日本初、プログラミング科目必修かつクラウド活用の広域通信制高校「コードアカデミー高等学校」2014年4月開校。生徒募集開始。

長野県を中心に教育事業を行う総合教育機関、学校法人 信学会は、日本初のプログラミング(コード)を必修科目としクラウドを活用した広域通信制高校「コードアカデミー高等学校」の正式認可を受けたことにともない、生徒募集を開始いたしました。「コードアカデミー高等学校」は2014年4月より開校いたします。

「読み、書き、そろばん、プログラミング(コード)」

オンラインによる場所や時間に捕らわれない通信制ならではの

授業体制で引きこもりや不登校にも対応。

ICT時代にふさわしい人間形成と幅広い人材育成を目指す。


長野県を中心に教育事業を行う総合教育機関、学校法人 信学会(本拠:長野県、理事長市川雅朗 http://shingakukai.or.jp/ )は、申請中だった日本初のプログラミング(コード)科目を必修とし、かつクラウドを活用した広域通信制高校「コードアカデミー高等学校」( http://code.ac.jp )の正式認可を受けたことにともない、生徒募集を開始いたしました。本校は2014年4月より開校いたします。


「コードアカデミー高等学校」について

「コードアカデミー高等学校」は、ほとんどの学習をオンラインで行う広域通信制・単位制課程普通高校で、プログラミング(コード)科目を必須とし、かつクラウドを活用した日本で最初の通信制高校です。卒業に必要な74単位のうち50単位程度は国語や数学など高等学校の必修科目とし、残りの20単位程度はプログラミング教育に振り向ける予定となっています。また、グーグルの教育機関向けグループウエア「Google Apps for Education」を採用し、テキストや動画を含む教材および課題・レポートの大半を「Googleドックス」によるオンラインで行います。加えて、各自がオンラインで事前に予習を行い、その後「Googleハングアウト」(テレビ会議)などでのライブ授業を行う「反転授業」を基本としています。


「コードアカデミー高等学校」の特徴

1 一般教養としてこれからの時代に必要な“コード脳”を鍛えるプログラミング必修科目

プログラミングを学ぶことで「問題を適切なサイズに分解する能力」「問題の原因を切り分けて素早く解決する能力」「間違うことをためらわず、間違いを直せる能力」「途中で問題があっても直せる能力」を養います。またプログラミング未経験者でも初歩から学べるよう、1年目は基礎的な思考を身に付けられるような簡単な言語を教材とし、その後、オブジェクト指向を学び、さらにiOSやAndroidなどに対応したより実務的な言語を学べるように配慮しています。


2 面接指導などは「Googleハングアウト」(テレビ電話)で実施

生徒と先生との直接のコミュニケーションは「Googleハングアウト」のいわゆるテレビ電話で行います。また、同様に各科目の解説や参考資料もビデオで視聴できるため生徒は自宅などで学習をします。視聴レポートを提出することでスクーリングでの「面接指導」の代替とします。一般的な通信制高校では難しかった対面指導を可能にしています。


3 オンラインによる通信制高校

学校より送られてくる添削課題を自宅学習します。一般的に通信制高校は郵送による課題提出でしたが、本校はオンラインのため、より生徒のペースで好きな時間に好きな場所で学習できます。さらに、メールやチャット、SNSを利用した質問にも対応しているのでコミュニケーションが苦手な生徒でも学びやすさに配慮しています。生徒は、決められた74単位以上の修得で普通高校の資格を取ることができます。


4 オンライン教育ならではの反転授業を実施

新しい学習方法として世界的に注目されている反転授業を行います。反転授業は新たな学習内容を自宅やオンラインでの予習で行い、実際の授業時間ではこれまで宿題とされていた課題について教師が個々の生徒に合わせた指導を与えたり、生徒同士が協働しながら課題に取り組む形態の授業のことです。オンラインで事前に課題や参考資料を生徒が好きな時間に確認し、授業ではそれの解決と学びあいを行うことでより優れた成果を目指します。


5 「Google Apps for Education」によるキャンパスのクラウド化

授業、テキスト、課題、添削などはクラウド化します。グーグルの教育機関向けグループウエア「Google Apps for Education」を全面的に採用。時間割は「Googleカレンダー」、日々の連絡は「Gメール」、授業は「Google+」「Googleドックス」「YouTube」、課題提出と資料の保管には「Googleドライブ」を使います。


6 IT企業との共同プロジェクトや特別講義を予定

IT企業などで活躍している現役のエンジニアなどを特別講師として招聘し、実体験に基づく講座などを予定しています。加えてIT企業との産学協同のプロジェクトを通じて実践力を養います。


7 IT企業への就職、起業、大学への進学の進路指導

授業を通じた現役ITエンジニアとの交流を中心に生徒一人ひとりにキャリアパスを示します。ITエンジニアとしての就職の他に、在学中および卒業後の起業、大学への進学など幅広い選択ができるように配慮しています。また、本学を運営する学校法人信学会は駿台提携の大学受験予備校も運営しており、その進路指導に関するノウハウも活用します。


本校設立の背景には、ICTが企業、家庭、個人のいずれにおいてもインフラとなっている一方で、ICTに対する包括的な理解や社会に対する人材供給が現実に追いついていないという社会問題の解決が挙げられます。加えて、ソーシャルメディアでの炎上やクラウドでのセキュリティ管理などの面で顕在化してきたリテラシーにおける教育が不足しているという現実があります。また、引きこもりや不登校でもインターネットを通じたコミュニケーションなら大丈夫という生徒も多くいると考えられ、そうした生徒に対するフォローも課題として議論されています。本校は、こうした社会情勢をかんがみ、信学会と信学会が資本提携している株式会社キャスタリアで学校設計を行いました。なお、キャスタリア取締役のITジャーナリスト松村太郎が本校の副校長に就任し、ICT教育をリードいたします。


本校は「デジタルで学ぶ」「デジタルを学ぶ」をコンセプトに「プログラム(コード)が書ける人を育てる」をミッションとしています。これまでの「読み、書き、そろばん」から「読み、書き、そろばん、プログラミング(コード)」の教育を実施いたします。専門的な職種への就職を目指すのみならず、普段触れているスマートフォンアプリやインターネットといったテクノロジーへの理解を深めるとともに、実務としても教養としてもプログラミング(コード)的思考を理解することにより、柔軟かつ幅広い思考力が身についた実生活での諸問題の解決力を持つ人間を育みます。


学校名   :学校法人 信学会 広域通信制・単位制課程普通科 コードアカデミー高等学校

ウェブサイト: http://code.ac.jp

所在地   :〒386-0012 長野県上田市中央1-2-21

入学対象者 :本校の教育区域である東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、長野県に在住の方

      [新入学]2014年3月に中学校卒業見込みの方/中学校を卒業した後、高校に入学していない方

      [編入学]すでに高校を退学している方

      [転入学]他の高校に在籍中で転校してくる方

定員    :収容定員240人

入学試験  :「課題作文」または「成果物の提出」での入学試験を実施。

       入学時点でのプログラミング技術は問いません。

入学時期  :年2回、前期入学4月、後期入学10月

入学金・学費:入学金100,000円

       授業料1単位あたり10,000円(年間25単位の履修だと250,000円/年)

       教育充実費が50,000円/年

       ※その他に履修科目ごとに科目書代などの教材費、スクーリング宿泊費がかかります。

       ※「高等学校就学支援金制度」などを利用可能。


コードアカデミー高等学校プレスリリースPDF


キャスタリア株式会社について

キャスタリア株式会社(本店:長野県長野市、本社:東京都港区南青山、代表取締役:山脇智志)は「モバイル&ソーシャル」をコンセプトに、企業内教育向けプラットフォーム「goocus pro」などのソリューション開発を行っています。コンテンツ配信を行う企業/学校と個人の間で、学びを通じた新たなコミュニケーション創出と価値向上に貢献しています。

URL→ http://www.castalia.co.jp/


学校法人信学会について

学校法人信学会(事務局:長野市南県町、理事長:市川雅朗)は長野県をベースにした学校法人です。1953年に事業を開始し、現在ではグループ全体で教職員約800名、在籍する幼児・生徒・学生数は1万6千名を数え、大学以外の学校法人では日本最大級。関係法人には、駅伝や高校野球でも有名な佐久長聖中学・高等学校もあり、グループ全体で20園の幼稚園及び保育園から3校の予備校まで幅広く教育事業を行っています。

URL→ http://shingakukai.or.jp/




企業情報

企業名 キャスタリア株式会社
代表者名 山脇智志
業種 ネットサービス

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