日本企業と外資系企業の顧客獲得・維持力の比較に関する調査結果
企業が存続する上で不可欠となる顧客獲得・維持力。当社が実施した日本企業と外資系企業との比較調査において、両者の間に43ポイントも格差が生じていることが判明しました。
プレスリリース 発信日 2007/1/17
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日本企業と外資系企業の顧客獲得・維持力の比較に関する調査結果
企業に不可欠な顧客獲得・維持力において
日本企業と外資系企業に51ポイントの格差があることが判明
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
当プレスリリース資料(無料)はご自由にご利用頂くことができます。
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マーケティング・コンサルティングを手掛けるT&Mシステムズ株式会社
(代表取締役社長:肥田高志、本社:愛知県名古屋市中区)は、大手企業
から中小の日本企業及び外資系企業、それぞれ約400社を対象に、当社が
独自に開発した企業に最も不可欠な力である「顧客獲得・維持力」に関す
る電話調査を実施しました。
調査結果によると、顧客を獲得及び維持するために最も重要だと考える業務
を「顧客の満足度を高める顧客サービスの開発及び維持」、とする外資系企
業の平均ポイントが154ポイント(満点:200ポイント)であったのに対して、
多くの企業が「ターゲットを絞った効率的な広告活動」と回答した日本企業
が103ポイントと、実に51ポイントの格差が生じていることが判明しました。
マーケティングを広告と勘違いしている日本企業が外資系企業の戦略に圧倒
されていることを象徴する調査結果であったと言えます。
■顧客を獲得及び維持するために最も重要だと考える業務
〜広告こそがマーケティングと勘違いしている日本企業〜
顧客を起点とした発想である外資系企業に対して、日本企業は企業を起点と
しており、未だに企業の思想を顧客に押し付けるというプロダクト・アウト
の文化が未だに根強いことが読み取れました。
・日本企業
1位:ターゲットを絞った効率的な広告活動
2位:マス広告やWeb広告による継続的な宣伝活動
3位:製品・サービスに関する品質向上活動
・外資系企業
1位:顧客の満足度を高める顧客サービスの開発及び維持
2位:顧客のタイミングに合致した販売活動
3位:顧客の意識に自社ブランドを近づけるブランディング活動
■顧客獲得・維持力
〜日本企業と外資系企業に51ポイントの格差〜
ポイントの比較以上に顕著であったことが、顧客獲得・維持力を測定するた
めに必要となるマーケティングの専門的な質問について、日本企業の担当者
が内容を理解するまでに外資系の担当者に比べてかなりの時間を要したとい
う点です。
この事象は、マーケティングを理解していない日本企業と熟知している外資
系企業の間に大きなポイント格差が生じるのは当然である、ということを象
徴する出来事でした。
・日本企業
最高:182ポイント 最低:40ポイント 平均:103ポイント
・外資系企業
最高:200ポイント 最低:85ポイント 平均:154ポイント
※顧客獲得・維持力の最高は200ポイント。
■総評
価格とグローバルなブランド力を武器にして、日本に参入してきた外資系企
業は次なる武器を顧客サービスにシフトしている中、日本企業は大手の数社
を除き、依然として品質や広告を重視する製造大国という旧態文化に固執し
ているということが浮き彫りになりました。
モノによる差別化は脆く崩れやすいということを外資系企業は良く知ってお
ります。日本企業もグローバル競争を意識してはいるものの、その方策を理
解しておらず、掛け声だけに終わっているのが実態であると言えます。
モノを中心とした考え方を改め、顧客起点による発想やサービス重視の体質
へと真剣に改善する必要があり、このような顧客を置き去りにした企業起点
の発想こそが、腐敗した企業文化を作り出す、ということを実感することが
できました。(了)
┌─「顧客獲得・維持力」について────────────────┐
顧客獲得・維持力とは、企業が存続する上で不可欠な力であり、当社
が考案した14個の質問に回答するだけで簡単に測定することができる
企業診断の新たな指標として脚光を浴びております。
測定については、Webサイトにより簡単に実施することができます。
◆http://tm-systems.co.jp/measure.html
┌─本件に関するお問合せ先───────────────────┐
本件に関するご質問やご感想をお待ちしております。
本件に関する詳細資料(無料)のご提供もしておりますので、ご希望の
方はお気軽にご連絡ください。
T&Mシステムズ株式会社
広報室 肥田 (ひだ)
E-mail: info@tm-systems.co.jp
TEL : 052-269-3633
FAX : 052-269-3632
┌─T&Mシステムズ株式会社について ───────────────┐
2006年4月設立のソフトウェアテクノロジーと独自のマーケティング
理論を融合させたHybrid Marketing Solution Company。
顧客獲得・維持力、ブランド力や顧客ロイヤリティなどを効果的に測
定する独自の診断に加え、次世代型ミステリーショッパーとして注目
を浴びているダブルショッパー、顧客獲得率を向上させ顧客離脱率を
低減する日本の最新セールススタイルであるSPO手法などを開発する。
「企業と市場を結ぶ成功への架け橋」を企業コンセプトとして、その
役割を今後とも積極的に推進していきます。
┌─会社概要──────────────────────────┐
1. 会 社 名 T&Mシステムズ株式会社
2. 代 表 者 肥田 高志
3. 設 立 2006年4月4日
4. 資 本 金 1,000万円
5. 業務内容 マーケティング及びセールス・コンサルティング、
ソフトウェア開発
6. 所 在 地 名古屋市中区新栄2-2-24あいちベンチャーハウス1階
TEL: 052-269-3633 FAX: 052-269-3632
7. WebSite http://tm-systems.co.jp/
以 上
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日本企業と外資系企業の顧客獲得・維持力の比較に関する調査結果
企業に不可欠な顧客獲得・維持力において
日本企業と外資系企業に51ポイントの格差があることが判明
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当プレスリリース資料(無料)はご自由にご利用頂くことができます。
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マーケティング・コンサルティングを手掛けるT&Mシステムズ株式会社
(代表取締役社長:肥田高志、本社:愛知県名古屋市中区)は、大手企業
から中小の日本企業及び外資系企業、それぞれ約400社を対象に、当社が
独自に開発した企業に最も不可欠な力である「顧客獲得・維持力」に関す
る電話調査を実施しました。
調査結果によると、顧客を獲得及び維持するために最も重要だと考える業務
を「顧客の満足度を高める顧客サービスの開発及び維持」、とする外資系企
業の平均ポイントが154ポイント(満点:200ポイント)であったのに対して、
多くの企業が「ターゲットを絞った効率的な広告活動」と回答した日本企業
が103ポイントと、実に51ポイントの格差が生じていることが判明しました。
マーケティングを広告と勘違いしている日本企業が外資系企業の戦略に圧倒
されていることを象徴する調査結果であったと言えます。
■顧客を獲得及び維持するために最も重要だと考える業務
〜広告こそがマーケティングと勘違いしている日本企業〜
顧客を起点とした発想である外資系企業に対して、日本企業は企業を起点と
しており、未だに企業の思想を顧客に押し付けるというプロダクト・アウト
の文化が未だに根強いことが読み取れました。
・日本企業
1位:ターゲットを絞った効率的な広告活動
2位:マス広告やWeb広告による継続的な宣伝活動
3位:製品・サービスに関する品質向上活動
・外資系企業
1位:顧客の満足度を高める顧客サービスの開発及び維持
2位:顧客のタイミングに合致した販売活動
3位:顧客の意識に自社ブランドを近づけるブランディング活動
■顧客獲得・維持力
〜日本企業と外資系企業に51ポイントの格差〜
ポイントの比較以上に顕著であったことが、顧客獲得・維持力を測定するた
めに必要となるマーケティングの専門的な質問について、日本企業の担当者
が内容を理解するまでに外資系の担当者に比べてかなりの時間を要したとい
う点です。
この事象は、マーケティングを理解していない日本企業と熟知している外資
系企業の間に大きなポイント格差が生じるのは当然である、ということを象
徴する出来事でした。
・日本企業
最高:182ポイント 最低:40ポイント 平均:103ポイント
・外資系企業
最高:200ポイント 最低:85ポイント 平均:154ポイント
※顧客獲得・維持力の最高は200ポイント。
■総評
価格とグローバルなブランド力を武器にして、日本に参入してきた外資系企
業は次なる武器を顧客サービスにシフトしている中、日本企業は大手の数社
を除き、依然として品質や広告を重視する製造大国という旧態文化に固執し
ているということが浮き彫りになりました。
モノによる差別化は脆く崩れやすいということを外資系企業は良く知ってお
ります。日本企業もグローバル競争を意識してはいるものの、その方策を理
解しておらず、掛け声だけに終わっているのが実態であると言えます。
モノを中心とした考え方を改め、顧客起点による発想やサービス重視の体質
へと真剣に改善する必要があり、このような顧客を置き去りにした企業起点
の発想こそが、腐敗した企業文化を作り出す、ということを実感することが
できました。(了)
┌─「顧客獲得・維持力」について────────────────┐
顧客獲得・維持力とは、企業が存続する上で不可欠な力であり、当社
が考案した14個の質問に回答するだけで簡単に測定することができる
企業診断の新たな指標として脚光を浴びております。
測定については、Webサイトにより簡単に実施することができます。
◆http://tm-systems.co.jp/measure.html
┌─本件に関するお問合せ先───────────────────┐
本件に関するご質問やご感想をお待ちしております。
本件に関する詳細資料(無料)のご提供もしておりますので、ご希望の
方はお気軽にご連絡ください。
T&Mシステムズ株式会社
広報室 肥田 (ひだ)
E-mail: info@tm-systems.co.jp
TEL : 052-269-3633
FAX : 052-269-3632
┌─T&Mシステムズ株式会社について ───────────────┐
2006年4月設立のソフトウェアテクノロジーと独自のマーケティング
理論を融合させたHybrid Marketing Solution Company。
顧客獲得・維持力、ブランド力や顧客ロイヤリティなどを効果的に測
定する独自の診断に加え、次世代型ミステリーショッパーとして注目
を浴びているダブルショッパー、顧客獲得率を向上させ顧客離脱率を
低減する日本の最新セールススタイルであるSPO手法などを開発する。
「企業と市場を結ぶ成功への架け橋」を企業コンセプトとして、その
役割を今後とも積極的に推進していきます。
┌─会社概要──────────────────────────┐
1. 会 社 名 T&Mシステムズ株式会社
2. 代 表 者 肥田 高志
3. 設 立 2006年4月4日
4. 資 本 金 1,000万円
5. 業務内容 マーケティング及びセールス・コンサルティング、
ソフトウェア開発
6. 所 在 地 名古屋市中区新栄2-2-24あいちベンチャーハウス1階
TEL: 052-269-3633 FAX: 052-269-3632
7. WebSite http://tm-systems.co.jp/
以 上
企業情報
企業名 | T&Mシステムズ株式会社 |
---|---|
代表者名 | 肥田 高志 |
業種 | 未選択 |
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