女性ユーザーの51%が収納スペースに着目! 〜「女性から見たキャンピングカー」アンケート調査より〜 Vol.2
女性がキャンピングカーを選ぶ基準は「サイズ」と「価格」。女性がキャンピングカーに望むものは「豊富な収納スペース」「個室トイレ/洗面室」「キッチン」「冷暖房」。女性を対象としたアンケート調査で、女性が望むキャンピングカーが浮き彫りに。キーワードは「快適性」と「機能性」といえそうです。
報道関係者 各位
プレスリリース
2010年1月12日
日本RV協会
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女性ユーザーの51%が収納スペースに着目!
〜「女性から見たキャンピングカー」アンケート調査より〜 Vol.2
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日本RV協会(JRVA)が実施した「女性から見たキャンピングカー」調査結果がまとまりました。このアンケート調査は、「くるま旅クラブ」に所属するキャンピングカーユーザーのうちから主婦層および女性オーナーを対象として実施されたもので、女性とキャンピングカーのつながりを調べるための24項目が設定され、1,388件の回答が寄せられました。
12月14日配信のプレスリリース(※「女性ユーザーの58%が、キャンピングカーを通じて家族の絆を実感!」 http://www.value-press.com/pressrelease.php?article_id=49944 )で、女性ユーザーがキャンピングカーを通じて「家族の絆を実感している」という調査結果の一端をご紹介しましたが、今回は、女性がキャンピングカーを選ぶ基準や、キャンピングカーに望むものについての調査結果をご報告します。女性ならではの視点がよくわかる興味深いデータです。
■キャンピングカーを選ぶ際のポイントは
サイズ、価格、次いで装備類の充実度
「女性の立場からキャンピングカーを選ぶときの決め手となったもの(複数回答)」(※1)という設問では、第1位は「サイズ」で、回答者1,388人のうち813人、58.6%もの方が選択。それとほぼ同数の802人・57.8%の方が「価格」をあげ、第2位となりました。ついで第3位に「装備類の充実」(625人・45.0%)、第4位に「デザイン」(382人・27.5%)、第5位に「乗車/就寝定員」(381人・27.4%)という結果となりました。
多くの女性は、キャンピングカーを選ぶときに、まず「サイズ」と「価格」を検討し、そこである程度の候補車を選んでから、「装備類」の充実度を比較していくというプロセスをとっていると考えられます。
■豊富な収納スペースを望む声が半数以上
居住性の高さを重視する女性キャンピングカーユーザー
「女性が使いやすいキャンピングカーの機能として何が必要か?(複数回答)」(※2)という設問に対しては、「豊富な収納スペース」という回答が半数の 710人を超え、51.2%という結果になりました。第2位は「個室トイレ/洗面室などの機能」というもので301人・21.7%でした。
それに続き「しっかりしたキッチン機能」(253人・18.2%)、「エアコンやヒーターといった冷暖房機能」(231人・16.6%)という順になりました。
上記の回答以外に、「その他」という項目を設けて記述式で答えたもらったところ、特に多かったのは「ベッド機能」に対する意見。特にベッドの広さと、ベッド展開が簡単であることを求める声が目立ちました。
また、自分がキャンピングカーの開発者になったと仮定して、「女性が欲しくなるキャンピングカーを開発するときに一番心がけるもの何か(複数回答)」(※3)と尋ねたところ、下記のような回答が寄せられました。
●装備類を使いやすくして、シンプルな機能に絞る(634人・45.7%)
●家庭内と同等の充実した快適装備を確保する(276人・19.9%)
●内外装のデザインセンスを高めて、お洒落なものにする(276人・19.9%)
●車両サイズをコンパクトなものにする(237人・17.1%)
この設問に「その他」という項目を設けて自由に書き込んでもらったところ、以下のような女性らしい声が聞こえてきました。
●たいていのキャンピングカーには鏡や洗面台のような顔をメイクするスペースがなく、鏡があっても大きくない。また着替えや衣類を掛けておくスペースがない。更衣室の充実と照明へのこだわりは必要だと思う
●旅が終わったときに掃除と片づけを考えるのが憂鬱。だから掃除がしやすい構造になっていることが大事
●長旅したときの洗濯物を干すレールとかロープを張る場所を工夫したい。できれば、下着を干せるような場所も考えたい
女性がキャンピングカーに望むものは、ふだんの暮らしと同様の「快適な居住性」、そしてそれを支える「維持管理の容易」さ、が2大ポイントといえそうです。
■女性のキャンピングカー一人旅は現在は少数派
ただし一人旅にあこがれる方も
また、「現在の愛車で一人旅をしてみたいか?」(※4)という設問に対しては、「家族(夫婦)旅行が楽しいので、一人旅は考えたことがない」という回答が65.0%に達しましたが、
●たまに家族から解放され、一人旅をしてみたい(5.7%)
●現在すでに今の愛車で一人旅を楽しんでいる(1.1%)
という回答も少数ながら寄せられました。
さらに、記述式の自由回答においては、
●もし運転ができれば一人で旅したい
●自分で自由に運転して、女性だけのキャンピングもしてみたい
という回答も。
その一方、
●女性だけで旅するときは、セキュリティのことが一番気がかり。外から破られないような窓ガラスとか、大音量の防犯ブザーとかSOS機能があるといい
●機械系は苦手なので、キャンピングカーの調子が悪くなったときは、原因も分からず、直すこともできない。だから一人で乗るには抵抗がある
などという声も聞かれました。
現在の女性の意識は、キャンピングカーライフは、家族、夫婦で楽しむもの。
ただし、「一人旅」へのあこがれは、少数派ながらあります。
環境・装備が整えば、「キャンピングカーでの一人旅」を楽しむ女性も出てくるかもしれません。
※1_添付資料 図表1 女性の立場からキャンピングカーを選ぶときの決め手となったもの
※2_添付資料 図表2 女性が使いやすいキャンピングカーの機能として何が必要か?
※3_添付資料 図表3 女性が欲しくなるキャンピングカーを開発するときに一番心がけるものは何か
※4_添付資料 図表4 現在の愛車で一人旅をしてみたいか?
[日本RV協会]
人と車と自然が一体となった豊かで潤いのある「くるま旅」を提唱し、キャンピングカーライフを日本に根付いた文化として育成・発展させるためにさまざまな活動を行っています。
[本件に関するお問い合わせは]
日本RV協会 (担当)矢久保
TEL 042-720-7911 FAX 042-720-7251
URL http://www.jrva.com/
プレスリリース
2010年1月12日
日本RV協会
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女性ユーザーの51%が収納スペースに着目!
〜「女性から見たキャンピングカー」アンケート調査より〜 Vol.2
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日本RV協会(JRVA)が実施した「女性から見たキャンピングカー」調査結果がまとまりました。このアンケート調査は、「くるま旅クラブ」に所属するキャンピングカーユーザーのうちから主婦層および女性オーナーを対象として実施されたもので、女性とキャンピングカーのつながりを調べるための24項目が設定され、1,388件の回答が寄せられました。
12月14日配信のプレスリリース(※「女性ユーザーの58%が、キャンピングカーを通じて家族の絆を実感!」 http://www.value-press.com/pressrelease.php?article_id=49944 )で、女性ユーザーがキャンピングカーを通じて「家族の絆を実感している」という調査結果の一端をご紹介しましたが、今回は、女性がキャンピングカーを選ぶ基準や、キャンピングカーに望むものについての調査結果をご報告します。女性ならではの視点がよくわかる興味深いデータです。
■キャンピングカーを選ぶ際のポイントは
サイズ、価格、次いで装備類の充実度
「女性の立場からキャンピングカーを選ぶときの決め手となったもの(複数回答)」(※1)という設問では、第1位は「サイズ」で、回答者1,388人のうち813人、58.6%もの方が選択。それとほぼ同数の802人・57.8%の方が「価格」をあげ、第2位となりました。ついで第3位に「装備類の充実」(625人・45.0%)、第4位に「デザイン」(382人・27.5%)、第5位に「乗車/就寝定員」(381人・27.4%)という結果となりました。
多くの女性は、キャンピングカーを選ぶときに、まず「サイズ」と「価格」を検討し、そこである程度の候補車を選んでから、「装備類」の充実度を比較していくというプロセスをとっていると考えられます。
■豊富な収納スペースを望む声が半数以上
居住性の高さを重視する女性キャンピングカーユーザー
「女性が使いやすいキャンピングカーの機能として何が必要か?(複数回答)」(※2)という設問に対しては、「豊富な収納スペース」という回答が半数の 710人を超え、51.2%という結果になりました。第2位は「個室トイレ/洗面室などの機能」というもので301人・21.7%でした。
それに続き「しっかりしたキッチン機能」(253人・18.2%)、「エアコンやヒーターといった冷暖房機能」(231人・16.6%)という順になりました。
上記の回答以外に、「その他」という項目を設けて記述式で答えたもらったところ、特に多かったのは「ベッド機能」に対する意見。特にベッドの広さと、ベッド展開が簡単であることを求める声が目立ちました。
また、自分がキャンピングカーの開発者になったと仮定して、「女性が欲しくなるキャンピングカーを開発するときに一番心がけるもの何か(複数回答)」(※3)と尋ねたところ、下記のような回答が寄せられました。
●装備類を使いやすくして、シンプルな機能に絞る(634人・45.7%)
●家庭内と同等の充実した快適装備を確保する(276人・19.9%)
●内外装のデザインセンスを高めて、お洒落なものにする(276人・19.9%)
●車両サイズをコンパクトなものにする(237人・17.1%)
この設問に「その他」という項目を設けて自由に書き込んでもらったところ、以下のような女性らしい声が聞こえてきました。
●たいていのキャンピングカーには鏡や洗面台のような顔をメイクするスペースがなく、鏡があっても大きくない。また着替えや衣類を掛けておくスペースがない。更衣室の充実と照明へのこだわりは必要だと思う
●旅が終わったときに掃除と片づけを考えるのが憂鬱。だから掃除がしやすい構造になっていることが大事
●長旅したときの洗濯物を干すレールとかロープを張る場所を工夫したい。できれば、下着を干せるような場所も考えたい
女性がキャンピングカーに望むものは、ふだんの暮らしと同様の「快適な居住性」、そしてそれを支える「維持管理の容易」さ、が2大ポイントといえそうです。
■女性のキャンピングカー一人旅は現在は少数派
ただし一人旅にあこがれる方も
また、「現在の愛車で一人旅をしてみたいか?」(※4)という設問に対しては、「家族(夫婦)旅行が楽しいので、一人旅は考えたことがない」という回答が65.0%に達しましたが、
●たまに家族から解放され、一人旅をしてみたい(5.7%)
●現在すでに今の愛車で一人旅を楽しんでいる(1.1%)
という回答も少数ながら寄せられました。
さらに、記述式の自由回答においては、
●もし運転ができれば一人で旅したい
●自分で自由に運転して、女性だけのキャンピングもしてみたい
という回答も。
その一方、
●女性だけで旅するときは、セキュリティのことが一番気がかり。外から破られないような窓ガラスとか、大音量の防犯ブザーとかSOS機能があるといい
●機械系は苦手なので、キャンピングカーの調子が悪くなったときは、原因も分からず、直すこともできない。だから一人で乗るには抵抗がある
などという声も聞かれました。
現在の女性の意識は、キャンピングカーライフは、家族、夫婦で楽しむもの。
ただし、「一人旅」へのあこがれは、少数派ながらあります。
環境・装備が整えば、「キャンピングカーでの一人旅」を楽しむ女性も出てくるかもしれません。
※1_添付資料 図表1 女性の立場からキャンピングカーを選ぶときの決め手となったもの
※2_添付資料 図表2 女性が使いやすいキャンピングカーの機能として何が必要か?
※3_添付資料 図表3 女性が欲しくなるキャンピングカーを開発するときに一番心がけるものは何か
※4_添付資料 図表4 現在の愛車で一人旅をしてみたいか?
[日本RV協会]
人と車と自然が一体となった豊かで潤いのある「くるま旅」を提唱し、キャンピングカーライフを日本に根付いた文化として育成・発展させるためにさまざまな活動を行っています。
[本件に関するお問い合わせは]
日本RV協会 (担当)矢久保
TEL 042-720-7911 FAX 042-720-7251
URL http://www.jrva.com/
企業情報
企業名 | 一般社団法人 日本RV協会 |
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代表者名 | 福島雅邦 |
業種 | その他サービス |
コラム
一般社団法人 日本RV協会の
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