アキュラ節電の匠コンテスト”結果発表 節電意識の高い方が取組んだ節電対策のキーワードは、エアコン・待機電力・遮熱

木造注文住宅を手がける株式会社アキュラホーム(本社:東京都新宿区、社長:宮沢俊哉)では、8月1日より10月15日までの期間、節電意識を高めていただくことを目的として「アキュラ節電の匠コンテスト」を実施しました。その結果をご報告いたします。

「アキュラ節電の匠コンテスト」は、今夏国内にお住まいの方を対象に、個性的な工夫で電力削減効果の高かった方を表彰する「創意工夫部門」(3名)と、昨年と今年の同月の電気使用量を比較して削減率の高かった方を表彰する「電力削減部門」(10名)の2部門で募集をおこない、916名の方からご応募いただきました。
審査では“節電マイスター“として様々なメディアでご活躍中の環境カウンセラー片亀光氏に協力を仰ぎ、一般応募者と、ご入居者・従業員からの応募者、それぞれ各部門の受賞者を決定いたしました。入賞された方の効果的な節電アイデアは、広く皆さまにご活用いただけるよう随時当社WEBサイト上でご紹介していきます。

応募いただいた方々の総電力削減量は127,712kWh、二酸化炭素排出量に換算すると71,6kg-CO2の削減(※1)となります。総電力削減量は、平均世帯の450世帯分(1カ月)の消費電力量に相当。(※2) 1世帯分の消費電力量で考えると、37.5年分の消費電力量に相当します。
※1 2009年度の排出係数代替値0.561kg-CO2/kWh(出典:環境省)を用いて計算 
※2 2009年度平均世帯消費電力量283.6kWh/月(出典:電気事業連合会データ) 

■ 応募者の多くが取組んでいた節電対策 トップ3
・ エアコンの電力使用量を抑える(電源オフ、使用頻度を減らす、設定温度を上げる、フィルタの掃除など)
夏場最も使用電力量が大きいといわれる「エアコン」を意識した対策をとられている方がほとんどでした。
そのうえで、扇風機の併用や通風の確保等をおこない、室内の温度を下げる工夫をされていました。
・ 待機電力の削減(頻繁にプラグを抜く、外出時はブレーカーを切るなど)
ワット数の高い電化製品の使用を控えるのはもちろん、電化製品のプラグをコンセントから抜く、使用しないエリアのブレーカーを切るなど、待機電力の削減を徹底しているという意見が多くありました。
・ 屋外から室内に入る熱を抑える(すだれ・遮熱シート・グリーンカーテン・ひさしなどの採用)
屋外から室内に入ってくる熱の7割が、窓などの開口部から入るといわれており、開口部の遮熱対策に取組まれる方が多くいました。また、ベランダで打ち水、網戸に霧吹きで水をかけるというアイデアも。

本コンテストは、エコ住宅を提案する当社として、多くの方に節電に対する認識を深め、共に取組んでいただくことを目的に実施いたしました。寄せられたアンケートには、“家族一緒に取組んだ”“家族で楽しみながら節電した”という意見が多く、「節電」「CO2量の削減」以上に、「家族の絆」を育む機会となったようです。当社では節電が叫ばれた今夏だけでなく、今冬、来年以降もの節電、エコ暮らしをサポートしていきます。また今回寄せられた節電アイデアは、今後の商品開発にも活かしてまいります。


■ 創意工夫部門に寄せられた個性的な節電方法 一例
・ 毎日の消費電力量をグラフにして見える化し、家族皆の節電意識を高めた
・ 照明が必要ない明るい時間帯に家族が一緒に入浴をして、時間短縮と使用電力の削減を図った
・ リビングのテーブルの下に水を入れた桶を用意し、足を入れて体感温度が低くなるように工夫した
・ 家族でダイエットに取組み体脂肪率を減らすことで、熱量を削減した

■ 電力削減部門(一般応募の部)上位入賞者  
1位 95.6%削減(昨年316kWh→今年14kWh)  神奈川県在住のH様 3人世帯 戸建
節電対策:家族で「自宅でキャンプ」を合言葉に、手回し発電式ラジオで情報収集、庭でバーベキューのような生活を実施。今春導入した太陽光発電を活用して電力は極力日中に使用し、外出時はブレーカーを落とした。
2位 81.4%削減(昨年547kWh→今年105kWh)  兵庫県在住のY様 4人世帯 戸建
節電対策:冷蔵庫やテレビ、エアコンなどの電化製品のプラグをコンセントから抜いた。また照明器具は全てLED電球に交換し、窓を開けて風通しを良くすることを意識した。
3位 77.7%削減(昨年1086kWh→今年242kWh)  千葉県在住のT様 3人世帯 戸建
節電対策:エアコンの温度設定を28度にし、省エネテレビを使用。照明器具はLED電球に交換し、在宅時間を短く、昼間は外出するようにしていた。
 ※一般応募の部入賞者の詳細は当社WEBサイト(http://www.aqura.co.jp/lp/setsuden2/)、
ご入居者様・従業員の部入賞者の詳細は(http://www.aqura.co.jp/lp/setsuden/)上で公開しています

■ 特別審査員 片亀光氏の総合評価
短期間に916件もの応募があったことは、節電への関心の高まりを受けて、今回のコンテストが時宜に適った企画であったと評価できます。応募者においては、各種メディアやインターネット等を通じて熱心に情報収集され、節電に効果的とされる多くの方法を取り入れている様子がうかがえました。電力削減部門においては、95.6%という驚異的な削減率でグランプリを受賞された方をはじめ、大幅な削減を達成するために、家族の理解と協力を得ながら努力されたことを高く評価します。また、義務感ではなく、節電をきっかけに生活スタイルを見直し、家族のコミュニケーションを深め、楽しみながら取組んでおられる様子がうかがわれる報告が多く、ほのぼのとした気持ちになりました。創意工夫部門においては、以前から節電を実施しており、同条件での家庭と比較して大幅に電力消費が少ない家庭や、創意工夫により電力削減に効果があった方を選抜しましたが、甲乙つけがたく、選考には非常に苦労しました。また、審査員も脱帽せざるを得ないようなユニークかつ効果的な取組みもありました。これらの取組みが今後も継続されるとともに、多くの家庭に普及していくことを願います。

片亀 光氏 プロフィール
環境カウンセラー、?環境評価機構代表。講演活動を中心に企業の環境マネジメントシステム構築のアドバイス、一般市民対象の環境セミナーなどに携わる。テレビの節電企画など多数出演。


【 コンテスト概要 】
コンテスト趣旨   : エコ住宅の提案を進めてきた当社として、多くの方に節電に対する認識を深め、共に取組んでいただきたいという思いのもと開催。集まったアイデアは今後の商品開発にも活かしていきます。
   参加対象 : 国内にお住まいの方ならどなたでも
節電対象期間 : 2011年8月1日(木)〜9月30日(金)中の1カ月間の電気使用量
   応募総数 : 916件 世帯平均人数 3人/世帯平均削減率 30% 
   入賞部門 : 一般応募者の部と、ご入居者・従業員の部に分け、それぞれ各部門で受賞者を決定
創意工夫部門 世帯人数、削減率を考慮の上、個性的な工夫で電力削減に効果があった方
・節電の匠賞(3名) 節電にまつわる家電製品を贈呈
電力削減部門 節電対象期間の電気使用量と昨年の同月期間を比較し、削減率の高かった方
・グランプリ(1名) 商品券3万円分  ・準グランプリ(2名)商品券2万円分、 
・4位〜7位商品券1万円分、8位〜10位商品券5千円分を贈呈 
15%削減達成で賞 昨年同月対比15%以上の削減を達成した方にもれなくクオカード500円分を贈呈


<報道関係からのお問い合わせ>
株式会社アキュラホーム 広報課 堀越・若林 Email : horikosi@aqura.co.jp
住所 : 東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル34F  TEL : 03-6302-5010 (直通) FAX : 03-5909-5560

企業情報

企業名 株式会社アキュラホーム
代表者名 宮沢俊哉
業種 建築

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