転入出率の高い浪速区で、部屋の掃除や外出時の子守りなどの困りごとを、住民同士の”とくい”を活かして助け合うコミュニティ施設、2月1日オープン！

転入出率の高い浪速区で、部屋の掃除や外出時の子守りなどの困りごとを、住民同士の”とくい”を活かして助け合うコミュニティ施設、2月1日オープン！

1月30日のお披露目会では、これまでに集まった住人の「とくいカード」を公開します！

　デザインの力で社会課題解決に取り組むNPO法人Co.to.hana（大阪市住之江区/代表：西川 亮）は浪速区役所からの委託で、地下鉄大国町駅付近に地域住民の“ちょっとした困りごと”を解決する施設「ひとしごと館」（浪速区敷津西1-5-13）をオープンします。＜ひとしごと館｜http://hitoshigotokan.jp＞

　浪速区は人口の入れ替わりが激しく、コミュニティが根付きにくい地域です。本事業は、浪速区内外の周囲に困りごとを頼めずにいる人と、定年退職や出産、就職などをきっかけに自分の“とくい”を活かせずにいる人とをマッチングすることで、お互いの課題を解決することを目指します。ボランティアでなく有償にすることで、気兼ねなく助け合える関係をつくります。1月30日(土)には、本事業に関心のある住民や報道関係者を招き、“お披露目会”を開催します。

○事業の背景

１．日本全国に“ちょっとした困りごと”が増加中！

社会保障費の収入と支出の差が拡大。さらに世代構造の変化も重なり、全国に社会保障制度では解決しきれない“ちょっとした困りごと”が増えています。

２．毎年人口の約30%が流動する浪速区

大阪のシンボル・通天閣や、でんでんタウンなど、大阪といえば誰もが思い浮かべるスポットがある浪速区は、ワンルームマンションが多く、人口の流動が激しいため、地域コミュニティが根付きにくい特徴があります。

３．一方で浪速区は多様な人材が集まる地域です

浪速区は、奈良県や和歌山県にも電車１本で行けるほど交通アクセスが良く、社会人や学生、外国人、観光客といった、多様な人が訪れる地域。そういった外部の人の力を得られる可能性があります。

ひとしごと館で実現する３つのこと

1：困りごとを助けてもらう

部屋の掃除や買い物、子どもの見守り、ペットの世話など、ちょっと手伝ってほしいことを助ける人を派遣します。

2：とくいを誰かのために活かす

自分が持つとくいや空き時間を使いながら、困っている人のために“ちょっとだけ働く”ことができます。

3：新たな繋がりをつくる

定期的に勉強会や交流会、時にはイベントの企画・運営などを行い、年齢や職種を超えた繋がりをつくります。

1月30日のお披露目会では、ひとしごと館の事業内容の紹介と共に、これまでに集まった“とくい”をご紹介します。

説明会後は希望者と共に移動して、ひとしごと館の内覧会を行います。施設内には、本事業に関心をもっていただいた方の“とくい”を紹介した「ひとしごとカード」を展示してお披露目する予定です。

１部　説明会

今後の活動内容をお伝えするのと共にこれまでに集まった住人の「とくいカード」を公開！

時間｜13:00-14:30

場所｜難波市民学習センター

住所｜大阪市浪速区湊町1-4-1

２部　内覧会

区長をお招きしてテープカットや会員登録会を行います。

時間｜15:00-17:00

場所｜ひとしごと館

住所｜大阪市浪速区敷津西1-5-13

NPO法人Co.to.hana

〒559-0011 大阪市住之江区北加賀屋2-10-21

代表：西川 亮

設立：2010年12月9日

Tel：06-6654-8830

Fax：06-7635-8227

Mail：info@cotohana.jp

URL：http://cotohana.jp

主催 NPO法人Co.to.hana（浪速区役所 委託事業）