春山の恵みを味わう「春の狩猟肉（ジビエ）ディナー」提供開始｜2017年3月16日〜4月30日・星のや富士

富士山麓に佇む日本初のグランピングリゾート「星のや富士」では、春山の恵みを味わう「春の狩猟肉ディナー」を2017年3月16日～4月30日の期間限定で提供します。メインダイニングで提供するディナーは、春に獲れる、さっぱりとした肉質が特徴である「鹿肉」と「猪肉」に、旬の「山菜」を合わせた、野趣溢れるコース料理です。

背景

星のや富士では、「豊かな自然環境」×「一流の腕を持つハンター」×「地域の食材を愛するシェフのコラボレーション」によって、質の高い狩猟肉の提供ができます。また、鹿・猪の急激な増加による農業被害は全国的に深刻で、山梨県でも頭数を抑える対策の一環で、捕獲した鹿・猪を県産品としてPRしています。星のや富士は、地域資源を活用し、狩猟肉の振興に貢献したいという思いから今回の料理開発に至りました。また、天然の魚や野菜と同様に、鹿や猪の肉も季節によってその味が異なります。それは、鹿や猪が暮らす山の環境が季節によって変化し、食べている天然のエサも季節ごとに変わるためです。特にはっきりとした四季をもつ内陸性気候の山梨では、味わいの違いをより強く感じることができます。今後もそれぞれの特徴に合った最適な料理法で提供していきたいと考えています。

春の狩猟肉ディナー　4つのポイント

1.旬の「山菜」との組み合わせ

春を迎えると、山に生息する鹿や猪は、腸内環境改善の作用があるといわれる山菜を食べて、季節の変わり目の体調管理を行っています。そんな彼らの生態からヒントを得て、ほろ苦く繊細な味わいをもつ山菜と、さっぱりとした肉質が特徴である春の狩猟肉を組み合わせた、春山の恵みをご用意しました。

2.シェフと一緒に肉を焼き上げる

メインディッシュは、ダイニング中央の大きなグリルでシェフの手ほどきを受けながら、ご自身でワイルドに肉を焼き上げていただきます。また、シェフとの楽しい会話も、グランピング気分を一層盛り上げます。

3.鮮度を活かした調理法

鹿のホルモン（内蔵）を使用した前菜や鹿肉の柔らかい肉質をいかしてシンプルに焼き上げた、ローストビーフならぬ「ローストディア」など、新鮮な旨みを最大限に引き出した料理を提供します。

4.カトラリーにもこだわり

食事をより楽しく演出するため細部にもこだわりました。カトラリーは鹿の角を使ったクラフトを採用。目にも楽しいディナーをお楽しみいただけます。

春の狩猟肉がおいしい理由とは？

一般的に冬が旬といわれる狩猟肉。しかし、地域の食材を愛するシェフは、この地域の食材には季節によって異なる良さがあり、その違いをお客様にも楽しんでほしいと考えています。春の狩猟肉ディナーでは、雄の鹿・雄の猪を一押しの食材として使用しています。野山の筍や木の芽などの新芽を食して栄養を取り込むことで、旨みがのり味わいも豊かになります。春の狩猟肉は、一年の中でも特に獣特有の臭みが少なく、さっぱりと食べることができるため、狩猟肉初心者～上級者まで幅広い方々におすすめです。