フィンテック企業のアイエスアイが二つの決済関連特許を取得
フィンテックのコンサルティングとソリューションを提供する株式会社アイエスアイ(本社:東京都千代田区、代表取締役:佐藤 元則)は、モバイル決済・送金とマルチカレンシー決済の二つの特許を取得しました。アイエスアイはこれらを活用し、革新的なキャッシュレスの推進に取組んでまいります。
フィンテックのコンサルティングとソリューションを提供する株式会社アイエスアイ(本社:東京都千代田区、代表取締役:佐藤 元則)は、モバイル決済・送金とマルチカレンシー決済の二つの特許を取得しました。アイエスアイはこれらを活用し、革新的なキャッシュレスの推進に取組んでまいります。
■モバイル決済・送金に関する特許
モバイル決済・送金に関する特許は、スマートフォンやタブレットなどのモバイル機器間で、現金やプラスチックカードより簡単に安全に、決済や送金ができるシステムを提供することを目的としています。
クラウド上の電子マネー管理サーバにモバイル機器と連動する口座を設け、決済や送金時に管理サーバでモバイル機器を電子証明書で認証することによって、口座間で電子マネーを移動します。そのため、電子マネーのやり取りはリアルタイムで、確実に相手口座に送金されます。
モバイル機器のOSに依存せず、NFCなどの非接触機能がなくても、アプリケーションをダウンロードすれば使えるため、はばひろいモバイル機器保有者にサービスを提供できることも特徴です。すべてのモノがインターネットでつながるIoTでは、コネクティッドカーやコネクティッド家電との決済・送金も可能となります。
セキュリティ面では、モバイル機器に金融情報を保存せず、サーバで暗号化して管理。万一モバイル機器が盗難・紛失にあった場合でも、ロック機能で利用制限をかけられます。本人認証済みのモバイル間トランザクションなので、不正利用や不正送金を防げます。
★モバイル決済・送金に関する特許
発明の名称 :電子マネー送金方法およびそのシステム
特許番号 :第号
特許登録日 :平成年月日
特許出願日 :平成年月日
特許権者 :株式会社アイエスアイ
■マルチカレンシー決済に関する特許
マルチカレンシー決済に関する特許は、両替した複数の外貨を電子マネー管理サーバに保有し、その通貨が流通する国やオンラインショップでこの決済を使うと、現地通貨でショッピングやATM現金引出しができるようにしたものです。
事前に有利な価格で外貨を両替し、電子マネー口座に保管。利用のたびに即時電子マネー口座から現地通貨が引落とされるため、為替変動による使いすぎの心配がありません。
海外旅行での決済手段のひとつであった旅行小切手が廃止されたいま、現金に代わる決済手段が求められています。現金旅行の煩わしさは、現地での両替の手間や小銭がたまること。この特許を利用すれば、当日の為替レートを気にせずキャッシュレスでスピーディに決済することができます。
モバイル決済・送金特許とマルチカレンシー特許を連携すれば、クロスボーダー決済・送金の利便性が高まります。
★マルチカレンシー決済に関する特許
発明の名称 :電子マネー管理サーバ、電子マネー決済処理方法および現金払出処理方法
特許番号 :第号
特許登録日 :平成年月日
特許出願日 :平成年月日
特許権者 :株式会社アイエスアイ
■関連情報
米国コンサルティング会社のクローン(Crone)によると、モバイルアプリを使った個人間送金は3年から5年の間に、カード取引の20%に置き換わる可能性があると指摘しています。
米国調査会社のアイテグループ(Aite Group)によると、米国の個人間決済市場は1.2兆ドル(約140兆円)になり、そのほとんどが現金か小切手による取引だと報告しています。
添付画像・資料
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企業情報
企業名 | 株式会社アイエスアイ |
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代表者名 | 佐藤元則 |
業種 | その他サービス |