マリファナ・マーチ2006 in 東京を開催
大麻の非犯罪化(条件付き自由化)を求めた集会、マリファナ・マーチ in 東京が5月7日(日)、上野公園 水上音楽堂で開催され1500人が参加し、ライブや寸劇、フリースピーチなどが行われた後、参加者一同で宣言文を採択し閉幕しました。
マリファナ・マーチ2006 in 東京を開催
2006年5月8日、カンナビスト運営委員会
大麻の非犯罪化(条件付き自由化)を求めた集会、マリファナ・マーチ in 東京が5月7日(日)、上野公園 水上音楽堂で開催され1500人が参加し、ライブや寸劇、フリースピーチなどが行われた後、参加者一同で宣言文を採択し閉幕しました。
連休最後の日曜日、雨交じりの一日でしたが若い世代を中心に多くの人たちが集まりました。大麻の葉のシンボルを縫った魔法使いのコスチュームに大麻の葉のシンボルを縫った姿で会場内を歩く人、大麻から作れる繊維や油の産業利用を紹介した展示、「麻」の字を描いた書道実演、大麻規制の問題性を説明したパネルに見入る人たちなど、会場のあちこちで人の輪ができていました。
ライブ出演は、ランキン・タクシー・STEREO LYNCH・TaunoiA・ボンシバ南・TAK THE CODONA・JOKERフレンズなど、大麻をテーマにした曲も流れ、会場は盛り上がりました。
現在、大麻の規制見直しを訴える声が存在しているにもかかわらず、マスメディアなどではあまり報じられることがありません。そんな状況にありながらも、これだけの人たちが大麻の規制見直しを訴える意思表示を行ったことは大きな意味があったのではないでしょうか。
なお、5月3日には札幌大通公園にて公園内をパレードするマリファナ・マーチ in 札幌が行われ、今週末5月14日(日・13:00-17:00)には大阪城公園・顕彰塔前広場にてマリファナ・マーチ in 大阪が予定されています。
【2006東京マーチ宣言文】
マリファナ・マーチ 2006 札幌・東京・大阪宣言
大麻の所持は「逮捕に値しない」。オランダ、ドイツ、イギリスをはじめとするEU諸国やカナダ、オーストラリア、そして最近ではメキシコがこのような判断から、大麻の規制を見直しています。大麻にはそれほどの害がないことは、もはや世界的な常識となりつつあります。
日本では毎年、2000人を越える人々が大麻取締法により逮捕され重い刑罰を受けています。タバコやアルコールに比べても有害性・危険性が決して高いとはいえない大麻をこのように厳しく取り締まらなければならない理由はありません。事実、大麻事件裁判の公判でも、大麻の有害性を実証する根拠ある証拠を国は示せないことが明らかになっています。
大麻事件の被告の大多数は、どこにでもいるごく普通の市民や学生です。日本では、これまで健康な人間が大麻によって心身を害したケースや他者に危害を加えたり犯罪を起こしたケースは起きていません。それにも関わらず大麻取締法により厳しい刑罰と社会的制裁を受けています。
現在の日本は、大麻を使用することよりも、大麻の取り締まりの刑罰により生じる失職・学業中断といった弊害の方が大きいという矛盾した状況にあります。このような大麻取り締まりは、公権力による人権侵害といっても過言ではありません。
公的機関の調査によれば、日本の大麻体験者数はすでに100万人に近いと推定されています。しかしながら、日本では大麻の是非について語ることは社会的なタブーになっており、問題提起すら取り上げられない状況にあります。
国は、大麻取締法は憲法違反であるという正当な主張に耳を傾けるべきです。特に厚生労働省は、これまでのような大麻問題に対する不作為的な姿勢を改め、大麻に関する海外の新しい研究報告書や非犯罪化の事例について調査・分析を行うべきです。
また、マスコミは大麻について誤解や偏見に基づいた報道を改め、規制の見直しを訴えている声が存在していることを伝えるべきです。
大麻の非犯罪化は、世界人類に共通した人権、普遍的な道理に基づくものです。わたしたちは、現在、規制されている薬物の中から大麻を切り離し、個人使用に限りその所持・栽培を刑罰の対象から外すことを訴えます。
2006年5月 マリファナ・マーチ(大阪・札幌・東京)参加者一同
【マリファナ・マーチとは】
マリファナ・マーチは、大麻の規制見直しを求めて1998年から毎年5月に世界の各都市で行われている市民の世界同時活動。これまでマリファナ・マーチが行われた都市は、アメリカ・ヨーロッパを中心に世界の348都市に上っています。大規模なものは数万人が集まる集会・デモもあれば、数十人ほどの集まりのものもあります。
日本では2001年に東京(渋谷)でアジアの都市としてははじめて行われ、以後、毎年5月に開かれています。2004年からは札幌、大阪でも行われています。
【世界共通スローガン】
・治療薬として認めよ!(Release The Medicine!)
・大麻で逮捕するな!(Stop All Cannabis Arrests!)
・真実を語れ!(Stop The Lies!)
・病人を救え!(Heal The Sick!)
・自由を奪うな!(End The Peison State!)
[簡単な説明……大麻は欧米では一部の難病の治療薬として、あるいはいろいろな症状を緩和させる効果のある医薬として関心を集め、カナダやアメリカの一部の州では医療大麻として認められています。また、EU(欧州連合)の主要国では、個人使用に関しては大麻の所持・栽培を重大な犯罪とはみなさない、逮捕の対象から外す非犯罪化が実現しています。大麻について、これまで誤解や偏見に満ちた情報ばかりが多かったため、その是非について公正な議論ができない状況が続いてきました]
【カンナビストとは】
大麻の個人使用の「非犯罪化」(刑罰の軽減化)をめざし活動している非営利の市民団体です。カンナビストという名前は、植物の大麻(=マリファナ)の学名であるカンナビス・サティバ.Lを基にした造語。
アルコールやタバコと比較すると、科学的に見て有害度が高いとはいえない大麻に対して、現行の大麻取締法に基づく取り締まりと刑事罰、それにともなう社会的制裁は過度に重く、このような状況は人権侵害であると訴えます。2005年には、日本弁護士連合会に日本の大麻規制に関して人権救済申立を行いました。
カンナビストは、大麻に対する誤解や社会的偏見を正すことに主眼を置き、インターネットによる情報提供、ニュースレターの発行、定例会の実施、各種イベントへの参加をはじめとする啓蒙活動などを行っています。
設 立:1999年7月1日 会員数:4036人(2006年5月8日現在)
【問い合わせ先】
マリファナ・マーチ事務局(カンナビスト)
電話/03-3706-6885
090-6049-0518
E-Mail info@cannabist.org
マリファナ・マーチ Blog http://marijuanamarchjapan.blog56.fc2.com/
カンナビストHP http://www.cannabist.org/index.html
2006年5月8日、カンナビスト運営委員会
大麻の非犯罪化(条件付き自由化)を求めた集会、マリファナ・マーチ in 東京が5月7日(日)、上野公園 水上音楽堂で開催され1500人が参加し、ライブや寸劇、フリースピーチなどが行われた後、参加者一同で宣言文を採択し閉幕しました。
連休最後の日曜日、雨交じりの一日でしたが若い世代を中心に多くの人たちが集まりました。大麻の葉のシンボルを縫った魔法使いのコスチュームに大麻の葉のシンボルを縫った姿で会場内を歩く人、大麻から作れる繊維や油の産業利用を紹介した展示、「麻」の字を描いた書道実演、大麻規制の問題性を説明したパネルに見入る人たちなど、会場のあちこちで人の輪ができていました。
ライブ出演は、ランキン・タクシー・STEREO LYNCH・TaunoiA・ボンシバ南・TAK THE CODONA・JOKERフレンズなど、大麻をテーマにした曲も流れ、会場は盛り上がりました。
現在、大麻の規制見直しを訴える声が存在しているにもかかわらず、マスメディアなどではあまり報じられることがありません。そんな状況にありながらも、これだけの人たちが大麻の規制見直しを訴える意思表示を行ったことは大きな意味があったのではないでしょうか。
なお、5月3日には札幌大通公園にて公園内をパレードするマリファナ・マーチ in 札幌が行われ、今週末5月14日(日・13:00-17:00)には大阪城公園・顕彰塔前広場にてマリファナ・マーチ in 大阪が予定されています。
【2006東京マーチ宣言文】
マリファナ・マーチ 2006 札幌・東京・大阪宣言
大麻の所持は「逮捕に値しない」。オランダ、ドイツ、イギリスをはじめとするEU諸国やカナダ、オーストラリア、そして最近ではメキシコがこのような判断から、大麻の規制を見直しています。大麻にはそれほどの害がないことは、もはや世界的な常識となりつつあります。
日本では毎年、2000人を越える人々が大麻取締法により逮捕され重い刑罰を受けています。タバコやアルコールに比べても有害性・危険性が決して高いとはいえない大麻をこのように厳しく取り締まらなければならない理由はありません。事実、大麻事件裁判の公判でも、大麻の有害性を実証する根拠ある証拠を国は示せないことが明らかになっています。
大麻事件の被告の大多数は、どこにでもいるごく普通の市民や学生です。日本では、これまで健康な人間が大麻によって心身を害したケースや他者に危害を加えたり犯罪を起こしたケースは起きていません。それにも関わらず大麻取締法により厳しい刑罰と社会的制裁を受けています。
現在の日本は、大麻を使用することよりも、大麻の取り締まりの刑罰により生じる失職・学業中断といった弊害の方が大きいという矛盾した状況にあります。このような大麻取り締まりは、公権力による人権侵害といっても過言ではありません。
公的機関の調査によれば、日本の大麻体験者数はすでに100万人に近いと推定されています。しかしながら、日本では大麻の是非について語ることは社会的なタブーになっており、問題提起すら取り上げられない状況にあります。
国は、大麻取締法は憲法違反であるという正当な主張に耳を傾けるべきです。特に厚生労働省は、これまでのような大麻問題に対する不作為的な姿勢を改め、大麻に関する海外の新しい研究報告書や非犯罪化の事例について調査・分析を行うべきです。
また、マスコミは大麻について誤解や偏見に基づいた報道を改め、規制の見直しを訴えている声が存在していることを伝えるべきです。
大麻の非犯罪化は、世界人類に共通した人権、普遍的な道理に基づくものです。わたしたちは、現在、規制されている薬物の中から大麻を切り離し、個人使用に限りその所持・栽培を刑罰の対象から外すことを訴えます。
2006年5月 マリファナ・マーチ(大阪・札幌・東京)参加者一同
【マリファナ・マーチとは】
マリファナ・マーチは、大麻の規制見直しを求めて1998年から毎年5月に世界の各都市で行われている市民の世界同時活動。これまでマリファナ・マーチが行われた都市は、アメリカ・ヨーロッパを中心に世界の348都市に上っています。大規模なものは数万人が集まる集会・デモもあれば、数十人ほどの集まりのものもあります。
日本では2001年に東京(渋谷)でアジアの都市としてははじめて行われ、以後、毎年5月に開かれています。2004年からは札幌、大阪でも行われています。
【世界共通スローガン】
・治療薬として認めよ!(Release The Medicine!)
・大麻で逮捕するな!(Stop All Cannabis Arrests!)
・真実を語れ!(Stop The Lies!)
・病人を救え!(Heal The Sick!)
・自由を奪うな!(End The Peison State!)
[簡単な説明……大麻は欧米では一部の難病の治療薬として、あるいはいろいろな症状を緩和させる効果のある医薬として関心を集め、カナダやアメリカの一部の州では医療大麻として認められています。また、EU(欧州連合)の主要国では、個人使用に関しては大麻の所持・栽培を重大な犯罪とはみなさない、逮捕の対象から外す非犯罪化が実現しています。大麻について、これまで誤解や偏見に満ちた情報ばかりが多かったため、その是非について公正な議論ができない状況が続いてきました]
【カンナビストとは】
大麻の個人使用の「非犯罪化」(刑罰の軽減化)をめざし活動している非営利の市民団体です。カンナビストという名前は、植物の大麻(=マリファナ)の学名であるカンナビス・サティバ.Lを基にした造語。
アルコールやタバコと比較すると、科学的に見て有害度が高いとはいえない大麻に対して、現行の大麻取締法に基づく取り締まりと刑事罰、それにともなう社会的制裁は過度に重く、このような状況は人権侵害であると訴えます。2005年には、日本弁護士連合会に日本の大麻規制に関して人権救済申立を行いました。
カンナビストは、大麻に対する誤解や社会的偏見を正すことに主眼を置き、インターネットによる情報提供、ニュースレターの発行、定例会の実施、各種イベントへの参加をはじめとする啓蒙活動などを行っています。
設 立:1999年7月1日 会員数:4036人(2006年5月8日現在)
【問い合わせ先】
マリファナ・マーチ事務局(カンナビスト)
電話/03-3706-6885
090-6049-0518
E-Mail info@cannabist.org
マリファナ・マーチ Blog http://marijuanamarchjapan.blog56.fc2.com/
カンナビストHP http://www.cannabist.org/index.html
企業情報
企業名 | 市民団体カンナビスト |
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代表者名 | 麦谷尊雄 |
業種 | 未選択 |