バテル記念研究所の子会社のブルーフィン社が米海軍に船艇調査システムMK 19を納入
バテル記念研究所の子会社であるブルーフィン・ロボティクス社は、船艇、海底、あるいは遠隔吸着した水雷の処理を目的に海中構造物などを探索・調査する新たな無人海洋探査機・MK 19を米国海軍に2015年2月に「爆破性兵器廃棄用無人船艇特定システム(EOD HULS)」として納入しました。
(報道解禁:2015年4月20日‐EDT)
米国・バテル記念研究所の子会社であるブルーフィン・ロボティクス社(以下、ブルーフィン社)は、新たな無人海洋探査機・MK 19を米国海軍に2015年2月に「爆破性兵器廃棄用無人船艇特定システム(EOD HULS)」として納入しました。MK 19は、船艇、海底、あるいは吸着した水雷の処理を目的に海中構造物などを遠隔探索・調査する海軍の能力を向上させます。
ブルーフィン社の無人海洋探査機は、最近では第二次世界大戦中に建造された大日本帝国海軍の戦艦武蔵の探索に使われ、シブヤン海における戦艦武蔵の探索に成功しています。
EOD HULSシステムは2台の探査機とサポート機材で構成されます。EOD HULSシステムの中核となる無人探査機・MK19はブルーフィン社にとって第3世代目の海洋ホバリング機になり、米海軍研究所とEODプログラムオフィスとの共同研究によって開発されました。同機は即席爆弾、船艇、埠頭や岸壁に仕掛けられた遠隔吸着水雷を探知します。
MK 19探査機の優れた点は、事前に船艇情報の入力を必要とせず、船艇ナビゲーションとコントロールだけで、ソナーによる完全な船艇の音波画像を提供可能なことです。また、本機は推進機付きの光ファイバ遠隔操作の探査機に見えますが、MK 19探査機は搭載されたバッテリーで自立的に動くことも、オペレータの遠隔操作による調査も可能です。
米海軍は今回の納入で合計10台の量産型探査機と2台のプロトタイプを所有することとなります。また、2015年中にさらに2台のシステムを追加購入する予定で、予算は15億ドルの予定です。
【ブルーフィン・ロボティックス社について 】
ブルーフィン・ロボティックス社は無人海洋探査機とバッテリーを含む海洋関連技術の設計、製造、運用をしています。1997年に設立され、国防用、産業用、研究用の無人海洋探査機の世界的リーダーへと成長しました。ブルーフィン・ロボティックスは海事技術の先駆者である米国・バテル記念研究所の完全所有子会社です。
所在地 : 553 South Street, Quincy, MA 02169
設立 : 1997年
URL : http://www.bluefinrobotics.com
【バテル記念研究所について】
バテル記念研究所は1929年に米オハイオ州で設立された世界最大規模の非営利研究機関です。設立以来、アメリカのエネルギー政策、環境政策、ホームランドセキュリティーなど、さまざまな分野で研究開発を行い、ゼロックスコピー機の事業化、コンパクトディスクやバーコード開発などの成果を上げてきました。最近では、海底に沈んでいた戦艦武蔵を発見したプロジェクトにおいて、バテル記念研究所の研究成果のひとつであるブルーフィン・ロボティックス社の無人海洋探査機が活躍しました。
所在地 : 505 King Avenue, Columbus, OH 43201
設立 : 1929年
代表者 : 代表取締役兼CEO Jeffrey Wadsworth
URL : http://battelle.org/
事業内容: 研究所の運営管理、エネルギー・環境・医療・ナショナルセエキュリティ分野などの受託研究開発
【バテルジャパン株式会社について】
バテルジャパン株式会社は、1970年より共同で新技術の研究開発や技術開発支援などを3,000件以上行ってきたバテル記念研究所と三菱商事株式会社との合弁会社として2006年に設立されました。「最先端の科学技術から、明日のビジネスイノベーションへ」をスローガンに、バテル記念研究所の研究者たちとの連携を通して日本およびアジアの官公庁や企業に科学技術とビジネス戦略の融合、世界をつなぐマーケット・デベロップメント、シーズ育成支援サービスを提供しています。
所在地:東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル17F
代表者:代表取締役 ジェラルド・ハネ
設立:2006年2月
資本金:1億円
URL:http://www.battelle-japan.co.jp
事業内容: 受託研究開発、技術開発に基づいた事業化・技術戦略提案、海外動向調査
米国・バテル記念研究所の子会社であるブルーフィン・ロボティクス社(以下、ブルーフィン社)は、新たな無人海洋探査機・MK 19を米国海軍に2015年2月に「爆破性兵器廃棄用無人船艇特定システム(EOD HULS)」として納入しました。MK 19は、船艇、海底、あるいは吸着した水雷の処理を目的に海中構造物などを遠隔探索・調査する海軍の能力を向上させます。
ブルーフィン社の無人海洋探査機は、最近では第二次世界大戦中に建造された大日本帝国海軍の戦艦武蔵の探索に使われ、シブヤン海における戦艦武蔵の探索に成功しています。
EOD HULSシステムは2台の探査機とサポート機材で構成されます。EOD HULSシステムの中核となる無人探査機・MK19はブルーフィン社にとって第3世代目の海洋ホバリング機になり、米海軍研究所とEODプログラムオフィスとの共同研究によって開発されました。同機は即席爆弾、船艇、埠頭や岸壁に仕掛けられた遠隔吸着水雷を探知します。
MK 19探査機の優れた点は、事前に船艇情報の入力を必要とせず、船艇ナビゲーションとコントロールだけで、ソナーによる完全な船艇の音波画像を提供可能なことです。また、本機は推進機付きの光ファイバ遠隔操作の探査機に見えますが、MK 19探査機は搭載されたバッテリーで自立的に動くことも、オペレータの遠隔操作による調査も可能です。
米海軍は今回の納入で合計10台の量産型探査機と2台のプロトタイプを所有することとなります。また、2015年中にさらに2台のシステムを追加購入する予定で、予算は15億ドルの予定です。
【ブルーフィン・ロボティックス社について 】
ブルーフィン・ロボティックス社は無人海洋探査機とバッテリーを含む海洋関連技術の設計、製造、運用をしています。1997年に設立され、国防用、産業用、研究用の無人海洋探査機の世界的リーダーへと成長しました。ブルーフィン・ロボティックスは海事技術の先駆者である米国・バテル記念研究所の完全所有子会社です。
所在地 : 553 South Street, Quincy, MA 02169
設立 : 1997年
URL : http://www.bluefinrobotics.com
【バテル記念研究所について】
バテル記念研究所は1929年に米オハイオ州で設立された世界最大規模の非営利研究機関です。設立以来、アメリカのエネルギー政策、環境政策、ホームランドセキュリティーなど、さまざまな分野で研究開発を行い、ゼロックスコピー機の事業化、コンパクトディスクやバーコード開発などの成果を上げてきました。最近では、海底に沈んでいた戦艦武蔵を発見したプロジェクトにおいて、バテル記念研究所の研究成果のひとつであるブルーフィン・ロボティックス社の無人海洋探査機が活躍しました。
所在地 : 505 King Avenue, Columbus, OH 43201
設立 : 1929年
代表者 : 代表取締役兼CEO Jeffrey Wadsworth
URL : http://battelle.org/
事業内容: 研究所の運営管理、エネルギー・環境・医療・ナショナルセエキュリティ分野などの受託研究開発
【バテルジャパン株式会社について】
バテルジャパン株式会社は、1970年より共同で新技術の研究開発や技術開発支援などを3,000件以上行ってきたバテル記念研究所と三菱商事株式会社との合弁会社として2006年に設立されました。「最先端の科学技術から、明日のビジネスイノベーションへ」をスローガンに、バテル記念研究所の研究者たちとの連携を通して日本およびアジアの官公庁や企業に科学技術とビジネス戦略の融合、世界をつなぐマーケット・デベロップメント、シーズ育成支援サービスを提供しています。
所在地:東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル17F
代表者:代表取締役 ジェラルド・ハネ
設立:2006年2月
資本金:1億円
URL:http://www.battelle-japan.co.jp
事業内容: 受託研究開発、技術開発に基づいた事業化・技術戦略提案、海外動向調査
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企業情報
企業名 | バテルジャパン株式会社 |
---|---|
代表者名 | ジェラルド・ハネ |
業種 | その他非製造業 |
コラム
バテルジャパン株式会社の
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