浜松の出版社・読書日和 NHK「ETV特集~ひまわりの子どもたち~」制作のきっかけとなった長崎の戦災孤児の手記の復刊にむけ、クラウドファンディングを開始
出版社・読書日和(本社:静岡県浜松市 代表:福島 憲太)は「いっしょうけんめいきょうまで生きてきたと! 長崎県立養護施設『向陽寮』の元寮生たちの手記」(鶴文乃編)の復刊を企画し、制作費用を募るクラウドファンディングを開始いたしました。歴史的に貴重で、孤児になるまでの軌跡、施設でのくらし、初代寮長・餅田千代さんと寮生の絆、そして何より元寮生の平和への思いがつまった読み応えある一冊です。
ロシアによるウクライナ侵攻が始まり、戦災孤児が生まれる状況が危惧されています。また、NHK朝の連続テレビ小説「なつぞら」、「カムカムエヴリバディ」、映画「この世界の片隅に」、『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』に戦災孤児が登場しますが、彼らがどんな暮らしをしていたのか知るすべはごく限られています。
「いっしょうけんめいきょうまで生きてきたと! 長崎県立養護施設『向陽寮』の元寮生たちの手記」は、みずからも長崎への原爆投下により家族を亡くされた編者が戦災孤児として寮に入った8名の手記にくわえ、寮の関係者3名の手記をまとめられた一冊。歴史的に貴重で、何より読みごたえのある一冊です。「出自による差別がなくなるよう」という発行者の思いとともに、多くの方に知ってもらえたらと思います。
【書籍概要】
書籍名 いっしょうけんめいきょうまで生きてきたと!
長崎県立養護施設「向陽寮」の元寮生たちの手記 復刻版
著者名 鶴 文乃
定価 1320円(税込)
発売日 未定(8月を予定)
【目次】
第一章 子どもたちの「そのとき」
第二章 ひまわりの宿「向陽寮」
第三章 「向陽寮」から社会へ
第四章 いま、そのときの子どもたちが思うこと
第五章 「向陽寮」の周辺から
第六章 初版から十四年たって
参考資料
【著者プロフィール】
鶴 文乃(つる ふみの)
1941年7月、長崎市生まれ。
1945年8月9日、長崎市への原爆投下により、父親と長兄が犠牲となる。私立女子高校教師、民間放送局勤務。
著書は『暁の寺のある町 : にわか外交官夫人のタイ国滞在記』(勁草書房 )、
『パリの風に吹かれて : シニア・カップルのフランスびっくり滞在記』
(荒牧英城との共著・サンパウロ )のほか、小説「長崎の女—ながさきのひと」「ところてんの歌」(どちらも中央出版社—現サンパウロ)などの長崎にこだわっての絵本、詩と随筆集など多数。反核、平和を願う作品と、人々の協同と連帯を推進するための活動とに対し、2000年に「平和・協同ジャーナリスト基金」奨励賞を受賞。
2021年『いっしょうけんめいきょうまで生きてきたと! : 長崎県立養護施設「向陽寮」の元寮生たちの手記』(ファミネット)が基になり、NHK長崎放送局のTV番組・ETV特集 『ひまわりの子どもたち~長崎・戦争孤児の記憶~』、こころの時代『私は、母になる~餅田千代と孤児たちの戦後~』が 制作された。
市民活動として、核兵器をなくし平和な世界を築くために、8月9日に平和の鐘を鳴らそうと、国内外へ向けて「平和の鐘 一振り運動」を呼びかけている。
日本ペンクラブ会員
IWA(国際的作家とアーティスト協会)会員
ルクセンブルグ大公国「平和の谷」後援会委員
【プロジェクトについて】
クラウドファンディングプラットフォームCAMPFIRE・以下URLにて、実施しています。
https://camp-fire.jp/projects/view/590564?utm_source=facebook&utm_medium=social&utm_campaign=fb_sp_share&fbclid=IwAR33MR9zqTOrGKZbSxaIcdNyWw9Aa-571erMr3-vaVj6jxH_8lE3jU22Bt0
※実施期間は2022年6月30日までとなります。
【出版社・読書日和について】
本社:〒433-8114 静岡県浜松市中区葵東2丁目3-20 208号室
代表者:福島憲太
設立:2018年6月1日
Tel:053-543-9815
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企業情報
企業名 | 浜松の出版社・読書日和 |
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代表者名 | 福島憲太 |
業種 | 新聞・出版・放送 |
コラム
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