床面積は約400坪!筑波胃腸病院の大規模「木造」増築プロジェクトが始動。温かみのある木の空間に柔らかな自然光が差し込む“患者さんがくつろげる空間”を創出
一般的なRC造(鉄筋コンクリート造)ではなく「木造」とすることで、カーボンニュートラルの実現に貢献します。また今は、戦後復興の木材需要に応じて植林されたスギやヒノキが、ちょうど製材になる「適齢期」。SDGsの15番目のゴール「持続可能な森林の管理」にも貢献します。木造の病院でいかにも病院という寒々しさを排除し、患者さんにとって心地良い“居場所”を完成させます。
株式会社 類設計室(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:阿部 紘)は、医療法人社団 筑三会 筑波胃腸病院(所在地:茨城県つくば市、理事長:鈴木 隆二)が増築を決めた消化器疾患を専門とする新棟の設計・監理を担当しています。大型病院としては珍しい「木造」が特徴で、2025年4月1日(火)までに「日本人に馴染む落ち着きのある木の空間」を完成させてまいります。
▼ 株式会社 類設計室|公式ウェブサイト:https://www.rui.ne.jp/
▼ 医療法人社団 筑三会 筑波胃腸病院|公式ウェブサイト:https://www.tsukubaichou.com/
■戦後復興の木材需要に応じて植えられたスギやヒノキは製材になる「適齢期」。
植林でサステナブルな森林を実現
2015年の国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)。17の目標のうち15番目に設定されているのが、「持続可能な森林の管理」です。達成に向けて森林分野におけるさまざまな取り組みが世界で進められる中、「木造」建築が注目されています。
「木造」建築の柱・梁等に使われる樹木は、CO2を吸収し、炭素として蓄えることで成長します。CO2排出量と吸収量を均衡させることが、カーボンニュートラルであり、CO2を吸収する森林は、カーボンニュートラルの実現に欠かすことが出来ません。そこで必要になるのが、森林の維持・管理です。戦後復興の木材需要に応じるために植林されたスギやヒノキはまさに今、製材として使われる適齢期を迎えています。これらの木々を使い、新たに植林することで、サステナブルな森林を実現することができるのです。
■いかにも病院という寒々しさを排除し、患者さんが“居場所”と感じられる空間に
今回建てる新棟(増築棟)は、増築部分の建築面積1,085.35㎡、2階建ての床面積1,294.67㎡(約400坪)。この規模ならばRC造(鉄筋コンクリート造)が一般的ですが、理事長が選んだのは「木造」でした。
その理由は、患者さんに寄り添った医療の追求、という筑波胃腸病院のモットー。いかにも病院という寒々しい外観やインテリアではなく、不安な気持ちを抱えて来院する患者さんがリラックスできる居場所を作りたい、という思いに応え、「日本人に馴染む落ち着きのある木の空間」を重視して設計しました。
また、温かい木の空間に加えて、そこに柔らかな自然光が差し込むようなデザインを採用。患者さんのポジティブな気持ちを喚起したいという思いを込め、一丸となって本プロジェクトに臨んでまいります。
【株式会社 類設計室について】
本社:〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島4-3-2 類ビル
代表者:代表取締役社長 阿部 紘
設立: 1972年9月
電話番号:06-6305-2222
事業内容:設計事業、教育事業、農園事業、宅配事業、管財事業
施工業者
【株式会社ヤマムラ】
本社:〒996-0053 山形県新庄市大字福田711-6
代表者:代表取締役社長 中村 忍
設立: 1965年5月
電話番号:0233-23-4315
URL:http://www.yj-co.com/index.html
【一般の方向けのお問い合わせ先】
企業名:医療法人社団 筑三会
担当者名:事務長 松浦 靖
TEL:029-874-3321
Email:tsukuba@tsukubaichou.com
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企業情報
企業名 | 医療法人社団筑三会 |
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代表者名 | 鈴木隆二 |
業種 | 医療・健康 |