急増するシニア向け「調理の求人」内定者を調査、受かる人は複数応募の傾向〜シニア求人メディア「シニアジョブ」内定獲得のカギは、幅広い複数の求人にチャレンジ〜

シニア調理人材に関する調査のトピックス

50歳以上のシニアに特化した求人メディア「シニアジョブ」（https://seniorjob.jp/）で、2023年1月から同3月までの期間に、調理の仕事や、ホール等の飲食に関する仕事に応募した26名と、そのうち内定獲得に至った4名について調査したポイントをまとめたものが、下記となります。

 

・求人メディアの調理求人の応募は飲食店の仕事に集中しており、もっと幅広い応募が効果的と思われる

・1件の応募が不採用だと諦める人が多く、もっと多くの求人に応募したほうが良い

・求人メディアの調理求人では資格の有無や経験年数の影響が大きくないため、多くの求人に積極的に応募することが有効である

・求人メディアの合否確定は早く、多くの求人へのチャレンジがしやすい

・ベテラン調理経験者や有資格者、なかなか決まりにくい人が内定を得るには人材紹介サービスも効果的

 

 

調査結果１・シニア調理人材に関する求人メディアと人材紹介サービスの比較

調査結果のうち、求人メディア「シニアジョブ」で調理関連の仕事に内定した求職者と、シニアジョブが提供するもう1つのサービスである、シニア専門人材紹介「シニアジョブエージェント」（https://senior-job.co.jp/）で同様に調理関連の仕事に内定した求職者31名の傾向を比較したものが下記になります。

 

・内定者の最高齢は、求人メディアで58歳、人材紹介で69歳と材紹介のほうが高い
・内定者の平均年齢は、求人メディアで56歳、人材紹介で57.5歳と大きな差がない
・求人メディアの内定者は男性25％女性75％だが、人材紹介では男性87.1％女性12.9％と逆転する
・内定者のうち有資格者は、求人メディアで25％、人材紹介で93％と求人メディアでは低い
・同じく経験年数が20年以上の内定者は、求人メディアは25％、人材紹介は87.1％とこちらも求人メディアでは低い
・内定者の雇用形態は、求人メディアでは正社員75％、パート25％、人材紹介では正社員67.7％、パート12.9％で、どちらも正社員が圧倒的に多い
・内定先は、求人メディアのトップが飲食店の仕事で75％だが、人材紹介のトップは病院介護施設が38.7％
・応募や登録から内定獲得までの期間は、求人メディアでは平均8.5日、人材紹介では平均30.4日と、求人メディアが圧倒的に短い

 

調査結果２・シニア調理人材に関する求人メディアの応募者と内定者の比較

調査結果のうち、求人メディア「シニアジョブ」で調理関連の仕事に内定した求職者と、内定に至らなかった求職者も含めた調理関連の仕事への応募者全体の傾向を比較したものが下記になります。

 

・最高齢は応募者全体で83歳、内定者で58歳と差が大きいが、平均年齢は応募者全体で58.9歳、内定者で56歳と大きな差がない
・男女比は応募者全体で男性69.2％女性30.8％、内定者で男性25％女性75％と逆転する
・有資格者割合は応募者全体で50％、内定者で25％と、必ずしも資格が有利とは限らない
・同じく経験20年以上の割合は応募者全体で65.4％、内定者で25％と、経験年数が有利とも限らない
・求人応募件数の平均は応募者全体で1.5件、内定者で1.75件と内定者が高いため、もっと多くの求人に応募すべき

 

 

調査結果を受けたシニア調理人材への就職アドバイス

今回の調査結果では、まず求人メディア「シニアジョブ」で調理関連の求人への応募が、ホテルや病院・介護施設よりも飲食店に集中する傾向が見られました。また、1つの求人にのみ応募し、そこで不採用となると諦めてしまう求職者が多い傾向にありました。これは、他に経験スキルを評価してくれて、活躍できる職場があっても、そのチャンスを逃してしまうことになるため、飲食店以外の業態の求人を含めて、より多くの求人に応募することが推奨されます。5〜10件の求人にご応募いただくと、自身の傾向分析と改善も行っていただくことで、内定が得やすくなります。
多くの求人に応募する場合であっても、求人メディア「シニアジョブ」における内定獲得までの期間は人材紹介よりも短く、最短で応募から2日で内定が出た事例もあることから、多くの場合、短期間で選考が完了する多くの求人にチャレンジしやすい環境が用意されています。
また、調査結果からは、求人メディア「シニアジョブ」の場合、必ずしも有資格者や実務経験期間の長い求職者が有利とは言えない状況もわかります。必須条件以外の資格や経験については多くなくともチャレンジしていただける一方で、有資格者・ベテランの方も自身の資格や経験で安心だと思わずに、多くの求人に応募していただきたいと思います。
もしも、求人メディア「シニアジョブ」で10回以上応募しても内定に至らない場合や、特殊な経験やスキルを持っていてそれを活かしたいといった方の場合は、人材紹介「シニアジョブエージェント」でも調理関連の仕事の紹介を行っており、こちらは有資格者や長い実務経験を持つ方の内定が多くなっているため、「シニアジョブエージェント」が有効にご活用いただけるかもしれません。

 

 

調査概要

シニア調理人材に関するシニア専門求人メディアおよび人材紹介の応募者と内定者に関する調査
・調査期間：　2023年1月1日〜3月31日
・調査機関：　自社調査
・調査対象：　上記期間にシニアジョブが提供するサービスを利用し、下記のいずれかに該当した求職者
（１）シニア専門求人メディア「シニアジョブ」へと上記期間に登録、求人応募を行い、また、調理またはホール等飲食関連の仕事に期間内に内定した求職者4名
（２）同じく「シニアジョブ」へと上記期間に登録し、調理またはホール等飲食関連の求人に応募した求職者26名
（３）シニア専門人材紹介「シニアジョブエージェント」へと上記期間に登録し、調理またはホール等飲食関連の仕事に期間内に内定した求職者31名
・対象地域：　全国
・調査方法：　上記調査対象に関する社内データを集計し、傾向を分析

 

シニアジョブ　代表取締役　中島康恵からのメッセージ

シニア向けの調理のお仕事はもともと、コロナ禍以前にインバウンド旅行客で需要が増す観光地のホテル旅館向けの供給を想定して、準備をしていたものです。子供が独立した後のシニアは比較的身軽で、通勤が難しく住み込みが必須の職場でも活躍しやすいためです。
その後、コロナ禍で飲食業・観光業の離職が進み、それら業界の復活に伴って求人が急増すると、コロナ以前にも増してシニア調理人材の需要が増えました。それを受け、私たちもまず2021年末に人材紹介「シニアジョブエージェント」でシニア調理人材の支援を本格開始し、2022年8月の求人メディア「シニアジョブ」オープン後はそこでも求人数の多い職種の1つとなっています。
調理人材全体の需要が高騰する中で、前述のホテル旅館での需要や、レストランなど以外にも、病院・介護施設や学校・保育園の給食、さらにセントラルキッチンを含めた工場での食品製造におよぶまで様々なニーズすべてが高まっています。
しかし、今回の調査結果にも表れているように、応募はレストランに集中しがちですし、1箇所落ちると諦めてしまう求職者も多く、もったいない状況があります。日中の勤務希望など希望条件によってはレストラン以外がおすすめの場合もあり、1箇所ダメでも経験スキルを求めている職場はきっと見つかりますので、幅広くたくさんの求人にチャレンジしてほしいと思っています。

 

シニア専門求人メディア「シニアジョブ」について

50歳以上のシニアに特化した求人サイト事業として、2022年8月にオープンしました。求人の対象が主に50歳以上になることを了承した企業のみが求人を掲載しており、また、求人企業の平均年齢や、50代・60代・70代以上の勤務人数といったシニアの活躍情報がわかるなど、シニアが安心して応募や就職活動ができる機能が揃っています。
求人企業も初期費用無料、成果報酬制で、採用決定までは、求人を何件掲載しても無料で使用できます。

 

お仕事をお探しのシニアの方や、シニア人材採用をお考えの企業の採用担当者の方は、サイトからご登録・お問い合わせをお願いいたします。
・お仕事をお探しのシニアの方はこちら　https://seniorjob.jp/
・企業の採用担当者の方はこちら　https://seniorjob.jp/landing/client/lp-02/

 

【会社概要】
代表　：　代表取締役　中島　康恵
本社　：　東京都新宿区大久保2丁目5−22セキサクビル8F
URL  ：　https://corp.senior-job.co.jp/
事業内容　：　シニアの人材ビジネス提供

 

運営サイト：
シニアジョブ：　https://seniorjob.jp/
シニアジョブエージェント：　https://senior-job.co.jp/
シニアタイムズ：　https://senior-job.co.jp/magazine/

 

 

本件に関するお問い合わせ先
株式会社シニアジョブ　広報部　安彦（あびこ）
TEL：080-4107-5851　　e-mail：m-abiko@senior-job.co.jp