セント・パクトリック・デーを制定

アイルランドにセント・パトリック・デーという祝日があり、シャムロック（三枚葉の草）を身につけ祝うことが習慣となっています。この習慣は世界に広がっており、緑色のものを身につけてパレードを行なうお祭りが各地で行なわれています。

セント・パクトリック・デーは、この動きに触発されてできました。英語表記は St. Paxtrick’s Day です。元祖同様に緑のものを身につけます。緑からイメージしうる環境・共存・平和がこの日のテーマです。新年から数えて89日目に制定した理由は、89の響きがラテン語で平和を表す「PAX」に似ていることであり、世界最古のウルトラマラソンであり、平和を祈念して開催されている南アフリカの「コムラッズマラソン」の距離が89kmであることから、「89=平和の数字」と定義づけられていることによります。

セント・パトリック・デーではシャムロックが象徴とされていますが、セント・パクトリック・デーは「PAX」にその音が似ていることから、パクチーをその象徴とします。

セント・パトリック・デーは平和について考え行動を起こす日ですが、そのスペル（pax + trick）にある通り、平和についてトリック的なことを考えることを推奨しています。つまり、宗教や政治の観点から大真面目に平和を語るのもいいのですが、そこに冗談の要素を加えるなど、例えばビックリ箱を開けたらピースサインが出るような仕掛けで「PAX」を考えてほしいと思っています。平和は誰かが作る崇高または縁遠いものではなく、自分たちのアクションでいかようにも導ける身近な存在であることを多くの人が知るきっかけにしていきます。

ポスターのダウンロードはこちら： http://beemanet.com/kyoblog/wp-content/uploads/2015/03/paxtrick-day.pdf