スケジューリングに関する論文で精密工学会「高城賞」を日立製作所などと共に受賞
− 生産性を維持しながら積極的に装置のメンテナンススケジュールを調整する手法が評価 −
プロフェッショナル・エンジニアリング・デザイン・ファームを標榜する株式会社構造計画研究所(本社:東京都中野区、代表取締役社長 CEO:服部正太)は、株式会社日立製作所などと共著した論文「リエントラントフローショップにおける装置メンテナンス計画に関する研究(第2報)− 多スタート・グリーディ法の適用と実証実験 −」が公益社団法人精密工学会の2010年度「精密工学会高城賞」(JSPE Takagi Award)に選定され贈賞されました。
この論文では、生産現場の中でも大規模かつ複雑な工程を持つリエントラントフローショップ(半導体素子生産システムなどの、同じプロセスを繰り返し行う生産システム)において、量産用の生産ロットと開発試作用の生産ロットの生産が混入する場合に、開発試作用の生産ロットの生産リードタイムを短縮し装置稼働率を向上するための、計画メンテナンスの多スタート・グリーディ法(離散最適化問題の近似最適解法の一つ)を用いたスケジューリング手法を提案しています。さらに、他手法適用との比較検証の結果と実生産システムにて実証実験した結果を報告することにより、この手法の有効性を証明しました。
■ 論文掲載誌 精密工学会誌 Vol.76,No.12,2010 1398−1405ページ
■ 論文著者(論文記載順)
野中洋一 株式会社日立製作所 横浜研究所
Attila Lengyel 株式会社日立製作所 横浜研究所
杉西優一 株式会社日立製作所 横浜研究所
杉本浩一 東京工業大学大学院
相澤りえ子 株式会社構造計画研究所
矢野夏子 株式会社構造計画研究所
加藤雅樹 株式会社構造計画研究所
貝原俊也 神戸大学大学院
藤井信忠 神戸大学大学院
蔵野嵩子 神戸大学大学院
■ 表彰盾 http://www.kke.co.jp/news/material/110608.jpg
■ 精密工学会高城賞について
1990年に制定された、精密工学分野で独創性に優れ、工業的価値が高いとされる論文に送られる賞です。詳細は下記の精密工学会ウェブサイトをご覧ください。
精密工学会高城賞規定 http://www.jspe.or.jp/shokai/kakusho/kitei/takagi_kitei.pdf
過去の受賞者一覧 http://www.jspe.or.jp/shokai/kakusho/takagi.html
※ 2010年度受賞式は2011年3月14日(月)−16日(水)に「精密工学会2011年度春季大会」で行われる予定でしたが、震災の影響で大会が中止になり、受賞関係者の申し合わせにより本日まで発表を見合わせておりました。
※ 「精密工学会高城賞」の”高”の字は正式には”ハシゴ高”です。
■ 構造計画研究所について
1959年設立。現在、ネットワーク、マルチメディア、情報通信、移動体通信分野から建設、製造分野に至るまでの広範かつ最新のIT技術を駆使したソフトウェア開発ならびにソフトウェアプロダクトを提供。さらにOR・シミュレーション手法を用いた工学・製造分野におけるコンサルティングサービスやマーケティング分野におけるコンサルティングサービスも行っています。また建設・環境分野における数値解析コンサルティングサービスや建築・構造設計分野でも強みを発揮しており、様々な業界に対し、多様なソリューションを提供しています。構造計画研究所の詳細情報はwebサイト http://www.kke.co.jp/ をご覧ください。
※ 構造計画研究所および、構造計画研究所のロゴは、株式会社構造計画研究所の登録商標です。その他、記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標又は登録商標です。
※ 当社では、お客様やパートナーから発表のご承認をいただいた案件のみを公表させていただいております。ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
■本件に関するお問い合わせ先
・論文の内容、スケジューリング技術に関する技術内容、営業窓口
株式会社構造計画研究所 製造BPR営業部 相澤りえ子
TEL:03-5342-1122 e-mail: bpr[at]kke.co.jp ([at]を半角アットマークにしてください)
・報道メディア関係窓口
株式会社構造計画研究所 広報担当 佐藤仁宣、松本飛鳥
TEL:03-5342-1141 e-mail:kkeinfo[at]kke.co.jp ([at]を半角アットマークにしてください)
《関連URL》
http://www.jspe.or.jp/shokai/kakusho/kitei/takagi_kitei.pdf
http://www.jspe.or.jp/shokai/kakusho/takagi.html
http://www.kke.co.jp/
http://www.kke.co.jp/news/material/110608.jpg
この論文では、生産現場の中でも大規模かつ複雑な工程を持つリエントラントフローショップ(半導体素子生産システムなどの、同じプロセスを繰り返し行う生産システム)において、量産用の生産ロットと開発試作用の生産ロットの生産が混入する場合に、開発試作用の生産ロットの生産リードタイムを短縮し装置稼働率を向上するための、計画メンテナンスの多スタート・グリーディ法(離散最適化問題の近似最適解法の一つ)を用いたスケジューリング手法を提案しています。さらに、他手法適用との比較検証の結果と実生産システムにて実証実験した結果を報告することにより、この手法の有効性を証明しました。
■ 論文掲載誌 精密工学会誌 Vol.76,No.12,2010 1398−1405ページ
■ 論文著者(論文記載順)
野中洋一 株式会社日立製作所 横浜研究所
Attila Lengyel 株式会社日立製作所 横浜研究所
杉西優一 株式会社日立製作所 横浜研究所
杉本浩一 東京工業大学大学院
相澤りえ子 株式会社構造計画研究所
矢野夏子 株式会社構造計画研究所
加藤雅樹 株式会社構造計画研究所
貝原俊也 神戸大学大学院
藤井信忠 神戸大学大学院
蔵野嵩子 神戸大学大学院
■ 表彰盾 http://www.kke.co.jp/news/material/110608.jpg
■ 精密工学会高城賞について
1990年に制定された、精密工学分野で独創性に優れ、工業的価値が高いとされる論文に送られる賞です。詳細は下記の精密工学会ウェブサイトをご覧ください。
精密工学会高城賞規定 http://www.jspe.or.jp/shokai/kakusho/kitei/takagi_kitei.pdf
過去の受賞者一覧 http://www.jspe.or.jp/shokai/kakusho/takagi.html
※ 2010年度受賞式は2011年3月14日(月)−16日(水)に「精密工学会2011年度春季大会」で行われる予定でしたが、震災の影響で大会が中止になり、受賞関係者の申し合わせにより本日まで発表を見合わせておりました。
※ 「精密工学会高城賞」の”高”の字は正式には”ハシゴ高”です。
■ 構造計画研究所について
1959年設立。現在、ネットワーク、マルチメディア、情報通信、移動体通信分野から建設、製造分野に至るまでの広範かつ最新のIT技術を駆使したソフトウェア開発ならびにソフトウェアプロダクトを提供。さらにOR・シミュレーション手法を用いた工学・製造分野におけるコンサルティングサービスやマーケティング分野におけるコンサルティングサービスも行っています。また建設・環境分野における数値解析コンサルティングサービスや建築・構造設計分野でも強みを発揮しており、様々な業界に対し、多様なソリューションを提供しています。構造計画研究所の詳細情報はwebサイト http://www.kke.co.jp/ をご覧ください。
※ 構造計画研究所および、構造計画研究所のロゴは、株式会社構造計画研究所の登録商標です。その他、記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標又は登録商標です。
※ 当社では、お客様やパートナーから発表のご承認をいただいた案件のみを公表させていただいております。ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
■本件に関するお問い合わせ先
・論文の内容、スケジューリング技術に関する技術内容、営業窓口
株式会社構造計画研究所 製造BPR営業部 相澤りえ子
TEL:03-5342-1122 e-mail: bpr[at]kke.co.jp ([at]を半角アットマークにしてください)
・報道メディア関係窓口
株式会社構造計画研究所 広報担当 佐藤仁宣、松本飛鳥
TEL:03-5342-1141 e-mail:kkeinfo[at]kke.co.jp ([at]を半角アットマークにしてください)
《関連URL》
http://www.jspe.or.jp/shokai/kakusho/kitei/takagi_kitei.pdf
http://www.jspe.or.jp/shokai/kakusho/takagi.html
http://www.kke.co.jp/
http://www.kke.co.jp/news/material/110608.jpg
企業情報
企業名 | 株式会社構造計画研究所 |
---|---|
代表者名 | 服部 正太 |
業種 | コンピュータ・通信機器 |
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