CompTIA Japan ITSC(インストラクター・トレーナー スキルコンペ) 2009 審査結果発表
CompTIA日本支局では、「インストラクションスキル」のクオリティを競うCompTIA Japan ITSC 2009(主催:CompTIA日本支局)を開催し、多くのご応募をいただきました。厳正に審査いたしました結果、誠に残念ながら「受賞該当者なし」となりましたことをご案内いたします。
CompTIA Japan ITSC(インストラクター・トレーナー スキルコンペ) 2009 審査結果について
【2010年1月18日 東京】
CompTIA(コンプティア:コンピュータ技術産業協会/本部:米国イリノイ州)日本支局では、インストラクターおよびトレーナーの「インストラクションスキル」のクオリティを競うCompTIA Japan ITSC 2009(CompTIA日本支局 インストラクター・トレーナー スキルコンペ 2009 主催:CompTIA日本支局)を開催し、2009年8月1日から10月31日までに多くのご応募をいただきました。応募いただきました資料を厳正に審査いたしました結果、誠に残念ながら「受賞該当者なし」となりましたことをご案内いたします。
ITSC2009は、CompTIA CTT+のパフォーマンス・ベースド・テストにおいて評価します「12のスキル基準」を、ITSC用にアレンジし「スコアリングガイド」を作成しています。それを基に、各参加者の皆様から講義DVDおよびドキュメントフォームをご応募いただき、「ITSCアセッサー」として条件を満たしました4名様で採点を行いました。スキルごとに4段階評価を行い、48点満点とし、36点以上を各賞の対象者としています。
ITSC2009の募集要項、各種書類については、http://www.comptia.jp/event/ITSC2009/index.htmlをご覧ください。
CompTIA CTT+については、http://www.comptia.jp/cont_certif_08.htmlをご覧下さい。
尚、2010年1月22日(金)に開催いたします「CompTIA日本支局 人材育成サミット2009」では、ITSCアセッサーの代表者から、総評をご案内いたします。CompTIA日本支局 人材育成サミット2009については、http://www.comptia.jp/event/summit2010/index.htmlをご覧ください。
【ITSCアセッサーメンバー】 ※企業名50音順
株式会社アイ・シー・イー 取締役 大塚 千春 氏
株式会社ウチダ人材開発センタ 取締役 冨田 伸一郎 氏
株式会社エイチ・アール・ディー研究所 専務取締役 安田 孝雄 氏
株式会社エイチ・アール・ディー研究所 サブディレクター 築谷 奈緒子 氏
《ITSCアセッサーの総評》
ITSCの12のスキル基準は、インストラクション“業務”としてのPDCA、すなわち「P=コースの準備」「D=スキルの実践」「C=評価」「A=改善」を回す中でのスキルの発揮を、総合的に評価しています。
今回応募いただきましたほとんどの皆様が、それぞれの企業の中で長年インストラクションの経験を有していらっしゃることがうかがえ、特にスキル基準の3A、3Bに該当する「プレゼンテーションスキル」には優れたパフォーマンスを発揮し、高いレベルの方が多くいらっしゃいました。また教育媒体の使用や教授法の選択に関しても、最もふさわしい選択をされ、2A、2Bのスキルに優れた方が多くいらっしゃいました。
一方で、以下の2点が、今回の審査結果に大きく反映された形となっています。
インストラクション業務では、プレゼンテーションに加えて、「参加者を巻き込んだセミナー展開」が大切ですが、スキル基準の「グループの円滑化(4A-4D)」に当たる「受講者中心」の環境作りや、参加意欲を促す質問やアクティビティの活用が、効果として不十分でいらっしゃる点が見受けられました。
また、20分という限られた時間の中で指定された「D=スキルの実践」に気を配るあまり、「P=コースの準備」「C=評価」「A=改善」の業務スキルの表現が不十分な点が見受けられました。具体的には、提出フォームの2-7項は「コース事前準備(1A、1B)」を、10、11項は「トレーニングの評価(5A、5B)」を証明するものですが、その記述が不十分、あるいは記述同士の整合性を証明できていない点が見受けられました。たとえば、2項「録画された授業の学習目的」は1Aを示していますが10、11項はその目的をどのように達成したかを記述する必要があります。
※ITSC アセッサーの参加条件
−CompTIA CTT+の取得
−ここ1 年で、講師として100 時間以上講義の実施。
−ITSC アセッサーワークショップへの参加
【CompTIAとは(http://www.comptia.jp)】
1980年初頭、EDIが様々な規格で利用され情報が飛び交う中、ISOやIEEEに対し標準化を提言するため、各社が集まる場として1982年にシカゴで設立。その後、欧米を中心とし14拠点を持つ非営利グローバルIT業界組織として、技術標準化の提言や各業務の実務能力基準の認定活動等を行っています。尚、日本では、支局が平成13年4月に設立されています。
【CompTIA認定資格とは(http://www.comptia.jp/cont_certif.html)】
1993年のPCの爆発的な普及に伴い、クライアント環境の運用管理業務を理解する人材が急激に不足するといった事態に対処するため、技術標準化を進めるノウハウを生かし、各社が集まり、「業務」に対するスキルの標準化を進め、開発されたのが「CompTIA A+」です。2010年1月現在、Network+など11分野に及ぶ業務に関する認定を行っています。現在は、OJTの削減やトレーニングコストの削減、各レベル(新入社員、主任、管理職など)やパートナーなど実務評価基準を背景とし、それぞれの業務分野における業界各社が試験作成委員会に参加し、現在の業務環境における理解と問題解決や状況判断などの業務遂行能力のガイドライン(試験範囲)の作成から、調査分析、作問を担当。1993年の認定資格提供開始後、CompTIA認定資格者は、ワールドワイドで100万を突破。
【お問い合わせ先】
CompTIA日本支局 http://www.comptia.jp
〒101-0061 東京都千代田区三崎町3-4-9 水道橋MSビル7F
TEL:03-5226-5345 FAX:03-5226-0970
E-Mail:info_jp@comptia.org
担当:吉村
※試験名、名称、会社名は各社の商標または登録商標です。
【2010年1月18日 東京】
CompTIA(コンプティア:コンピュータ技術産業協会/本部:米国イリノイ州)日本支局では、インストラクターおよびトレーナーの「インストラクションスキル」のクオリティを競うCompTIA Japan ITSC 2009(CompTIA日本支局 インストラクター・トレーナー スキルコンペ 2009 主催:CompTIA日本支局)を開催し、2009年8月1日から10月31日までに多くのご応募をいただきました。応募いただきました資料を厳正に審査いたしました結果、誠に残念ながら「受賞該当者なし」となりましたことをご案内いたします。
ITSC2009は、CompTIA CTT+のパフォーマンス・ベースド・テストにおいて評価します「12のスキル基準」を、ITSC用にアレンジし「スコアリングガイド」を作成しています。それを基に、各参加者の皆様から講義DVDおよびドキュメントフォームをご応募いただき、「ITSCアセッサー」として条件を満たしました4名様で採点を行いました。スキルごとに4段階評価を行い、48点満点とし、36点以上を各賞の対象者としています。
ITSC2009の募集要項、各種書類については、http://www.comptia.jp/event/ITSC2009/index.htmlをご覧ください。
CompTIA CTT+については、http://www.comptia.jp/cont_certif_08.htmlをご覧下さい。
尚、2010年1月22日(金)に開催いたします「CompTIA日本支局 人材育成サミット2009」では、ITSCアセッサーの代表者から、総評をご案内いたします。CompTIA日本支局 人材育成サミット2009については、http://www.comptia.jp/event/summit2010/index.htmlをご覧ください。
【ITSCアセッサーメンバー】 ※企業名50音順
株式会社アイ・シー・イー 取締役 大塚 千春 氏
株式会社ウチダ人材開発センタ 取締役 冨田 伸一郎 氏
株式会社エイチ・アール・ディー研究所 専務取締役 安田 孝雄 氏
株式会社エイチ・アール・ディー研究所 サブディレクター 築谷 奈緒子 氏
《ITSCアセッサーの総評》
ITSCの12のスキル基準は、インストラクション“業務”としてのPDCA、すなわち「P=コースの準備」「D=スキルの実践」「C=評価」「A=改善」を回す中でのスキルの発揮を、総合的に評価しています。
今回応募いただきましたほとんどの皆様が、それぞれの企業の中で長年インストラクションの経験を有していらっしゃることがうかがえ、特にスキル基準の3A、3Bに該当する「プレゼンテーションスキル」には優れたパフォーマンスを発揮し、高いレベルの方が多くいらっしゃいました。また教育媒体の使用や教授法の選択に関しても、最もふさわしい選択をされ、2A、2Bのスキルに優れた方が多くいらっしゃいました。
一方で、以下の2点が、今回の審査結果に大きく反映された形となっています。
インストラクション業務では、プレゼンテーションに加えて、「参加者を巻き込んだセミナー展開」が大切ですが、スキル基準の「グループの円滑化(4A-4D)」に当たる「受講者中心」の環境作りや、参加意欲を促す質問やアクティビティの活用が、効果として不十分でいらっしゃる点が見受けられました。
また、20分という限られた時間の中で指定された「D=スキルの実践」に気を配るあまり、「P=コースの準備」「C=評価」「A=改善」の業務スキルの表現が不十分な点が見受けられました。具体的には、提出フォームの2-7項は「コース事前準備(1A、1B)」を、10、11項は「トレーニングの評価(5A、5B)」を証明するものですが、その記述が不十分、あるいは記述同士の整合性を証明できていない点が見受けられました。たとえば、2項「録画された授業の学習目的」は1Aを示していますが10、11項はその目的をどのように達成したかを記述する必要があります。
※ITSC アセッサーの参加条件
−CompTIA CTT+の取得
−ここ1 年で、講師として100 時間以上講義の実施。
−ITSC アセッサーワークショップへの参加
【CompTIAとは(http://www.comptia.jp)】
1980年初頭、EDIが様々な規格で利用され情報が飛び交う中、ISOやIEEEに対し標準化を提言するため、各社が集まる場として1982年にシカゴで設立。その後、欧米を中心とし14拠点を持つ非営利グローバルIT業界組織として、技術標準化の提言や各業務の実務能力基準の認定活動等を行っています。尚、日本では、支局が平成13年4月に設立されています。
【CompTIA認定資格とは(http://www.comptia.jp/cont_certif.html)】
1993年のPCの爆発的な普及に伴い、クライアント環境の運用管理業務を理解する人材が急激に不足するといった事態に対処するため、技術標準化を進めるノウハウを生かし、各社が集まり、「業務」に対するスキルの標準化を進め、開発されたのが「CompTIA A+」です。2010年1月現在、Network+など11分野に及ぶ業務に関する認定を行っています。現在は、OJTの削減やトレーニングコストの削減、各レベル(新入社員、主任、管理職など)やパートナーなど実務評価基準を背景とし、それぞれの業務分野における業界各社が試験作成委員会に参加し、現在の業務環境における理解と問題解決や状況判断などの業務遂行能力のガイドライン(試験範囲)の作成から、調査分析、作問を担当。1993年の認定資格提供開始後、CompTIA認定資格者は、ワールドワイドで100万を突破。
【お問い合わせ先】
CompTIA日本支局 http://www.comptia.jp
〒101-0061 東京都千代田区三崎町3-4-9 水道橋MSビル7F
TEL:03-5226-5345 FAX:03-5226-0970
E-Mail:info_jp@comptia.org
担当:吉村
※試験名、名称、会社名は各社の商標または登録商標です。
企業情報
企業名 | CompTIA日本支局 |
---|---|
代表者名 | コンピュータ技術産業協会/本部:米国イリノイ州 |
業種 | 未選択 |
コラム
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