構造計画研究所、Vitracom SiteViewによる人流計測ソリューションに新たな展開

株式会社 構造計画研究所（本社：東京都中野区、資本金10 億1,020 万円、代表取締役社長：服部正太、以下：構造計画研究所）は、ビデオセンサーシステム「Vitracom SiteView（ビトラコム・サイトビュー）」の製品ラインナップをリニューアルしました。また、「高付加価値をもたらす人流計測ソリューション」として、より高度なデータ分析やシミュレーションを組み合わせたコンサルティングサービスの提供を開始いたしました。

「Vitracom SiteView」は、画像処理技術を用いて移動体の検出・追跡および計測を行うビデオセンサーシステムで、来店者数、交通量などの単純な人数カウントに加えて、サービスカウンターなどの効率性評価、混雑状況のリアルタイム把握、移動動線把握など、ユーザーの目的に応じてヒト、モノの動きを定量化できるツールとして強みを発揮してきました。

この度、本製品ラインナップに「Vitracom SiteView Windows Edition」を加え、機能面の更なる充実と低価格化を実現しました。また、構造計画研究所がマーケティング分野においてこれまで培った高度な分析ノウハウを活かし、新たなサービス形態として、「高付加価値をもたらす人流計測ソリューション」の提供も本格的にスタートいたしました。

構造計画研究所は、この「高付加価値をもたらす人流計測ソリューション」を小売・流通サービス業界を中心に展開していき、2008年末までに100店舗への導入を目指します。

■　Vitracom SiteView Windows Edition の特長
従来のLinux版最上位機種の持つ計測機能がすべてWindows OS上でご利用いただけます。
サポートOS： Microsoft　Windows　XP（Home、Pro）, Vista（準備中）
　計測機能はこちらを参照下さい。
　　http://www.kke.co.jp/news/2008/image/080314.jpg
また、インターフェイスの一新に伴い、これまでアナログカメラに限られていた映像入力が、IPカメラ・ＵＳＢカメラとも接続可能になるなど、外部機器との接続や他のアプリケーションとの連携に、柔軟に対応することが可能となりました。例えば、１台のＰＣ上で同一のカメラ映像を用いて監視システムとヒト・モノの流れ計測システムを両立させるといった運用も可能になります。
さらに、今回のライセンス体系および価格の見直しにより、従来のシステムと比較して、導入コストを最大50％削減することが可能となります。（価格はオープンプライス）

■　Vitracom SiteViewを用いた分析コンサルティングサービス（高度なデータ分析とシミュレーション）
Vitracom SiteViewより取得したデータに、これまで構造計画研究所がマーケティング分野で培ったノウハウを活用することで、顧客個人動線の計測やアンケート調査などとの組み合わせによる、顧客購買行動のモデル化、さらにはシミュレーションへの展開といった、新しい形態の分析コンサルティングサービスを提供いたします。
　●　得られるデータの具体例 ・　時間毎・日毎・月毎の人流の推移
　　・　コンバージョンレート（購買比率）
　　・　エリア評価（商品への接触数）
　　・　小規模施設と同様の情報
　　・　店内人流（エリア毎の通行量、滞留量）
　　・　回遊ルート（動線）の発見
　　・　プロモーション効果測定
　●　本ソリューションへの投資効果
　　・　人員最適化によるリソースの有効活用
　　・　集客状況に合わせた人員配置、シフト制の導入
　　・　顧客満足度向上
　　・　定量分析による機会損失の軽減化
　　・　防犯センサリングを兼ねることで、投資コストを削減

■　２種類のスタータキットでスピーディな導入を支援
Windows Edition発売開始にあわせ、同システムをお手軽に導入いただくためのスタータキットの販売も開始いたします。これらのキットでは、低予算で迅速に計測を開始できますので、本格導入に向けた同システムの評価にもご利用いただけます。
　・　「トライアル・キット」　本格導入前のテスト計測向け。
　　　　　　　　　　　　　　　カメラ１台から月払いでお試しいただけます。
　・　「基本集計キット」　小売店舗での利用、もしくは大規模導入前の試験導入向け。
　　　　　　　　　　　　　２カメラからの計測を即時実施可能です。

■　構造計画研究所について
1959年設立。現在、ネットワーク、マルチメディア、情報通信、移動体通信分野から建設、製造分野に至るまでの広範かつ最新のIT技術を駆使したソフトウェア開発ならびにソフトウェアプロダクトを提供。さらにOR・シミュレーション手法を用いた工学・製造分野におけるコンサルティングサービスやマーケティング分野におけるコンサルティングサービスも行う。また建設・環境分野における数値解析コンサルティングサービスや建築・構造設計分野でも強みを発揮しており、様々な業界に多様なソリューションを提供している。

●　記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
●　ニュースリリースに記載された情報は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。



■　本件に関するお問い合わせ先
・ニュースリリースの内容に関して
　株式会社構造計画研究所　企画営業部　小野晋太郎
　TEL:03-5342-1006　FAX:03-5342-1222　e-mail: siteview@kke.co.jp
　http://www.kke.co.jp/siteview/
・ニュースリリースの配信に関して
　株式会社構造計画研究所　広報担当　佐藤仁宣、松本飛鳥
　TEL:03-5342-1032　FAX:03-5342-1241　e-mail:kkeinfo@kke.co.jp
　http://www.kke.co.jp


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