「肌の乾燥」を気にする女性は9割…冬の東京は「サハラ砂漠」並み!?ポイントは“内側からのケア”と“皮膚保水力のアップ” 乾燥肌大国・日本の救世主は『アロエベラ』
冬が近づくにつれて気になる「肌の乾燥」。日本は高温多湿な国といわれますが、サハラ砂漠と同じくらいしか雨が降らず、非常に乾燥する時期もあります。
そこで今回、トレンド総研(東京都渋谷区)では、この「肌の乾燥」をテーマに、20~50代の女性500名を対象としたアンケート調査を実施。また、肌のケアに詳しいビューティジャーナリスト・木更容子氏へのインタビューを実施しました。木更氏によると、肌の乾燥対策においては、「外側からのケア」で乾燥から皮膚を“守る”と同時に、「内側からのケア」で皮膚の保水力を“育てる”ことが大切なのだそうです。
そんな「内側からのケア」について、管理栄養士・柴田真希氏にもインタビューを行ない、肌のうるおいを保つ食事や、食事からの栄養を吸収する腸について伺いました。さらに、肌に作用する具体的な食材として「アロエ」、「雑穀」、「ぬか漬け」をあげ、それぞれについてお話いただきました。
なかでも、「内側」から肌をケアする食品として、今回トレンド総研が注目したのが「アロエ」です。「アロエ」には皮膚の水分量をアップさせる働きがあることが、近年の研究結果で明らかになっています。今回のレポートでは、同研究を実施した森永乳業株式会社の研究者への取材をもとに、「アロエ」の中でも特に食用として用いられる『アロエベラ』の、乾燥対策における有用性についてもご紹介してまいります。
▼調査結果サマリー
【1:調査結果】 日本人女性500名に調査 ~乾燥肌大国・日本の実態が明らかに~
【2:専門家インタビュー】 ビューティジャーナリスト・木更容子氏が語る、「肌の乾燥対策」のポイント
【3:専門家インタビュー】 管理栄養士・柴田真希氏が「食事と肌のうるおい」について解説
【4:研究結果紹介】 臨床試験で明らかになった『アロエベラ』の有用性
1.日本人女性500名に調査 ~乾燥肌大国・日本の実態が明らかに~
◆つっぱり、化粧のりの悪さ、かゆみ・・・日本人女性の9割が「肌の乾燥が気になる」
秋から冬にかけて、日本は非常に乾燥します。空気の乾燥度合いは、空気中に含まれる水分量により決まります。その水分量に大きく影響するのが降水量です。そこで、日本の乾燥度合いを知るために、降水量について調べました。一例として、東京について調べると、冬には、降水量は大きく減ります。ここ数年で最も降水量が少なかった2011年1月には、月間降水量は3.5mmであったように、ほとんど雨が降らない月もあるほどです(※1)。乾燥している地域と言えば、世界最大の砂漠地帯・サハラ砂漠といった例があげられますが、サハラ砂漠に位置するアルジェリア・タマンラセットの平均的な月間降水量、3.4mm(※2)とほとんど変わらない値です。こうしてみると、日本の乾燥度合いが分かるのではないでしょうか。
また、多くの人が感じる乾燥はこれだけにとどまりません。冬によく使われるエアコン。寒い季節のマストアイテムですが、一般的に、加湿せずに部屋を暖めると、その分湿度は下がります。それは「室温を5℃上げると、湿度は10%下がる」と言われるほどです。そう考えると、冬の日本で感じている乾燥は、ある意味、サハラ砂漠以上とも言えるかもしれません。
※1:気象庁「日本の標準気象データ(東京都の降水量)」より
※2:msn天気予報「平均値と観測史上の記録気温・降水量」より
そして、空気が乾燥すると気になるのが「肌の乾燥」です。今回の調査ではまず、女性たちに「肌の乾燥が気になるかどうか」を質問。その結果、90%と大多数の女性が「肌の乾燥」を気にしていることがわかりました。また、乾燥を気にしている女性のうち、約3人に1人は「特定の季節に、肌の乾燥について悩む」と回答。具体的に乾燥に悩むタイミングとしては、1位「冬になって空気が乾燥した時」(85%)、2位「暖房を使う季節になって部屋が乾燥した時」(42%)が上位となりました。空気が乾燥し、暖房の利用も増えるこれからの季節は、より対策が必要な時期と言えそうです。
なお、「肌が乾燥した際の症状」として、「つっぱる」(44%)、「化粧のりが悪くなる」(42%)、「かゆくなる」(40%)、「粉をふく」(40%)などが多い結果に。また、こうした「肌の乾燥症状」を感じる具体的な場面としては、「お風呂から上がって化粧水をつける間につっぱる。(40歳・神奈川県)」、「ファンデーションを塗った時に粉がふいてしまう。(36歳・愛媛県)」、「エアコンや暖房で乾燥し、肌がかゆくなる。(24歳・北海道)」などがあがりました。女性たちが、日常のあらゆる場面において、肌の乾燥を気にしている様子がうかがえます。
また、「肌の乾燥」にまつわるエピソードについて聞いたところ、「ママ友の前で、子どもに『顔に粉がついているよ』 と言われた。(36歳・福井県)」、「電車の中であくびをしたら口元の皮がむけ、前に座っていた女性に、唇から出血していると指摘されてしまった。(45歳・神奈川県)」などの声があがりました。肌が乾燥していることで、恥ずかしい思いをしたことがある女性も多いようです。
◆女性たちの乾燥対策…「外側からのケア」に力を入れる女性が多く、「内側からのケア」ができている人は少数派
それでは、女性たちはこうした「肌の乾燥」に対して、どのような対策を行なっているのでしょうか。「現在行なっている乾燥ケア」について聞いたところ、「保湿力の高い基礎化粧品を使う」(64%)、「クリームを塗る」(46%)、「マスクやパックをする」(28%)など、肌に直接スキンケア製品などを塗る“外側からのケア”が上位を占め、「普段食べる食べ物に気を遣う」(9%)など“内側からのケア”を行なっている人は少数派という結果に。
そこで、こうしたケア方法の偏りの理由を探るために、「効果的な方法が分からないケア」について聞いたところ、「内側からのケア(食生活などによるインナーケア)」をあげた人は約3人に1人。これは、「外側からのケア(アウターケア)」の12%を21ポイントも上回る結果です。前段では、実際に行なっているという人が少なかった“内側からのケア”ですが、その背景にはどういったケアが効果的な方法かわからないといった女性たちの悩みがあるようです。
[調査概要] ・調査対象:20~50代の日本人女性 500名 (※年代別に均等割付) ・調査期間:2013年9月12日(木)~17日(火)
・調査方法:インターネット調査 ・調査実施機関:楽天リサーチ株式会社
2.ビューティジャーナリスト・木更容子氏に聞く、肌の乾燥ケアのポイントとは!?
◆「外側からのケア」で乾燥から皮膚を“守る”と同時に、「内側からのケア」で皮膚の保水力を“育てる”
◆細胞は普段口にする食べ物で作られる…「内側からのケア」、ポイントは毎日の食事
3.管理栄養士・柴田真希氏が「食事と肌のうるおい」について解説
◆肌のうるおいを保つ食事とは…鍵をにぎるのは「腸」
◆肌のうるおいを保つオススメ食材3選!「アロエ」、「雑穀」、「ぬか漬け」
4. 長年アロエを研究する、メーカー研究者が語るアロエのチカラとは!?
◆「塗る」だけでなく、「食べる」ことでも保湿効果が期待できる『アロエベラ』
◆臨床試験でも有用性が実証・・・皮膚水分量の増加することを確認
そんな「内側からのケア」について、管理栄養士・柴田真希氏にもインタビューを行ない、肌のうるおいを保つ食事や、食事からの栄養を吸収する腸について伺いました。さらに、肌に作用する具体的な食材として「アロエ」、「雑穀」、「ぬか漬け」をあげ、それぞれについてお話いただきました。
なかでも、「内側」から肌をケアする食品として、今回トレンド総研が注目したのが「アロエ」です。「アロエ」には皮膚の水分量をアップさせる働きがあることが、近年の研究結果で明らかになっています。今回のレポートでは、同研究を実施した森永乳業株式会社の研究者への取材をもとに、「アロエ」の中でも特に食用として用いられる『アロエベラ』の、乾燥対策における有用性についてもご紹介してまいります。
▼調査結果サマリー
【1:調査結果】 日本人女性500名に調査 ~乾燥肌大国・日本の実態が明らかに~
【2:専門家インタビュー】 ビューティジャーナリスト・木更容子氏が語る、「肌の乾燥対策」のポイント
【3:専門家インタビュー】 管理栄養士・柴田真希氏が「食事と肌のうるおい」について解説
【4:研究結果紹介】 臨床試験で明らかになった『アロエベラ』の有用性
1.日本人女性500名に調査 ~乾燥肌大国・日本の実態が明らかに~
◆つっぱり、化粧のりの悪さ、かゆみ・・・日本人女性の9割が「肌の乾燥が気になる」
秋から冬にかけて、日本は非常に乾燥します。空気の乾燥度合いは、空気中に含まれる水分量により決まります。その水分量に大きく影響するのが降水量です。そこで、日本の乾燥度合いを知るために、降水量について調べました。一例として、東京について調べると、冬には、降水量は大きく減ります。ここ数年で最も降水量が少なかった2011年1月には、月間降水量は3.5mmであったように、ほとんど雨が降らない月もあるほどです(※1)。乾燥している地域と言えば、世界最大の砂漠地帯・サハラ砂漠といった例があげられますが、サハラ砂漠に位置するアルジェリア・タマンラセットの平均的な月間降水量、3.4mm(※2)とほとんど変わらない値です。こうしてみると、日本の乾燥度合いが分かるのではないでしょうか。
また、多くの人が感じる乾燥はこれだけにとどまりません。冬によく使われるエアコン。寒い季節のマストアイテムですが、一般的に、加湿せずに部屋を暖めると、その分湿度は下がります。それは「室温を5℃上げると、湿度は10%下がる」と言われるほどです。そう考えると、冬の日本で感じている乾燥は、ある意味、サハラ砂漠以上とも言えるかもしれません。
※1:気象庁「日本の標準気象データ(東京都の降水量)」より
※2:msn天気予報「平均値と観測史上の記録気温・降水量」より
そして、空気が乾燥すると気になるのが「肌の乾燥」です。今回の調査ではまず、女性たちに「肌の乾燥が気になるかどうか」を質問。その結果、90%と大多数の女性が「肌の乾燥」を気にしていることがわかりました。また、乾燥を気にしている女性のうち、約3人に1人は「特定の季節に、肌の乾燥について悩む」と回答。具体的に乾燥に悩むタイミングとしては、1位「冬になって空気が乾燥した時」(85%)、2位「暖房を使う季節になって部屋が乾燥した時」(42%)が上位となりました。空気が乾燥し、暖房の利用も増えるこれからの季節は、より対策が必要な時期と言えそうです。
なお、「肌が乾燥した際の症状」として、「つっぱる」(44%)、「化粧のりが悪くなる」(42%)、「かゆくなる」(40%)、「粉をふく」(40%)などが多い結果に。また、こうした「肌の乾燥症状」を感じる具体的な場面としては、「お風呂から上がって化粧水をつける間につっぱる。(40歳・神奈川県)」、「ファンデーションを塗った時に粉がふいてしまう。(36歳・愛媛県)」、「エアコンや暖房で乾燥し、肌がかゆくなる。(24歳・北海道)」などがあがりました。女性たちが、日常のあらゆる場面において、肌の乾燥を気にしている様子がうかがえます。
また、「肌の乾燥」にまつわるエピソードについて聞いたところ、「ママ友の前で、子どもに『顔に粉がついているよ』 と言われた。(36歳・福井県)」、「電車の中であくびをしたら口元の皮がむけ、前に座っていた女性に、唇から出血していると指摘されてしまった。(45歳・神奈川県)」などの声があがりました。肌が乾燥していることで、恥ずかしい思いをしたことがある女性も多いようです。
◆女性たちの乾燥対策…「外側からのケア」に力を入れる女性が多く、「内側からのケア」ができている人は少数派
それでは、女性たちはこうした「肌の乾燥」に対して、どのような対策を行なっているのでしょうか。「現在行なっている乾燥ケア」について聞いたところ、「保湿力の高い基礎化粧品を使う」(64%)、「クリームを塗る」(46%)、「マスクやパックをする」(28%)など、肌に直接スキンケア製品などを塗る“外側からのケア”が上位を占め、「普段食べる食べ物に気を遣う」(9%)など“内側からのケア”を行なっている人は少数派という結果に。
そこで、こうしたケア方法の偏りの理由を探るために、「効果的な方法が分からないケア」について聞いたところ、「内側からのケア(食生活などによるインナーケア)」をあげた人は約3人に1人。これは、「外側からのケア(アウターケア)」の12%を21ポイントも上回る結果です。前段では、実際に行なっているという人が少なかった“内側からのケア”ですが、その背景にはどういったケアが効果的な方法かわからないといった女性たちの悩みがあるようです。
[調査概要] ・調査対象:20~50代の日本人女性 500名 (※年代別に均等割付) ・調査期間:2013年9月12日(木)~17日(火)
・調査方法:インターネット調査 ・調査実施機関:楽天リサーチ株式会社
2.ビューティジャーナリスト・木更容子氏に聞く、肌の乾燥ケアのポイントとは!?
◆「外側からのケア」で乾燥から皮膚を“守る”と同時に、「内側からのケア」で皮膚の保水力を“育てる”
◆細胞は普段口にする食べ物で作られる…「内側からのケア」、ポイントは毎日の食事
3.管理栄養士・柴田真希氏が「食事と肌のうるおい」について解説
◆肌のうるおいを保つ食事とは…鍵をにぎるのは「腸」
◆肌のうるおいを保つオススメ食材3選!「アロエ」、「雑穀」、「ぬか漬け」
4. 長年アロエを研究する、メーカー研究者が語るアロエのチカラとは!?
◆「塗る」だけでなく、「食べる」ことでも保湿効果が期待できる『アロエベラ』
◆臨床試験でも有用性が実証・・・皮膚水分量の増加することを確認
企業情報
企業名 | トレンド総研 |
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代表者名 | ---- |
業種 | その他サービス |
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