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プロの建築家の言葉に触れてみよう【書籍発売『段差のある家に住めば長生きできる』】

株式会社幻冬舎は『段差のある家に住めば長生きできる』 (後藤欽也 著)を10月17日に発売しました。本書は「建築の常識のウソ」「どうしたら資産価値があがる?」「建築家が教える土地の有効活用方」など建築にまつわるお役立ちトピックが満載。住宅はもとよりあらゆる建築の前に必ず読んでおきたい、建築を本当の財産に変える本です。

◆建築には思い込みが多い?

家を建てる行為は、ほとんどの人にとって一生の買い物です。筆者は建築には「知ってほしい考え方」がある一方で「忘れて欲しい常識や思い込みもたくさんある」と記します。薬に作用と副作用があるように、建築でも特定の工法や考え方には「時として副作用が出てしまうことがあるので注意が必要」なのだそうです。本書ではそうした建築の常識とされているもののウソを暴いてゆきます。

 

◆誤解だらけの建築にまつわる常識

それでは建築にはどういう誤解があるのでしょうか。いくつかの例を見てみましょう。

・建築は30年しか持たない(学術的な調査では木造建築の平均寿命は65年。コンクリート作りとの違いはない)

・中古住宅には価値がない(イギリスでは販売される住宅の9割は中古。世代ごとにバージョンアップし続けることで建築の価値が上がることも)

・バリアフリーにこだわらない(段差があれば「楽しい住宅」になる。段差を作らないことで、かえって段差に弱くなってしまう懸念もある)

・健康住宅だけでは「健康的な人間」になれない(快適性の追求にも加減が必要)

本書ではこうした建築や家造りの常識の間違っている部分、必ずしも正しいとは言えない部分について、ていねいな解説が記されています。本書を読み進めてゆけば、自分がどういった家や建築を求めているのかがおのずと明らかになって来ます。

 

◆建築家とやりとりはどうすべき?

本書では、いざ家を建てる場合の、建築家や工務店との具体的なやりとりについても記されています。「設計料無料・格安は得ではない」「要求を捨てれば捨てるほど価値ある建築ができる」「空間作りはゴールから設定してゆく」といったハウツーや心がけが記されていますので実用的な本です。さらに本書では著者が実際に手がけた建築物件が写真付きで紹介されています。検診センター、総合内科、キッズデンタル(小児歯科)、別荘、保育園などさまざまな物件が、どういった意図を持って作られたかが紹介されていますので眺めて楽しい1冊です。

 

◆プロの言葉に触れてみる

著者の後藤欽也 (ごとうきんや)さんは建築家であり株式会社後藤横浜事務所代表取締役を務めています。横浜の本社のほか中国の首都である北京市にも事務所をかまえています。多くの商業施設の建設を手がけ、建築雑誌にも寄稿、さらには中国昆明出口加工区国際コンペ1位に入賞するなど国際的な活躍も見せています。40年以上にわたって建築に関わってきたプロの言葉に触れて見てはいかがでしょうか。

 

【書籍情報】  

『段差のある家に住めば長生きできる』

 (2023年10月17日発売)

¥1760(税込)

Amazonページ短縮URL: https://onl.la/8eQhJxf

 



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企業情報

企業名 株式会社天才工場
代表者名 吉田浩
業種 新聞・出版・放送

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