【星のや富士】自然のなかで健康と美容をみずから獲得する滞在プログラム「夏の森グランピングリトリート」2017年7月1日開始

旅行・観光・地域情報

日本初のグランピングリゾート「星のや富士」では、2017年7月1日～8月31日まで、1泊2日の滞在プログラム「夏の森グランピングリトリート」を提供します。星のや富士に隣接した森で行う「グラウンディング」などの活動を通して、森のリラックス効果をさらに深く体に取り込むことをめざし、健康や美容に悩みを抱えることの多い女性たちをサポートします。

開発の背景

近年の研究により、森では、人間をリラックスへと導く「フィトンチッド」と呼ばれる成分が樹木から分泌されていると、明らかになっています。そこで、日々の忙しい生活に疲れぎみの女性や、日頃から美容意識の高い女性たちに向けて、森を題材にした滞在プログラムの開発を行いました。星のや富士がグランピングリゾートであることを生かし、「自然のなかで健康と美容をみずから獲得する」内容としています。これまで、冬の森、春の森とそれぞれの特色を生かした「グランピングリトリート」プログラムを開発してまいりましたが、夏は、木々が生い繁り、都会よりも涼しい夏の森や土の特徴を生かし、開発を行いました。

グラウンディングロードを歩く

星のや富士に隣接する森のなかに、全長約20mの裸足で歩くための道「グラウンディングロード」を造成します。裸足で歩く「グラウンディング」は、現代の日常生活では鈍感になりがちな足裏に適度な刺激を与えます。特に、ヒールなどの靴でアスファルトの上を歩くことが多い女性にとっては、日頃なかなか味わうことのない新鮮な感覚となるでしょう。また、標高1000m近い星のや富士の森のなかは、真夏でも平均気温23℃ほどと涼しいうえ、土に足を着けることでさらにひんやりとした心地よさを味わえます。青々と茂る夏の木々のざわめきを聞き、木漏れ日を全身に浴びながら、森のフィトンチッドと大地のパワーを五感で感じます。

ベリー摘み

グラウンディングロードでは、道沿いに植えられたブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリーなど、夏に旬を迎えるベリー類の収穫をします。山梨県は葡萄の産地として有名なように、年間の日照時間が長いこと、さらに星のや富士がある河口湖畔は高冷地であることから、甘くおいしいベリー類が育つ環境にあります。グラウンディングロードを裸足で歩くことで、足元から大地のパワーを感じることに加え、手で土を触ってベリー類を摘むことで、植物からも自然のチカラを感じることができます。

石窯でつくる朝食

ご自身で摘んだベリー類をおいしく味わうため、石窯とスキレットを使ってつくる朝食「ダッチベイビー」の材料として使用します。場所は木々に囲まれたクラウドテラスにある食事スペース「クラウドキッチン」です。パンケーキ生地を石窯で焼き上げたら、摘み立てのベリー類をふんだんに乗せ、クリームやハーブを自由にトッピングして仕上げます。涼風が吹きぬけるクラウドテラスで、木々のざわめきと土の香りを感じながら刺激を受けた全身を落ち着かせる、昼下がりの甘い贅沢なひとときです。

今後の展開

星のや富士が建つ丘陵地は、針葉樹や広葉樹、ハーブなど多種多様な植物が生息しており、季節ごとに異なる自然の姿を見ることができる場所です。当リゾートでは、グランピングリゾートとして、今後も四季に寄り添うだけでなく、森に入り間伐や植林などの手を入れることで、よりいっそう豊かな生態系に育てていくことを使命として考えています。今後もそれぞれの季節ごとの森の魅力を開拓し、「自然のなかで健康と美容をみずから獲得する」滞在プログラムを提供することで、女性たちをサポートすることをめざしています。