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健康法の秘訣は実にシンプル【書籍発売『30年かかって一汁一菜 四季折々の食材で体を整える』】

株式会社春陽堂書店は『30年かかって一汁一菜 四季折々の食材で体を整える』 (佐藤宏美 著)を6月19日に発売しました。本書は健康法の秘訣である「一汁一菜」について禅の思想をふまえ余すところなく解説した本です。

◆健康の基本は食にあり

健康的であるために食生活に気をつけるのは大きなポイントです。健康に良い食品は多く知られていますが、それを日々の食事でどれだけ実践できているか著者は疑問を示します。著者はもっともベストな健康食品は長く食べ続けられてきた「お米」であると述べます。さらに禅の思想を紹介し、普段と変わらない日常で同じ心を保つことこそ重要だと記します。健康的な食生活は実にシンプルなものだとわかります。

 

◆調食の重要さ

本書では禅の教えから食事にまつわるものが取り上げられています。調食と呼ばれる、体と心を整える食事のポイントは「一汁一菜」「四季折々の食材を取り入れ食べ物の陰陽を知る」「自然に寄り添って生きる」というシンプルな3つの法則で成り立っており、今すぐに実践できるものなのです。これは著者自身、31歳の時に謎の心身の不調に襲われ、自然食・自然療法に出会うことで体調を快復していった経験がベースになっています。

 

◆具体的な食事はどうする?

それでは具体的にどういう食事を作ればよいのでしょうか。本書ではレシピも多く紹介されています。こちらも基本は実にシンプルであり、すぐにでも実践できるものです。

・主食は「完全栄養食・玄米」(玄米の栄養素は豊富。そのため一汁三菜をそろえなくとも、栄養が摂れる。玄米に多く含まれるビタミンB群は、炭水化物の消化吸収を助ける)

・具だくさん味噌汁を飲む(玄米でまかなえないビタミンA、C。タンパク質などを摂取。旬野菜は時期ごとにお手頃価格で購入可能なのでお得)

・日本の「漬物」や「発酵食品」を食べる(腸内環境が整う効果アリ。梅干しや大根の漬物であるたくあんなどがオススメ)

このほか本書では「もう1品」のアイデアとして「大豆・大豆加工食品」「煮物」などのメニューも紹介されています。さらに体を温める冬に最適な「陽」、体を冷やす夏に最適な「陰」の食材も紹介されていますので、アレンジのヒントもたくさん詰まった本です。

 

◆シンプルなところから始める

著者の佐藤宏美(さとうひろみ)さんは、

仙台の自然食料料理教室や自然食の普及活動などを行うNPO法人「おりざの家」代表を務めるほか、家族相談士、食養生コーディネーター、タッピングタッチインストラクターなどの肩書も持ちます。さらに主任児童委員(民生委員児童委員協議会)の活動も行っており、仙台を中心にボランティア活動を続けています。

 

本書は肩肘をはらずにまずは食事から生活を見直してみたいといった方におすすめの1冊です。

 

【書籍情報】  

『30年かかって一汁一菜四季折々の食材で体を整える』

 (2023年6月19日発売)

¥1760(税込)

Amazonページ短縮URL: https://onl.tw/2bYCkgW

 



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企業情報

企業名 株式会社天才工場
代表者名 吉田浩
業種 新聞・出版・放送

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