最優秀賞は熊本大学の竹下史朗氏の「Communicationに特化した洪水・避難シミュレータの構築」

− 構造計画研究所 第9回MASコンペティションのご報告 −

 (株)構造計画研究所は、マルチエージェント・シミュレータartisoc(アーティソック)およびKK-MAS(ケーケーマス)を用いた 研究成果の発表とユーザ間の情報交換、および今後の更なる普及活動に向けての情報収集を目的として、2月27日に第9回MASコンペティションを開催いたしました。おかげさまで55名の皆様にご参加いただき、様々な分野からの有意義で興味深い発表と活発な質疑応答が繰り広げられました。
 コンペティションには、「学生による挑戦」と「研究実務への応用」の2部門が設けられ、それぞれ7編と9編の発表がありました。東京大学・山影進先生を審査委員長として、名古屋工業大学・兼田敏之先生、産業技術総合研究所・和泉潔先生、明治大学・水野誠先生、防衛大学校・佐藤浩先生の5名の審査員の先生方による厳正な審査の結果、以下の方々が選考され、賞金として研究費用30万円(佳作は10万円)の贈与が行われました。なお今回、熊本大学の竹下史朗氏の研究が、防災意識啓蒙のためのコミュニケーション・ツールとしてのartisocの運用可能性を示し、実社会に役立つ学術研究であることが評価され、第1回MASコンペティション以来8大会ぶり2回目となる最優秀賞に選出されました。

【部門1】「学生による挑戦」
 佳作:
 東京理科大学 江澤 広泰 氏
 「車車間通信を用いた協調カーナビゲーションシステム」

【部門2】「研究実務への応用」
 最優秀賞(会場賞も受賞):
 熊本大学 竹下 史朗 氏
 「Communicationに特化した洪水・避難シミュレータの構築」
 佳作:
 東京工業大学 岸本 有之 氏
 「エージェント・シミュレーションによる店舗内顧客行動と販売促進施策の分析」

 なお、結果の詳細は3月16日ごろより下記のMASコミュニティWebサイトで公開予定です。
  http://mas.kke.co.jp/

■ 構造計画研究所について
 1959年創立。現在、ネットワーク、マルチメディア、情報通信、移動体通信分野から建設、製造分野に至るまでの広範かつ最新のIT技術を駆使したソフトウェア開発ならびにソフトウェアプロダクトを提供。さらにOR・シミュレーション手法を用いた工学・製造分野におけるコンサルティングサービスやマーケティング分野におけるコンサルティングサービスも行っています。また建設・環境分野における数値解析コンサルティングサービスや建築・構造設計分野でも強みを発揮しており、様々な業界に対し、多様なソリューションを提供しています。

※構造計画研究所および、構造計画研究所のロゴは、株式会社構造計画研究所の登録商標です。その他、記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標又は登録商標です。
※当社では、お客様企業から発表のご承認をいただいた案件のみを公表させていただいております。ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。


【本件に関するお問い合わせ先】
 株式会社構造計画研究所 創造工学部 矢代惠一
 TEL:03-5342-1025 FAX:03-5342-1225 e-mail: mas-support@kke.co.jp
 http://mas.kke.co.jp/
または
 株式会社構造計画研究所 広報担当 佐藤仁宣、松本飛鳥
 TEL:03-5342-1032 FAX:03-5342-1222 e-mail:kkeinfo@kke.co.jp
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《関連URL》
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企業情報

企業名 株式会社構造計画研究所
代表者名 服部 正太
業種 コンピュータ・通信機器

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