Digitarium Kappaのレンタル開始について
株式会社メディア・アイ・コーポレーション(所在地:東京都八王子市、代表取締役:相原一晴)は、2015年12月より、米国Digitalis Education Solutions社が開発したデジタルプラネタリウム「Digitarium Kappa」(デジタリウム・カッパ)のレンタル提供を開始します。
株式会社メディア・アイ・コーポレーション(所在地:東京都八王 子市、代表取締役:相原一晴)は、米国Digitalis Education Solutions社(所在地:アメリカ合衆国ワシントン州ブレマートン、代表取締役:ロバート・スペアマン)が開発したデジタルプラネタリウム 「Digitarium Delta」(デジタリウム・デルタ)を2010年に導入し、出張上映およびレンタル提供を実施してきました。
この度、シリーズの最上位機種となる「Digitarium Kappa」(デジタリウム・カッパ)をラインアップに加え、従来より遥かに高精細で高輝度な天文シミュレーション(プラネタリウム)および全天周映像をお楽しみ頂けるようになりました※。
※画素数:約2.2倍、明るさ:約3.8倍
「Digitarium」は、低価格で高機能なデジタル式のプラネタリウム・全天周映像投影システムで、専用の映像エンジンから出力された映像信号を、1台のビデオプロジェクターに魚眼レンズを取り付けて投影する方式を採用しています。このシステムは、オープンソースであるLinuxオペレーティングシステムと、同じくオープンソースであるNightshadeに基づいて開発されています。また、操作は赤外線リモコンやタブレット端末で行うことができ、解説者の負担を大幅に軽減しています。
株式会社メディア・アイ・コーポレーションは、日本全国でプラネタリウムの出張上映を実施しており、たくさんの来場者に最新のデジタル映像による天文・宇宙の解説をお楽しみ頂いております。今後とも、新しい機材を効果的に利活用し、天文・宇宙をはじめとする自然科学の理解の増進に努めて参ります。
○主な諸元
最大ドーム径:16m
恒星数 :1150万個以上
解像度 :1600ピクセル
明るさ :7650ルーメン
映像エンジン:Nightshade(ナイトシェード)
全天周映像 :ドームマスター対応
オーディオ :5.1チャンネルサラウンド対応
○詳細な仕様
Digitarium Kappa
http://www.digitarium.jp/kappa.html
○用語の解説
デジタルプラネタリウム
従来のプラネタリウムでは、小さな穴をあけた原板(げんばん)を恒星像として、そのままピンホール式として、あるいはレンズを使って投影していた。デジタル式では、コンピューターグラフィックス(CG)により天体像をリアルタイムで生成し、ビデオプロジェクターを用いて投影する。従来方式では、 決められた天体しか投影できないが、デジタル式ではCGで生成できるあらゆる天文現象を表現できる。
また、天体にズームアップする、解説の文字を表示するなど、分かりやすい番組制作を行うことができるため、初心者から研究者まで、幅広い層をターゲットとすることが可能である。
Digitalis Education Solutions, Inc.
アメリカ合衆国ワシントン州ブレマートンにある株式会社。2003年に初めてDigitarium Alphaを開発し、低価格で高機能なデジタル式プラネタリウムとして販売を開始した。世界で500セット以上を販売している。現在は、その後継機となる Digitarium Iota、Digitarium Delta 3、Digitarium Zeta、Digitarium Epsilon、Digitarium Gamma、Digitarium Kappaを開発、販売している。
メディア・アイ・コーポレーション
東京都八王子市にある株式会社。1997年設立。2010年より、Digitariumによる出張上映サービスおよび機材のレンタルを開始した。番組制作から機材の設置、運用、来場者への案内、解説など、ワンストップで対応している。
○商標
Digitariumは、米国Digitalis Education Solution, Inc.の米国における登録商標です。
添付画像・資料
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企業情報
企業名 | エムアイシー・パリ |
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代表者名 | 森 正 |
業種 | その他サービス |
コラム
エムアイシー・パリの
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