ウイスキー界の「ホール・オブ・フェイム」 サントリー名誉チーフブレンダー輿水氏日本人初の殿堂入り、 「アイコンズ・オブ・ウイスキー」では山崎蒸溜所が世界一を受賞

株式会社ドリンクス・メディア・ジャパン（東京都千代田区）は、パラグラフ・パブリッシング社（英国・ノリッチ）主催のアワード「ホール・オブ・フェイム」「アイコンズ・オブ・ウイスキー2015（IOW）」の最終結果を発表致します。
本年は、3月19日（現地時間）、ロンドン　ウォルドーフ・ヒルトン・ホテルで行われた「ウイスキーライヴ・ロンドン」前夜祭にて、「WWA2015」最終結果と同時に発表されました（詳細別紙）。

ウイスキー業界の功労者を顕彰する「ホール・オブ・フェイム」には、サントリースピリッツ株式会社にてウイスキーづくりの最高責任者であるチーフブレンダーを15年務め、昨秋に退任した現名誉チーフブレンダー 輿水　精一氏が選出され、殿堂入りを果たしました。
同賞の受賞は日本ウイスキー業界初となり、輿水氏がジャパニーズウイスキー界において多大な貢献をし、「響」をはじめとする素晴らしいブランドを築き上げた功績に対して贈られました。輿水氏は2007年にも「ウイスキーアンバサダー・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされています。

IOWはウイスキー業界に多大な貢献をしたメーカー、蒸溜所、人物、小売店などを表彰するために2003年に設立されました。各12部門の審査は、業界内より提出された膨大なノミネートから、「スコットランド」「アメリカ」「その他の地域」の各部門の最優秀賞を選出。その後、3部門の中から投票によって世界最優秀の受賞者が決定します。
サントリースピリッツ株式会社　山崎蒸溜所は、「世界で最も素晴らしいウイスキーづくりを体感できる蒸溜所」として「ウイスキービジターアトラクション・オブ・ザ・イヤー」を受賞。「世界でも稀有な、多彩なウイスキーづくりのこだわりを丁寧に説明」「有料試飲ではそれらの違いを感じられる原酒のテイスティングが可能」「ウイスキーの楽しみ方を学べる特別な経験を提供」といった点に加え、スタッフの知識やホスピタリティなども高く評価され、受賞に至りました。
同蒸溜所は2006年にも日本企業として初めて「ビジターセンター・オブ・ザ・イヤー」（現在は名称を変更）、2010年にはサントリー社として「ウイスキーディスティラー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。ジャッジは、ウイスキーづくりのみならず、消費者への啓蒙活動にも大きく寄与している点を評価し、今後も更なる活躍を期待するメーカーと位置付けています。
また、今回初めて創設された「世界で最も優れたウイスキーインポーター」である「ウイスキーインポーター・オブ・ザ・イヤー」には、株式会社ウィスク・イーが選ばれました。

≪参考URL　ウイスキーマガジン・ジャパン　http://whiskymag.jp/wwa2015_final≫