液漏れしない。溶けない。折れない。電気分解実験(H管)用の白金/チタン電極を安価に開発

有限会社ターナープロセス(社長:棚橋正和)は、電気分解実験用の 電極として従来から問題となっていた液漏れ、電極の溶解、電極の折 れを防ぐことができる白金/チタン電極を安価に開発しました。 中学校など理科授業で行なわれている既存の電気分解実験装置の交換 部品として本日から発売致します。

報道関係者各位
                         2009年6月3日
                   有限会社ターナープロセス

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        液漏れしない。溶けない。折れない。
   電気分解実験(H管)用の白金/チタン電極を安価に開発
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有限会社ターナープロセス(社長:棚橋正和)は、電気分解実験用の
電極として従来から問題となっていた液漏れ、電極の溶解、電極の折
れを防ぐことができる白金/チタン電極を安価に開発しました。
中学校など理科授業で行なわれている既存の電気分解実験装置の交換
部品として本日から発売致します。

【特長】
 ・液漏れしない。
  ⇒電極固定のゴム栓材質にシリコンを選択。実験中の液漏れに
   よる皮膚接触の危険を回避できます。
 ・溶けない。
  ⇒酸やアルカリ耐性が強い白金を電極表面にコート。
   酸でもアルカリでもどの水溶液を用いても実験できるため、
   水に添加する薬品(電解質)の選択自由度が広がります。
 ・折れない。
  ⇒金属電極のため従来の炭素電極のように折れやすいという
   心配はいりません。

【背景】
 中学校の理科で必ず学ぶ電気分解ですが、一般的に実験授業で用い
 られている装置はH管タイプ(ホフマン式)の電気分解装置です。
 この装置で使われている電極は操作上の不満が学校の先生方から寄
 せられていました。
 1)電極を固定するゴム栓から液体が漏れるため、水酸化ナトリウ
   ム水溶液など劇薬を使った液体が手などに接触すると危険。
 2)ニッケルやステンレス電極の場合、酸では溶けるためアルカリ
   水溶液しか実験できない。
 3)炭素電極の場合、金属に比べて剛性が弱いため折れやすく、ま
   た電気分解実験で酸化しやすいため電極表面が崩れやすい。

 これら問題点のうち、2)と3)の問題を解決するために白金を使
 った電極は従来からありますが、高価なため購入しにくいという難
 点がありました。
 また、1)の問題を解決する商品はありませんでした。

 当社ではこのような問題を解決するために、液漏れの原因はアルカ
 リ水溶液によるゴム栓の表面劣化であると考え、電極固定用のゴム
 栓として酸やアルカリ耐性のある材質を選択することによって液漏
 れを解消しました。
 また、電気分解実験装置に適した白金コート形成の条件最適化を行
 なうことにより安価な生産を実現しました。

【商品概要】
 発売日 : 6月3日
 希望小売価格 : 本体 2,480円(税込)
 ゴム栓の大きさ(材質=シリコン);
  No.2(上径φ14mm、下径φ18mm、高さ20mm)
 電極の長さ : 42mm (H管の中に突出する長さ)
 電極の材質 : 白金/チタン

【販売方法】
 弊社インターネットショップにて販売を致します。

【お問い合わせ先】
 有限会社ターナープロセス
 イオン部 : 中野貴徳
 〒554-0024 大阪市此花区島屋4-2-7-204
 Tel、FAX : 06-6459-7576
 E-mail : support@tanap.jp
 ホームページ : http://www.tanap.jp

企業情報

企業名 有限会社ターナープロセス
代表者名 棚橋正和
業種 その他製造業

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