8月は対前年比20.5%増。ベトナムとフィリピンが大幅増で牽引!
2015年8月の日系企業の東南アジアへの進出動向を集計したレポートをまとめました。
コンサルティングと調査の(株)プログレス アンド パートナーズ(本社東京)は、アジア地域への日系企業の進出動向を提供する自社調査サービス『経済ReleaseWatch@アジア進出企業版』(アジア地域へ進出を準備・検討している企業情報提供サービス、https://progressap.sakura.ne.jp/asadv/)を運営するにあたり、収集した日次データーをもとに2015年08月の日系企業のASEAN諸国への設立・進出・提携活動集計報告のサマリーをリリースしました(※1。
調査項目
2015年08月(2015/08/01~2015/08/30間の集計)でのASEAN各国への日系企業動向(ASEAN企業動向として収集した事案392件)より、「法人の設立」、「現地への進出」、「現地企業との提携」※2 に関する案件を独自集計しました。
該当国
東南アジア9ヶ国(ブルネイは除く)。
集計結果
先月8月度の1ヶ月間を対象とした、弊社の独自調査による集計の結果、日系企業の「法人設立」「進出」「提携」と判断できる活動の合計が、ASEAN9ヶ国合計で94件となりました。
対前年比で20.5%増、対前月比で2.0%減と、経済活動が弱くなる8月としては、設立・進出・提携の件数の落ち込みが少ない結果でした。
国別では、ベトナムが26件でトップでした(以下、タイ17件、フィリピン12件、ミャンマー11件、マレーシア10件、シンガポールが9件、インドネシア6件、カンボジア3件、ラオスが0件と続く)。
今回の特徴としては、ベトナムとフィリピンが大きく牽引したことが挙げられます。昨今良く話題にあがるこの2カ国が、数字の上でも確認できる結果となりました。
※1 弊社の提供商品「経済ReleaseWatch」を月次で集計・再構成した内容。当該事案発生日ではなく、情報を入手した日をもとに掲載。
※2 「設立」対象国に対し、新規に法人・駐在員事務所等を開設した件数。
※3 「進出」『設立』以外で、対象国に対し販売・開発・製造等の新たな活動をおこなった件数。
※4 「提携」現地企業と業務提携等をおこなった件数。
当レポートは弊社Webサイト
https://progressap.sakura.ne.jp/rwatch/pdf/papRnewJ201508.pdf
に掲載しています。
企業情報
企業名 | 株式会社プログレス アンド パートナーズ |
---|---|
代表者名 | 桑野尚司 |
業種 | その他サービス |
コラム
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