2007年度上期ISMS審査登録機関協議会(JISR)総会の開催

PRESS RELEASE
　　　2007年4月25日
報道機関　各位

2007年度上期情報セキュリティマネジメントシステム審査登録機関協議会（JISR）総会の開催

4月25日、ISO/IEC 27001（情報セキュリティマネジメントシステム；ISMS）、ISO/IEC 20000（情報技術サービスマネジメントシステム；ITSMS）等のマネジメントシステム審査登録機関の業界団体である「情報セキュリティマネジメントシステム審査登録機関協議会［英文呼称：Japan Association of ISMS Registration Bodies、略称；ＪＩＳＲ、代表幹事；西谷徳治（日本検査キューエイ株式会社　代表取締役社長）］」の2007年度上期総会が、日本印刷会館（東京都港区新富）で開催されました。

上期総会では、2006年度の各種の事業活動・会計監査の報告・承認並びに2007年度幹事の選出、事業方針（案）の承認が行われました。

2006年度事業報告では、?認定機関との連絡会活動、?技術委員会活動、?審査員交流活動、?ISMS審査登録制度の普及活動等について報告がありました。
特に、審査員交流活動が定着化したこと、また、普及活動については、2007年2月26日にISMSコンサルタントを対象とした「ISMSセミナー」（参加者総数；104名）をJISR単独事業として初めて開催し、審査登録機関とISMSコンサルタントとの交流を深めたことが報告されました。

2007年度の幹事体制については1機関増の6機関体制となり、代表幹事には西谷徳治氏（日本検査キューエイ株式会社代表取締役社長）が再選されました。

2007年度事業方針には、?審査登録機関の信頼性向上、?ISMS／ITSMS審査登録制度の普及、?ISMS／ITSMS審査技術の向上、というJISRの3つの基本方針及び2006年度活動成果を踏まえ、かつ、情報技術サービスマネジメント（ITSMS）も視野に入れて、次の5つの柱が方針に盛り込まれ、総会にて承認されました。
1 JISRからの積極的な発信：　 JIPDEC、JAB、JRCA、METI等関係機関とのコンタクトの強化
2 審査技術力の向上：　 技術委員会活動の充実化、審査員交流会事業の継続
3 ISMS／ITSMSの普及促進：　コンサルタント／ユーザー団体との交流の活発化
4 JISRのウェブサイト（ホームページ）の開設：　対外的な情報発信
5 JISR規約の改正：　より公正かつ円滑な運営の実現

なお、JISRの概要等につきましては、別紙（裏面）をご覧下さい。

（本件に関するお問い合わせ先）
　福田　丈雄［ＪＩＳＲ事務局（日本検査キューエイ株式会社内）］
TEL: 03-5541-2753 ／ FAX: 03-5541-2760
E-mail: jisr@jicqa.co.jp

（別紙）

○　JISRについて

情報セキュリティマネジメントシステム審査登録機関協議会（略称；ＪＩＳＲ、「ISMS審査登録機関協議会」と表記することもあり）は、日本国内で事業活動を行うISO/IEC 27001等の情報セキュリティマネジメントシステム（ISMS）規格及びISO/IEC 20000等の情報技術サービスマネジメントシステム（ITSMS）規格に関わる審査登録機関によって構成され、審査登録活動の向上に努めるとともに審査登録制度の健全な普及、発展に貢献することを目的として、2004年1月に設立された業界団体である。

現在、財団法人日本情報処理開発協会（JIPDEC）又はIAF（国際認定機関フォーラム）に加盟している認定機関に認定された国内で活動する審査登録機関23機関のうち22機関（2007年4月20日現在）がJISRに加入し、会員機関が相互に協力し、交流し、必要な事業等を行っている。
以上