構造計画研究所 ソフトウェア要求管理に定量化手法を導入するためのツール「SCOPE Project Sizing SoftwareTM」を国内販売開始
〜機能規模測定と管理を強力に支援〜
株式会社 構造計画研究所(本社:東京都中野区、資本金10億1,020万円、代表取締役社長:服部正太)は、ソフトウェア開発業者、発注者向けにソフトウェアのプロジェクト管理と機能規模測定を支援するツール「SCOPE Project Sizing Software(TM)」の国内販売を開始しました。
構造計画研究所は、この製品を今後1年間で100ライセンスの販売を見込んでいます。またソフトウェア開発の全工程を支援するサービス、ツールの拡充を図っていきます。
■「SCOPE Project Sizing Software(TM)」について
「SCOPE Project Sizing Software(TM)」(スコープ プロジェクト サイジング ソフトウェア、以降SCOPE)はソフトウェアのプロジェクト管理と機能規模測定を行うツールです。IFPUG 4.2 FPA(Function Point Analysis)をサポートしています。SCOPEは幅広い機能を備えつつ高い操作性を発揮します。SCOPEは豪州Total Metrics社の製品です。
SCOPEは次のような場面で効果を発揮します。
◎プロジェクトの要求仕様がどれだけ増減したのか、正確なトレースが困難でコスト予想が後追いになる。
◎段階開発、繰り返し型開発プロセスで各段階のリリース規模やテスト対象が把握しにくいため開発計画がたてにくく適切なリソース配置計画ができない。
◎プロジェクトの要求仕様で、必須のもの、できれば実現したいもの、将来的な実装対象のそれぞれの規模がわかれば開発管理がやりやすいし、顧客との開発スコープ折衝も円滑になるのであるがうまくいっていない。
SCOPEはプロジェクトの進行とアプリケーションの成長をそのライフタイム中に発生する複数のリリースを追いながら監視、制御するための監査手段を提供します。プロジェクト開発の開始段階でSCOPEを使うことでそのソフトウェアで提供を予定している機能を高いレベルでモデル化することができます。そして機能を提供するか否かという個々の意思決定の影響を簡単に評価することができます。
プロジェクトが進むにつれ、SCOPEで構築したモデルに詳細な情報を追加し、機能をプロセスに分解していきます。SCOPEはひとつのリリースの中で複数の変更要求が発生するような複雑な開発サイクルを扱うことができます。SCOPEはソフトウェアの変更を監査するのに必要な証拠書類をそのソフトウェアのライフタイムにわたって提供します。
こうして各アプリケーションの機能の履歴を保持することが可能になります。このように追跡する能力と変更を定量化する能力は、アウトソーシング型ソフトウェア開発においての価格交渉において重要です。
ソフトウェア開発プロジェクトでは、乏しい情報による意思決定が矛盾や誤りを含んだリソース配置を導き、それによりプロジェクトの結果が危うくなるということが起こりえます。
たとえば、予算や納期という点でのプロジェクトの成功の裏には機能の犠牲が潜んでいるかもしれません。これらのトレードオフの意思決定は、開発中のアプリケーションのさまざまな部分を横断して機能規模を測定し、比較する方法がないと困難です。SCOPEを使うと、このWhat-if分析を簡単に行うことができ、スコープの変更の影響に対して質の高い意思決定が可能になります。また後にこれらの意思決定の根拠を示す必要が生じたときに使う証拠資料を保持することになります。
■ 機能規模測定とは
機能規模測定(FSM:Function Size Measurement)は、ソフトウェアをその提供する機能面から測定する手法です。ISO/IECの機能規模測定標準(14143-1:1998)では、提供されるべきだとユーザが要求した機能を定量化する手段として定義されています。
機能規模は多くの目的で使用されますが、主としてプロジェクトの計画段階でコスト、工数、納期に対するリソースを推定する計算の入力値を求めるために使用されます。プロジェクトの終了時には開発チームと保守チームのコスト効率という点でのパフォーマンスを比較するために使われます。
機能規模測定は、ソフトウェアの機能要件を測定します。そのため他のソフトェア測定手法に見られる従来の測定(プログラムコードの行数や他の何らかの物理的な対象をカウントする測定法)とは違い、開発が始まる前に適用できます。このように早期に測定ができることは、契約が締結される前に正確な規模を知り、リスクを評価し、プロジェクト範囲の交渉ができることを意味します。
また、機能規模測定によってアプリケーションやプロジェクトを規模に基づいて比較できるようになります。似たような属性を持つアプリケーションの生産性を比較して、保守率や機能拡張のベンチマークに役立てることができます。プロジェクトの機能規模が測定できると過去のプロジェクトの生産性データを使って工数を予測できます。
SCOPEはIFPUG未調整のISO/IEC標準(20926:2003)およびIFPUG Function Point Analysis Method CPM 4.2の機能規模測定ルールをサポートします。
■ 商品形態
・CPUライセンス。CDとライセンスキーを発行。
■ 販売価格
・1ライセンス:725,000円(税込み)
■ 本件に関するお問い合わせ先
・ニュースリリースの内容に関して
株式会社構造計画研究所 ソフト工学センター 加治屋 卓見
TEL:03-5342-1068 FAX:03-5342-1226 e-mail:kpinfo@kke.co.jp
http://www.kke.co.jp/sec/
・ニュースリリースの配信に関して
株式会社構造計画研究所 広報担当 佐藤仁宣、松本飛鳥
TEL:03-5342-1032 FAX:03-5342-1241 e-mail:kkeinfo@kke.co.jp
http://www.kke.co.jp
■ 構造計画研究所について
1959年創立。現在、ネットワーク、マルチメディア、情報通信、移動体通信分野から建設、製造分野に至るまでの広範かつ最新のIT技術を駆使したソフトウェア開発ならびにソフトウェアプロダクトを提供。さらにOR・シミュレーション手法を用いた工学・製造分野におけるコンサルティングサービスやマーケティング分野におけるコンサルティングサービスも行っています。また建設・環境分野における数値解析コンサルティングサービスや建築・構造設計分野でも強みを発揮しており、様々な業界に対し、多様なソリューションを提供しています。
※構造計画研究所および、構造計画研究所のロゴは、株式会社構造計画研究所の登録商標です。
その他、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標又は登録商標です。
《関連URL》
構造計画研究所は、この製品を今後1年間で100ライセンスの販売を見込んでいます。またソフトウェア開発の全工程を支援するサービス、ツールの拡充を図っていきます。
■「SCOPE Project Sizing Software(TM)」について
「SCOPE Project Sizing Software(TM)」(スコープ プロジェクト サイジング ソフトウェア、以降SCOPE)はソフトウェアのプロジェクト管理と機能規模測定を行うツールです。IFPUG 4.2 FPA(Function Point Analysis)をサポートしています。SCOPEは幅広い機能を備えつつ高い操作性を発揮します。SCOPEは豪州Total Metrics社の製品です。
SCOPEは次のような場面で効果を発揮します。
◎プロジェクトの要求仕様がどれだけ増減したのか、正確なトレースが困難でコスト予想が後追いになる。
◎段階開発、繰り返し型開発プロセスで各段階のリリース規模やテスト対象が把握しにくいため開発計画がたてにくく適切なリソース配置計画ができない。
◎プロジェクトの要求仕様で、必須のもの、できれば実現したいもの、将来的な実装対象のそれぞれの規模がわかれば開発管理がやりやすいし、顧客との開発スコープ折衝も円滑になるのであるがうまくいっていない。
SCOPEはプロジェクトの進行とアプリケーションの成長をそのライフタイム中に発生する複数のリリースを追いながら監視、制御するための監査手段を提供します。プロジェクト開発の開始段階でSCOPEを使うことでそのソフトウェアで提供を予定している機能を高いレベルでモデル化することができます。そして機能を提供するか否かという個々の意思決定の影響を簡単に評価することができます。
プロジェクトが進むにつれ、SCOPEで構築したモデルに詳細な情報を追加し、機能をプロセスに分解していきます。SCOPEはひとつのリリースの中で複数の変更要求が発生するような複雑な開発サイクルを扱うことができます。SCOPEはソフトウェアの変更を監査するのに必要な証拠書類をそのソフトウェアのライフタイムにわたって提供します。
こうして各アプリケーションの機能の履歴を保持することが可能になります。このように追跡する能力と変更を定量化する能力は、アウトソーシング型ソフトウェア開発においての価格交渉において重要です。
ソフトウェア開発プロジェクトでは、乏しい情報による意思決定が矛盾や誤りを含んだリソース配置を導き、それによりプロジェクトの結果が危うくなるということが起こりえます。
たとえば、予算や納期という点でのプロジェクトの成功の裏には機能の犠牲が潜んでいるかもしれません。これらのトレードオフの意思決定は、開発中のアプリケーションのさまざまな部分を横断して機能規模を測定し、比較する方法がないと困難です。SCOPEを使うと、このWhat-if分析を簡単に行うことができ、スコープの変更の影響に対して質の高い意思決定が可能になります。また後にこれらの意思決定の根拠を示す必要が生じたときに使う証拠資料を保持することになります。
■ 機能規模測定とは
機能規模測定(FSM:Function Size Measurement)は、ソフトウェアをその提供する機能面から測定する手法です。ISO/IECの機能規模測定標準(14143-1:1998)では、提供されるべきだとユーザが要求した機能を定量化する手段として定義されています。
機能規模は多くの目的で使用されますが、主としてプロジェクトの計画段階でコスト、工数、納期に対するリソースを推定する計算の入力値を求めるために使用されます。プロジェクトの終了時には開発チームと保守チームのコスト効率という点でのパフォーマンスを比較するために使われます。
機能規模測定は、ソフトウェアの機能要件を測定します。そのため他のソフトェア測定手法に見られる従来の測定(プログラムコードの行数や他の何らかの物理的な対象をカウントする測定法)とは違い、開発が始まる前に適用できます。このように早期に測定ができることは、契約が締結される前に正確な規模を知り、リスクを評価し、プロジェクト範囲の交渉ができることを意味します。
また、機能規模測定によってアプリケーションやプロジェクトを規模に基づいて比較できるようになります。似たような属性を持つアプリケーションの生産性を比較して、保守率や機能拡張のベンチマークに役立てることができます。プロジェクトの機能規模が測定できると過去のプロジェクトの生産性データを使って工数を予測できます。
SCOPEはIFPUG未調整のISO/IEC標準(20926:2003)およびIFPUG Function Point Analysis Method CPM 4.2の機能規模測定ルールをサポートします。
■ 商品形態
・CPUライセンス。CDとライセンスキーを発行。
■ 販売価格
・1ライセンス:725,000円(税込み)
■ 本件に関するお問い合わせ先
・ニュースリリースの内容に関して
株式会社構造計画研究所 ソフト工学センター 加治屋 卓見
TEL:03-5342-1068 FAX:03-5342-1226 e-mail:kpinfo@kke.co.jp
http://www.kke.co.jp/sec/
・ニュースリリースの配信に関して
株式会社構造計画研究所 広報担当 佐藤仁宣、松本飛鳥
TEL:03-5342-1032 FAX:03-5342-1241 e-mail:kkeinfo@kke.co.jp
http://www.kke.co.jp
■ 構造計画研究所について
1959年創立。現在、ネットワーク、マルチメディア、情報通信、移動体通信分野から建設、製造分野に至るまでの広範かつ最新のIT技術を駆使したソフトウェア開発ならびにソフトウェアプロダクトを提供。さらにOR・シミュレーション手法を用いた工学・製造分野におけるコンサルティングサービスやマーケティング分野におけるコンサルティングサービスも行っています。また建設・環境分野における数値解析コンサルティングサービスや建築・構造設計分野でも強みを発揮しており、様々な業界に対し、多様なソリューションを提供しています。
※構造計画研究所および、構造計画研究所のロゴは、株式会社構造計画研究所の登録商標です。
その他、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標又は登録商標です。
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企業情報
企業名 | 株式会社構造計画研究所 |
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代表者名 | 服部 正太 |
業種 | コンピュータ・通信機器 |
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