鉄道より「エコ」な原付ミニカーEV、日本LCA学会で発表へ

ソーラーカーチーム プロミネンス(本拠地 長野県長野市・代表 宮村 智也)は、2011 年3月2日から3日の会期で開催される日本LCA学会 第6回研究発表会において、試作した原付ミニカーEV・Prominence Commuting Device (以下PCD)の開発成果について発表致します。

国内のソーラーカー競技会や電気自動車競技会への参加を中心に活動するソーラーカーチーム プロミネンス(本拠地 長野県長野市・代表 宮村 智也)は、2011 年3月2日から3日の会期で開催される日本LCA学会 第6回研究発表会において、試作した原付ミニカーEV・Prominence Commuting Device (以下PCD)の開発成果について発表致します。

Well to Wheel(1次エネルギ資源採取から最終使用まで) での温室効果ガス排出率の観点より、わが国で最も低炭素な交通手段は鉄道であるとされていますが、PCDはWell to Wheelでの温室効果ガス排出率が国内旅客鉄道以下となるよう設計した一人乗りのEV(電気自動車)です。PCDは実走試験を行うためナンバーを交付されており、実際に一般公道で走行することが可能です。

御存知のとおりEVはバッテリと電気モータで走行するため、走行中に車両本体から温室効果ガスは発生しませんが、バッテリの充電は商用電源から行いますので現実的には発電所から温室効果ガスが発生しています。また、発電に要するエネルギ源(石炭・天然ガス・ウラニウム等)の採掘・輸送にもエネルギを消費しますのでこれによる温室効果ガスも発生しています。

PCDは公道における実走試験および充電試験の結果、わが国の電源構成(火力・水力・原子力その他の発電割合を全国平均とした)を前提としたとき、Well to Wheelの温室効果ガス排出率が国内旅客鉄道以下となること、および原付バイク並みの動力性能を実機確認致しましたので、標記学会にて発表することと致し本件御案内するものです。

なお、PCDは(財)日立環境財団 第8回環境NPO助成および日本ナショナルインスツルメンツ(株)、古河電池株式会社のご支援を得て試作致しました。


・添付資料:「Prominence Commuting Device」概要

・本件に関するお問い合わせは下記へお願い致します

ソーラーカーチーム プロミネンス 宇都宮研究所
電話: 028-664-3903
URL: http://www.team-prominence.org/
e-mail: miyamura@team-prominence.org

企業情報

企業名 ソーラーカーチーム プロミネンス
代表者名 宮村智也
業種 その他非製造業

コラム

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