伊藤忠ケーブルシステム、映像システムインテグレータとしてSRT Allianceに参加
弊社では、従来よりカナダHaivision社の持つSRT技術および製品群の代理店販売を行っておりましたが、新たにSRT Allianceへの参加が認められました。 これにより、SRTの国内普及活動や同技術を利活用したさまざまな映像伝送ソリューションの提案が可能になります
ますます拡がるネット配信領域、クラウドサービス利用の拡大に伴い、受信点あるいはクラウドインジェストポイントまで高品位を保ちながら安価に映像伝送を行うことが求められています。弊社で取り扱いのカナダHaivision社は、高品質・低遅延エンコーディングを特徴とするH.264/HEVC IP-CODEC製品を多く持ちます。2014年にその活用場面を公衆インターネット回線に拡げるオリジナル技術、SRT (Secure Reliable Transport)を開発リリースしました。同社のSRT製品は、類似のソリューションに比べ、エラー補正できる幅が大きいこと、低遅延伝送を実現、ファイヤーウォール越えが可能などの特徴を持ち、これまで弊社では放送業界にとどまらず映像伝送を求める幅広い市場へ向け、SRT搭載の同社映像機器の販売を続けて参りました。
一方、Haivision社は2016年にWOWZA SystemsとともにSRTオープンソースプロジェクトを立ち上げ、SRT技術をオープン化し業界に対しソース公開を開始しました。現在では、大手放送機器メーカを含む200社以上のメンバの参加が実現し、業界デファクトのエラー補正伝送技術の地位を築くにいたっております。今回、弊社がSRT Allianceに加わったことで、より幅広い視野でSRTを用いたソリューション提案が可能になります。Haivision社機器のお引き合いのほか、SRTを利活用されたいお客様はぜひお気軽に弊社までお声がけいただけますよう、お待ち申し上げております。
■SRT Allianceとは
SRTアライアンスはHaivisionとWowzaによって設立されました。 その使命は、低遅延ビデオストリーミングの課題を克服し、それによって世界のストリーミング伝送手法を変えることです。 基本的ミッションは、共同開発を通じてイノベーションを加速させるSRT(Secure Reliable Transport)と呼ばれる無料で利用可能なオープンソースのビデオトランスポートプロトコルとテクノロジスタックのサポートです。 これはSRTオープンソースプロジェクトと呼ばれています。 SRTアライアンスは、すべての低遅延インターネットストリーミングの共通規格として、業界全体でのSRTの認知と採用を推進します。
■弊社について
1986 年に伊藤忠商事のケーブルテレビ関連の子会社として設立され、本年で創立33 周年を迎えます。2016 年10月に子会社であった旧報映産業と経営統合したことにより、放送・通信に音響分野も加えた高度なノウハウと豊富な実績を持つマルチベンダーSIer として、ケーブルテレビ業界に止まらず、CS/BS放送、地上波局、映画業界、ポストプロダクション、通信会社、IP放送、企業内映像配信などにビジネスを拡大しています。
URL: https://www.itochu-cable.co.jp/
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企業情報
企業名 | 伊藤忠ケーブルシステム株式会社 |
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代表者名 | 土屋 健二 |
業種 | コンピュータ・通信機器 |
コラム
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