ライブドア、ファナティックの省電力・省スペースサーバを採用 − データセンターの課題を解決するオリジナルケース設計で大幅な運用コストを削減 −

報道関係各位
プレスリリース

2010年12月8日

株式会社ファナティック

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ライブドア、ファナティックの省電力・省スペースサーバを採用

〜 データセンターの課題を解決するオリジナルケース設計で
大幅な運用コストを削減 〜
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株式会社ファナティック（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：内 義弘、
以下ファナティック）は、株式会社ライブドア（本社：東京都新宿区、代表取締
役社長：出澤 剛、以下ライブドア）が運営するデータセンターに、ライブドア
向けに設計したファナティック製の省電力・省スペースサーバ約250台が稼動し
ていることを発表します。

ライブドアでは、自社で運営するブログサービスへのアクセス数急増に伴い、サ
ーバ増設コストと運用コストの見直しが急務となっていました。そこで同社は、
ラック内の集積率向上と消費電力の低減を目的に、サーバ本体のサイズや電力消
費量をできるだけ節減できるサーバの選定を開始しました。しかしながら大手メ
ーカー品では仕様を満たす製品が存在しなかったため、自作サーバのように自由
度の高いオーダーメイド型サーバを検討した結果、ファナティックのオーダーメ
イドサービスを採用する運びとなりました。ファナティックは、オリジナルケー
スの設計・製造、パーツ組込み、検査まで全工程を担当しました。

今回開発したサーバは、消費電力が13ワットの省電力CPUと3.5インチハードディ
スク3ベイで、高さ2U、奥行き310mmで通常ラックマウント型の半分以下のサイズ
という一般品には存在しない仕様です。ハードディスクや各種I/Oなど全てがフ
ロントアクセスで、ラックの前後にマウントできるため１ラックあたりのサーバ
設置台数は従来の2倍に増加しました。

ファナティックは引き続き、サーバの消費電力の節減と製品の小型化およびパフ
ォーマンス向上を両立させる製品の開発に注力することで、データセンター事業
者が抱えるサーバ・ラック環境の効率的な利用とIT運用コストの総合的な削減に
積極的に取り組みます。


■ファナティックについて
ファナティックは、お客様の仕様にあったサーバー・ストレージ製品を1台から
自社工場で設計・製造し、企業・大学・研究機関等に提供するBTO（Build To
Order）型モデルが中心のサーバーメーカーです。そのためオープンソースOSや
旧OSへの取り組みも積極的に行っており、全体の約7割強はオープンソースや旧
OSを動作検証もしくはプリインストール後出荷しております。高い検証能力とチ
ューニング力を有し、大手メーカーでは実現し難いお客様の細かなご要望にお応
えしております。


■ 本件に関するお問い合わせ
株式会社ファナティック http://www.fanatic.co.jp
広報担当　斉藤 悦彦 TEL：03-5212-1466 / Email：mkt_p@fanatic.co.jp


※［登録商標について］文中に引用された社名／製品名／サービス名について
は、各々の会社の商標ないしは登録商標であり、各所有者が商標権を保持して
います。


以上