IFRSへの社内理解を促進するボードゲーム型体験コミュニケーションツール「PACIOLI （パチオリ）for IFRS戦略経営」「PACIOLIインターナショナル　ファイナンス　キット」とキット同梱の「PACIOLI　７」用「キャッシュフロービジネスゲーム」テキストの販売を開始

上場企業各社では、予想される2015年からのIFRS（国際財務報告書基準）の強制適用をにらみ、社内にプロジェクトチームを発足させるなどの準備を進めている。しかし、IFRSの準備を進める上で、IFRSに対する社内の各層、各部門の理解がなかなか進まないことが大きな障害となっていることが各種の調査でも明らかになってきた。
「IFRSとは何か」「なぜ必要なのか」「今までと何が違うのか」「自社への影響度は」などの質問に対して、財務部などのIFRS担当部門が効率的にわかりやすく伝えることが難しく、このままでは、システム対応などの本格的な準備が進めづらい状況にある。

株式会社ラーニングデザイン・アソシエーション（東京都　加藤弘道会長）は、IFRSへの社内の理解を促進する体験型コミュニケーションツール「PACIOLI（パチオリ）for IFRS戦略経営」「PACIOLIインターナショナル　ファイナンス　キット」を8月31日よりAmazon.co.jp及び自社サイトで販売を開始した。
これは、IASB(国際会計審議会)が公表している資料などを基に開発したもので、大判（変形B2サイズ）のシミュレーションシート上にIFRSの新財務諸表３表である「財政状態計算書」「包括利益計算書」「キャッシュフロー計算書」が一体としてデザインされ、営業と財務の区別、短期と長期の区分、廃止事業なども区分表示されている。この新財務諸表3表の上で、「IFRS概念フレームワーク」にある財務諸表を構成する５つの基本的要素を表わす５色のカードを動かし、シミュレーションで実際に目の前で「包括利益」を算出するなどIFRSの考え方やIFRSの具体的な影響が誰にでも直観的に理解できるようになっている。また、シミュレーションの結果を付属の「IFRS　財務諸表ワークシート」に記入して実際のアウトプットとして確認することができる。「PACIOLI for IFRS戦略経営」「PACIOLIインターナショナル　ファイナンス　キット」は、同社が16年間、大手企業の研修で実績を積んできた「構造化ボードゲーム」「パチオリ」の拡張版となっている。

この「PACIOLI（パチオリ）for IFRS戦略経営」「PACIOLIインターナショナル　ファイナンス　キット」を活用することにより、現在の財務諸表との比較や自社への影響を興味を引きやすいビジュアルな体験型で説明することができ、IFRS担当部門は、保有している専門知識のエッセンスを社内各層にわかりやすく効率的に伝えていくことができる。IFRSの導入の意義などについて社内の理解が大きく進むことにより、IFRSを導入してグローバル基準での経営を実現していくための全社的な組織風土を醸成することにつなげていくこともできる。

「PACIOLI for IFRS戦略経営」「PACIOLIインターナショナル　ファイナンス　キット」は、「IFRSがわかる人材」の短期間での育成にも効果的で、ボードゲームとして３〜4人がチームとなってIFRS戦略経営をビジネスゲーム形式で体験する教育研修に使用することもでき、10月上旬には、「指導用標準テキスト」も発売される予定となっている。またNECでは、「PACIOLI（パチオリ）for IFRS戦略経営」「PACIOLIインターナショナル　ファイナンス　キット」が、顧客とのコミュニケーションにも効果があるとして、自社の顧客向けのIFRSセミナーで活用を始めた。

「PACIOLI for IFRS戦略経営」、「PACIOLI（パチオリ）インターナショナル　ファイナンス　キット」は、「PACIOLI　インターナショナル　ファイナンスシート」と「IFRS　財務諸表ワークシート」がシートケースに入り、シミュレーション用パチオリカードと比較用パチオリシートが入った「パチオリ７」がセットとなって、キャリングケース付き39,480円（税込）。
すでに「パチオリ　7」を保有しているユーザー向けの「インターナショナル　ファイナンス　シート」単体は、「IFRS　財務諸表ワークシート」付きシートケース入り31,290円（税込）となっている。

同社は、同日、「PACIOLI for IFRS戦略経営」「PACIOLIインターナショナル　ファイナンス　キット」に同梱されている「パチオリ　７」に対応した指導用シミュレーションテキスト第３巻「キャッシュフローとキャッシュフロービジネスゲーム」を発売した。このテキストでは、「パチオリ　７」による貸借対照表と損益計算書及びキャッシュフローの直接法、間接法を３表一体でビジュアルに理解できるシミュレーションと、経営を体感できるキャッシュフロービジネスゲームの進め方を解説している。


■株式会社ラーニングデザイン・アソシエーションについて
名称：株式会社ラーニングデザイン・アソシエーション（英文表記：Learning Design Association Inc.）
登記：東京都文京区本駒込五丁目6番5号
営業所：東京都新宿区四谷1−13
設立：1989 年12 月
資本金：10,000,000 円
主要株主：加藤弘道　田中千創
役員等：代表取締役 田中千創、取締役 加藤弘道（会長）他3 名
事業概要：経営コンサルティング、企業研修、コミュニケーションデザイン
世界的に注目されている「ラーニングデザイン」を最も早く提唱し（1996年）、大手企業研修などで使われているビジネスゲームを多数開発している。「ビジョン」「経営戦略」「バランススコアカード」のゲームもデザインし、研修も実施している。自社開発の株式投資ゲーム「bursa」は、東京証券取引所グループでも教育用プログラムとして使用されている。
主な取引先：伊藤忠商事株式会社、丸紅株式会社、イオン株式会社、三菱マテリアル株式会社、ファイザー株式会社　日本オラクル株式会社　株式会社東京証券取引所グループ　独立行政法人中小企業基盤整備機構 等

【本件に関する問い合わせ先】
管理部 田中（e-mail info@ladea.jp）
株式会社ラーニングデザイン・アソシエーション
〒160-0004 東京都新宿区四谷1−13
Tel 03-6273-0680 FAX 03-6273-0685
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