映画館「TKPシアター柏 supported by KINEJUN」にて東日本震災関連映画の特集上映　及び、被災地・陸前高田市の写真展を開催

映画の老舗出版社、株式会社キネマ旬報社の子会社、株式会社キネマ旬報DD（本社：東京都港区、代表取締役社長：清水勝之、以下当社）が、平成25年2月2日にオープンした映画館『TKPシアター supported by KINEJUN』は、東日本大震災から２年経った今、改めて映画館で出来ることを考え、震災に関連するドキュメンタリー映画の特集上映と、どなたでもご覧いただける被災地・陸前高田市の方々の写真展を開催することといたしました。震災のショックを風化させないためにも、多くの方にご覧いただきたく、貴社媒体でお取り上げいただきますようお願い申し上げます。

＜特集上映及び、陸前高田市写真展開催期間：2013年3月9日（土）～3月22日（金）＞

【異なる視点から描いたドキュメンタリー映画を特集上映】

　『TKPシアター supported by KINEJUN』は上記の期間中、東日本大震災に関連するドキュメンタリー映画を上映いたします。上映作品と内容は下記の通りです。
（内容はWEBサイト『KINENOTE』 http://www.kinenote.com/ の作品解説より）

・舩橋淳監督作品『フタバから遠く離れて　Ｎｕｃｌｅａｒ　Ｎａｔｉｏｎ』
2011年3月11日の東日本大震災後、福島第一原発の事故により、町全体が丸ごと移住した福
島県双葉町の9ヵ月間に密着したドキュメンタリー。監督は 「谷中暮色」の舩橋淳。
（2012年公開　上映時間96分）
・松林要樹監督作品『相馬看花　第一部　奪われた土地の記憶』
　2011年3月11日の東日本大震災以降、津波と放射能汚染と強制退去で様変わりした福島県南相馬市の人々の姿を捉えるドキュメンタリー。監督は「311」の松林要樹。
（2012年公開　上映時間109分）
・岩淵弘樹監督作品『サンタクロースをつかまえて』
　東日本大震災で被災した仙台が初めて迎えた、2011年12月のクリスマスの様子をファンタジックに捉えたドキュメンタリー。監督は「遭難フリーター」の岩淵弘樹。
（2012年公開　上映時間80分）
・鎌仲ひとみ監督作品『ミツバチの羽音と地球の回転』
上関原発計画に向き合う祝島の島民と、スウェーデンで持続可能な社会を構築する取り組みを行う人々の両面から現代のエネルギー問題を描き出すドキュメンタリー。監督は「六ヶ所村ラプソディー」の鎌仲ひとみ。
（2011年公開　上映時間135分）

【被災地・陸前高田市の写真展】

　当映画館のオープンスペースにて『陸前高田市の方々の写真の展示会』を開催いたします。こちらの写真展は、映画のチケットを購入されていない皆様にもご覧いただけるよう、どなたでも閲覧いただけるオープンスペースにて開催いたします。
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東日本大震災から二年が経とうとしています。
復興への道のりはまだ遠いにもかかわらず、記憶から忘れ去られてきています。
大津波が押し寄せる写真、震災直後から現在までの歩み、そして今の陸前高田の様子や美しかった陸前高田の写真と被災後の比較写真など30数点の写真を展示させて頂きます。
陸前高田市 戸羽太市長は、
「どうか被災地を忘れないでください。被災地に足を運んでいただき、被災者に声をかけていただくこと、見て感じてそれを周りの方へ伝えていただくこと、そしてこの震災の教訓、反省を活かし備えていただくこと、それが大きな支援に、被災者の心の支援へとつながっていくと感じております。」と語っています。
この写真展を通して被災地に想いを寄せ、陸前高田の復興を見守り続けて頂ければ幸いです。

後援：陸前高田市（予定）、NPO法人陸前高田市支援連絡協議会AidTAKATA