日本初、統合失調症専門の教育・研修施設「リドアーズ（ReDoors）」4/1開所

Press Release

報道関係者各位

2016年4月1 日

株式会社ゼネラルパートナーズ

日本初、統合失調症専門の教育・研修施設

「リドアーズ（ReDoors）」4/1開所

障がい者専門の、就職・転職支援を行う株式会社ゼネラルパートナーズ(本社：東京都中央区、代表取締役社長:進藤均)は、2016年4月1日（金）に日本初（※1）となる統合失調症専門の教育・研修施設として、就労移行支援事業所(※2)「リドアーズ（ReDoors）お茶の水」を開所しました。早期に病気を発症し就労経験が少ない方でも、体験型の研修を通じて自分なりの社会との関わり方や働き方について一緒に考え、就職を目指します。就職活動から職場定着も含め、一貫してサポートします。

※1：当社（株式会社ゼネラルパートナーズ）調べ

※2：就労移行支援事業とは、通所しながら仕事で必要な知識や能力を身に付け、就職を目指す福祉サービスです。

■開所の背景

何かの原因で情報や刺激に敏感になり過ぎて、脳内のネットワーク機能が失われてしまう状態を「統合失調症」と言います。発症の原因は正確には解明されていませんが、ストレスや人生の転機で感じる緊張などがきっかけで発症すると考えられています。代表的な症状としては「幻覚」「幻聴」「妄想」、その他にも意欲の低下、感情表現の欠落、判断力・記憶力・理解力などの認知機能にも障がいが見られ、生活全般に支障をきたします。患者数は100人に1人ともいわれており、発症年齢は思春期から30歳までが全体の70～80％を占めています。若くして発症した方々が社会に出る機会を失い、社会経験を積むことなく大人になります。自立したくても働く自信が持てず、行動に移せない人が多いのも現状です。統合失調症の発症率は高いにも関わらず完治することは難しく、20代・30代の就業未経験者も多いという点からも就職困難者が多いといえますが、専門的な支援サービスはこれまで存在していませんでした。ゼネラルパートナーズではリドアーズ（ReDoors）のほかにうつ症状専門、発達障がい専門、聴覚障がい専門の就労支援サービスを行っていますが、就労経験が少ない方が多い特徴をもつ統合失調症の方々にとって、より必要なサービスを専門的に行うため、この度リドアーズの開所にりました。

■リドアーズの支援方針

①自信回復

発症によりこれまでできたことができなくなったり、同年代の若者よりも経験が乏しくなったことで自信を失っていると考えられます。

「自分のよさ」に気づき、自信を取り戻すことを目指します。

②症状理解・コントロール

統合失調症は完治しないため、症状を理解して付き合っていくことが必要です。

安定就労には症状を知ることとセルフコントロールすることが求められます。

③適職発見

自信を失っていることや経験の乏しさから自分にあった仕事が何であるかを認識していないケースが見られます。

自分にあった仕事を見つけ、その仕事で就労のスタートが切れるよう支援していきます。

■カリキュラムの流れ

障がいに合わせた専門的なカリキュラムが受けられるスキルアップ研修から、就職活動、就職後の職場定着まで、一貫したサポート行なっています（最大２年間）。

スキルアップ研修　　　→　就職サポート　　→職場定着サポート

企業実習

■事業所所在地　　※随時、見学も受付中

リドアーズ（ReDoors）お茶の水

〒113-0034　東京都文京区湯島2-31-15 和光湯島ビル7F

TEL：03-3868-2950（代表） FAX：03-3868-2951

≪株式会社ゼネラルパートナーズについて≫

障がい者の良き認知を広め、差別偏見のない社会を実現することを目指し、民間企業初の障がい者専門の人材紹介会社としてスタート。

その後、業界初の転職サイトatGPの開設をはじめ、障がい別の専門的なプログラムが受けられる教育・研修事業、就労困難な障がい者による農業生産事業など、数々の事業・サービスを創出してきました。これまで生み出した障がい者の雇用数はのべ5,000人以上です。

会社名 ：株式会社ゼネラルパートナーズ

本社所在地 ：〒104-0031　東京都中央区京橋2-4-12　京橋第一生命ビル3F

代表者 ：代表取締役社長　進藤　均

設立日　　　 ：2003年 4月

URL ：http://www.generalpartners.co.jp/

業務内容 ：障がい者専門の人材紹介事業、求人情報事業、

教育・研修事業、農業生産事業、調査・研究機関　など