東日本大震災復興まちづくりのためのWeb GISサイトを開設

東日本大震災の復興支援の一環として、震災復興まちづくりの参考となるよう、全国任意地点での標高・海率・積雪量を地図上で計算でき、3月11日以降の地震情報を地図上に整理したWeb GISサイトを開設いたしました。

報道機関各位
プレスリリース

2011年7月8日
日本スーパーマップ株式会社
代表取締役社長 林 秋博

3月11日の東日本大震災にあたり、被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興をお祈り申し上げます。
GISエンジン・ソフトウェアベンダーの日本スーパーマップ株式会社(代表取締役社長 林秋博)は、東日本大震災の復興支援の一環として、震災復興まちづくりの参考となるよう、全国任意地点での標高・海率・積雪量を地図上で計算でき、3月11日以降の地震情報を地図上に整理したWeb GISサイトを開設いたしました。

■Web GISサイト「全国任意地点標高・海率・積雪量計算 2011年東北地方太平洋沖地震時空間分布 β」
http://supermap.jp/topics/fukkou2011.html

■海率とは?

その地点を中心とする円の面積に対する、海の面積の割合を示します。建築物の構造計算においては積雪荷重を考慮する必要があり、平成12年5月31日建設省告示第1455号で、海率や標高を元に、任意地点の積雪量を計算する式が定められています。

■Web GISサイトで利用可能な情報

(1)全国任意地点の標高・海率・積雪量の計算
地図上で任意の地点をクリックすると、その地点での標高、海率、積雪量の値が計算・表示されます。

(2)地震情報
3月11日以降の地震の震央が、最大震度別に色分けされ、地図上にポイント表示されています。ポイントをクリックすると、その地点での地震情報(発生時刻、回数、震源地の座標・規模・深さなど)が表示されます。また、GISの主題図機能を元に、それぞれの地震に対する各市区町村での震度が地図上に色分け表示されます。

(3)地震情報統計(市区町村別)
市区町村毎に、日別の最大震度と有感地震の回数が月単位でグラフ表示されます。また、地震の詳細情報が日別の表により一覧表示されます。

■Web GISサイトのご利用にあたって

・ブラウザはInternet Explorer を推奨します。(Internet Explorer 9 は互換モードでご利用ください。)
・ユーザー名、パスワードの入力欄があります。どちらも「supermap」(半角小文字)でご利用いただけます。
・このサイトの地図、標高データは、SuperBaseMap 25000 およびSuperBaseMap DEM10 を使用しています。
・地震情報は、気象庁関連発表に基づいて整理しています。

■東日本大震災復興支援のその他の取組み

2011年3月より、被災地域および今回の災害の復興支援を直接行う企業・団体に対する、SuperMap GISソフトウェア等の無償提供(利用期限:2011年12月31日、非商用・復興目的に限定して期限を延長することもあります)を行なっております。

■本件に関するお問合せ先

日本スーパーマップ株式会社
復興支援担当
住所 〒105-0014 東京都港区芝2-13-4 住友不動産芝ビル4号館9F
TEL 03-5419-7912
FAX 03-5419-7910
E-Mail fukkou@supermap.jp

企業情報

企業名 日本スーパーマップ株式会社
代表者名 林 秋博
業種 その他サービス

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