セーフティクリティカルなシステムに最適なDiSTI製2D/3D GUIツール「GL Studio」がTRONベースRTOS「eT-Kernel」をサポート
イーソルは、μITRONの次世代OSであるT-Kernelを拡張・改良したイーソルのリアルタイムOS「eT-Kernel」に、アメリカのDiSTI Corporationが開発・販売する2D/3D GUIツール「GL Studio」が対応したことを発表します。
2014年10月30日
報道関係者各位
イーソル株式会社
セーフティクリティカルなシステムに最適なDiSTI製2D/3D GUIツール「GL Studio」がTRONベースリアルタイムOS「eT-Kernel」をサポート
~機能安全規格対応が必要な車載、航空宇宙、医療システムなどに最適~
イーソル株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:長谷川 勝敏、以下イーソル)は、μITRONの次世代OSであるT-Kernelを拡張・改良したイーソルのリアルタイムOS「eT-Kernel」に、アメリカのDiSTI Corporation(以下DiSTI)が開発・販売する2D/3D GUIツール「GL Studio」が対応したことを本日発表します。この対応により、eT-Kernelユーザは、航空宇宙や車載、FA・産業、医療など、セーフティクリティカルなシステムの開発が求められる機器において、高い信頼性を確保しながら、先進的で洗練された2Dおよび3Dグラフィックスを実装できるようになります。
イーソルは、2014年10月30日(木)に東京コンファレンスセンター・品川で開催される「ARM Technology Symposium 2014 Japan」にて、GL Studioで作成したクラスタメータがeT-Kernel上で動作するデモを実演します。
GL Studioは、航空・宇宙機器向け電子機器や医療機器向けディスプレイパネルなどのシステムで採用実績があります。米国の航空無線技術委員会(RTCA)が、航空機ソフトウェア開発のガイドラインであるDO-178Bの中で開発したテスト網羅度MC/DC(Modified Condition/Decision Coverage)で100%を実現しており、安全性および信頼性が実証されています。GL StudioのコンパクトなOpenGLベースのランタイムライブラリにより、システムの起動時間やグラフィックのレンダリングスピードにおいて、高いパフォーマンスを実現できます。GL Studioは、オートデスク社製3ds Max(R)とアドビ社製Adobe Photoshopのファイルフォーマットとの互換性があるため、これらのグラフィックエディタツールで作成されたコンテンツを利用できます。また、マルチプラットフォームに対応し、ソフトウェア資産の流用が容易です。DiSTIは、GL Studioの自動車向け機能安全規格ISO26262の認証取得に向けた取り組みを行っています。
eT-Kernelは、μITRONのアーキテクチャと優れた性能を引き継ぎ、T-Engineフォーラムからオープンソースで提供されるリアルタイムOS T-Kernelをベースに、イーソルが独自に拡張・改良したリアルタイムOSです。eT-Kernelの優れたリアルタイム性と高い信頼性により、クラスタメータやADASなどの車載情報機器をはじめ、航空宇宙機器、FA・産業機器、医療機器など幅広い分野での多彩な採用実績があります。eT-Kernelには、Linuxと高い互換性を持つPOSIX仕様準拠リアルタイムOS「eT-Kernel/POSIX」を含む、システム規模と用途にあわせて選択できるスケーラブルな3つのプロファイルで構成されています。これにより、将来的にシリーズ製品や後継製品を開発する場合にも、ソフトウェア資産を共通化した効率的な開発ができます。
eT-Kernelは、開発ツール、各種ミドルウェア、およびプロフェッショナルサービスと統合し、ソフトウェアプラットフォーム「eT-Kernel Platform」として提供されます。eT-Kernelプラットフォームは、2014年第4四半期に、自動車向け機能安全規格ISO26262および産業機器向け機能安全規格IEC61508の第三者認証機関による認証を取得予定です。機能安全に対応済みのeT-Kernelプラットフォームを提供することで、ユーザの機能安全規格の認証にかかるコストの大幅な低減に貢献します。
DiSTI Corporation Director Global Sales Chris Giordano 様 のコメント
「GL Studio が、多彩な採用実績のあるTRONベースのeT-Kernelに対応したことを大変光栄に思います。今回の対応により、日本で最も採用されているTRONベースの組込み機器で、先進的なデザインのGUIを実装できます。さらに、航空宇宙や車載情報など、セーフティクリティカルな分野で数多く採用されているGL StudioとeT-Kernelを組み合わせて使うことで、ユーザの高信頼・高精細なグラフィック機器開発に貢献できると確信しています。」
イーソル株式会社 執行役員 エンベデッドプロダクツ事業部長 上倉 洋明 のコメント
「安全性が重視される航空機のコクピットや医療機器向けのディスプレイでの採用実績があるGL Studioを、μITRONのアーキテクチャと性能を継承するeT-Kernelを使ったシステム向けに提供できるようになりました。機能安全に対応したeT-KernelとGL Studioの組み合わせにより、自動車、FA・産業、医療などのシステムでニーズが急速に高まっている機能安全適合を実現しながら、洗練されたGUIの実装を可能にします。」
<補足資料>
▽ eT-Kernel Platform詳細:http://www.esol.co.jp/embedded/ecros.html
▽ イーソル ホームページ:http://www.esol.co.jp/
*eBinder、eParts、PrKERNEL、PrKERNELv4、PrFILE、PrCONNECT、PictDirectは、イーソル株式会社の登録商標です。
*eT-Kernel、PrUSBは、イーソル株式会社の商標です。
*TRON は"The Real-time Operating system Nucleus" の略称です。
*ITRON は "Industrial TRON" の略称です。
*μITRON は "Micro Industrial TRON" の略称です。
*TRON, ITRON, T-Engine, T-Kernel はコンピュータの仕様に対する名称であり、特定の商品ないしは商品群を指すものではありません。
*記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。
報道関係者各位
イーソル株式会社
セーフティクリティカルなシステムに最適なDiSTI製2D/3D GUIツール「GL Studio」がTRONベースリアルタイムOS「eT-Kernel」をサポート
~機能安全規格対応が必要な車載、航空宇宙、医療システムなどに最適~
イーソル株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:長谷川 勝敏、以下イーソル)は、μITRONの次世代OSであるT-Kernelを拡張・改良したイーソルのリアルタイムOS「eT-Kernel」に、アメリカのDiSTI Corporation(以下DiSTI)が開発・販売する2D/3D GUIツール「GL Studio」が対応したことを本日発表します。この対応により、eT-Kernelユーザは、航空宇宙や車載、FA・産業、医療など、セーフティクリティカルなシステムの開発が求められる機器において、高い信頼性を確保しながら、先進的で洗練された2Dおよび3Dグラフィックスを実装できるようになります。
イーソルは、2014年10月30日(木)に東京コンファレンスセンター・品川で開催される「ARM Technology Symposium 2014 Japan」にて、GL Studioで作成したクラスタメータがeT-Kernel上で動作するデモを実演します。
GL Studioは、航空・宇宙機器向け電子機器や医療機器向けディスプレイパネルなどのシステムで採用実績があります。米国の航空無線技術委員会(RTCA)が、航空機ソフトウェア開発のガイドラインであるDO-178Bの中で開発したテスト網羅度MC/DC(Modified Condition/Decision Coverage)で100%を実現しており、安全性および信頼性が実証されています。GL StudioのコンパクトなOpenGLベースのランタイムライブラリにより、システムの起動時間やグラフィックのレンダリングスピードにおいて、高いパフォーマンスを実現できます。GL Studioは、オートデスク社製3ds Max(R)とアドビ社製Adobe Photoshopのファイルフォーマットとの互換性があるため、これらのグラフィックエディタツールで作成されたコンテンツを利用できます。また、マルチプラットフォームに対応し、ソフトウェア資産の流用が容易です。DiSTIは、GL Studioの自動車向け機能安全規格ISO26262の認証取得に向けた取り組みを行っています。
eT-Kernelは、μITRONのアーキテクチャと優れた性能を引き継ぎ、T-Engineフォーラムからオープンソースで提供されるリアルタイムOS T-Kernelをベースに、イーソルが独自に拡張・改良したリアルタイムOSです。eT-Kernelの優れたリアルタイム性と高い信頼性により、クラスタメータやADASなどの車載情報機器をはじめ、航空宇宙機器、FA・産業機器、医療機器など幅広い分野での多彩な採用実績があります。eT-Kernelには、Linuxと高い互換性を持つPOSIX仕様準拠リアルタイムOS「eT-Kernel/POSIX」を含む、システム規模と用途にあわせて選択できるスケーラブルな3つのプロファイルで構成されています。これにより、将来的にシリーズ製品や後継製品を開発する場合にも、ソフトウェア資産を共通化した効率的な開発ができます。
eT-Kernelは、開発ツール、各種ミドルウェア、およびプロフェッショナルサービスと統合し、ソフトウェアプラットフォーム「eT-Kernel Platform」として提供されます。eT-Kernelプラットフォームは、2014年第4四半期に、自動車向け機能安全規格ISO26262および産業機器向け機能安全規格IEC61508の第三者認証機関による認証を取得予定です。機能安全に対応済みのeT-Kernelプラットフォームを提供することで、ユーザの機能安全規格の認証にかかるコストの大幅な低減に貢献します。
DiSTI Corporation Director Global Sales Chris Giordano 様 のコメント
「GL Studio が、多彩な採用実績のあるTRONベースのeT-Kernelに対応したことを大変光栄に思います。今回の対応により、日本で最も採用されているTRONベースの組込み機器で、先進的なデザインのGUIを実装できます。さらに、航空宇宙や車載情報など、セーフティクリティカルな分野で数多く採用されているGL StudioとeT-Kernelを組み合わせて使うことで、ユーザの高信頼・高精細なグラフィック機器開発に貢献できると確信しています。」
イーソル株式会社 執行役員 エンベデッドプロダクツ事業部長 上倉 洋明 のコメント
「安全性が重視される航空機のコクピットや医療機器向けのディスプレイでの採用実績があるGL Studioを、μITRONのアーキテクチャと性能を継承するeT-Kernelを使ったシステム向けに提供できるようになりました。機能安全に対応したeT-KernelとGL Studioの組み合わせにより、自動車、FA・産業、医療などのシステムでニーズが急速に高まっている機能安全適合を実現しながら、洗練されたGUIの実装を可能にします。」
<補足資料>
▽ eT-Kernel Platform詳細:http://www.esol.co.jp/embedded/ecros.html
▽ イーソル ホームページ:http://www.esol.co.jp/
*eBinder、eParts、PrKERNEL、PrKERNELv4、PrFILE、PrCONNECT、PictDirectは、イーソル株式会社の登録商標です。
*eT-Kernel、PrUSBは、イーソル株式会社の商標です。
*TRON は"The Real-time Operating system Nucleus" の略称です。
*ITRON は "Industrial TRON" の略称です。
*μITRON は "Micro Industrial TRON" の略称です。
*TRON, ITRON, T-Engine, T-Kernel はコンピュータの仕様に対する名称であり、特定の商品ないしは商品群を指すものではありません。
*記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。
企業情報
企業名 | イーソル株式会社 |
---|---|
代表者名 | 長谷川 勝敏 |
業種 | コンピュータ・通信機器 |
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