabCameraを展示します。
期間:2013年1月26日(土)~2月24日(日)
会場:オーチャード・ロード、Ngee Ann City高島屋前公共スペース
住所:391 Orchard Road, Ngee Ann City, Singapore 238872
主催:沖縄県
協力:日本政府観光局シンガポール事務所(JNTO)、シンガポール政府観光局(STB)
公式サイト: http://www.jnto.org.sg/okinawa (1月25日オープン予定)
「teamLabCamera」は、自動的に撮影を行うFacebook連動型のデジタルサイネージです。サイネージの前に立ち、撮影ボタンを押すと、自動的に撮影が始まり、様々な加工を施された画像が、特設Facebookページにアップロードされます。今回は、沖縄風のデザイン3種の中から好きなものを選び、画像を加工することができます。
teamLabCamera
http://www.team-lab.net/all/pickup/teamlabcamera01.html
■チームラボとは
プログラマ・エンジニア(プログラマ、UIエンジニア、DBエンジニア、アーキテクチャー、ネットワークエンジニア、ロボットエンジニア、コンピュータビジョンエンジニア、ソフトウェアアーキテクト)、数学者、建築家、Webデザイナー、グラフィックデザイナー、CGアニメーター、絵師、編集者など、情報社会のさまざまなものづくりのスペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団。
<主な実績>
『百年海図巻』と『チームラボハンガー』が文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品(11)に選出。『美術手帖(6月号)』にて、pixivと共に特集記事が掲載(11)。大晦日の第62回NHK紅白歌合戦で、嵐メドレーの演出を担当(11)。フランス「LAVAL VIRTUAL」にて『世界はこんなにもやさしく、うつくしい』を展示し、「建築・芸術・文化賞」賞を受賞(12)。国立台湾美術館にて、「We are the future」展を開催(12)。明治神宮外苑で行われた「TOKYO DESIGNERS WEEK2012」にて、企業とのコラボレーション含む3作品を展示(12)。シンガポールで行われた「SIGGRAPH Asia 2012」に、「Graffiti@Google」を展示(12)。2013年1月24日から27日にかけて、シンガポールで開催される国際アートフェア「Art Stage Singapore 2013」に、新作「Nirvana」を展示。2013年1月26日から2月24日までの30日間、沖縄県がシンガポールの繁華街オーチャード・ロードで開催する「OKINAWA, A side of Japan you've never seen...」にて「teamLabCamera」を展示。また、「ヴィレッジヴァンガード」(http://vvstore.jp/)や「ラヴィジュール」(https://www.ravijour.com/)などのECサイトも共同運営(12)。
チームラボ株式会社
http://www.team-lab.com/
チームラボ作品紹介
http://www.team-lab.net/
企業情報
企業名 | チームラボ株式会社 |
---|---|
代表者名 | 猪子 寿之 |
業種 | ネットサービス |
コラム
チームラボ株式会社の
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