【プレスリリース】「政治関心度と内閣・政党支持率に関する全国世論調査」（2010年5月〜2012年1月　トラッキング調査）

　株式会社日本リサーチセンター（本社：東京都中央区、社長：鈴木
稲博）は、昭和35年に設立された民間の調査研究機関です。民間企業
および官公庁、大学をはじめとする学術機関などの依頼を受け、各種
の調査研究を行っています。

　このたび、政治関心度と内閣・政党支持率について、全国47都道府
県の1,200人を対象に、以下の調査を企画・実施いたしました。この
調査は毎月継続調査で実施しており、2010年5月から2012年1月までの
1年9カ月間の月別推移を分析しました。


調査項目

　1. 政治関心度

　2. 政党支持率

　3. 内閣支持率


調査概要

　1. 調査対象
　　 全国47都道府県の15〜79歳の男女個人

　2. 有効回収数
　　 1200人

　3. 抽出方法
　　 住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割当て

　4. 調査方法
　　 調査員による個別訪問留置き調査
　　 ※日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ（NOS）による
　　 　毎月調査

　5. 分析対象期間
　　 2010年5月〜2011年7月
　　 ※2012年1月調査、は1/6（金）〜18（水）に実施


調査結果の要約

■政治関心度と内閣支持率の月別推移

　・政治関心度と内閣支持率について、2010年5月〜2012年1月（1年
　　9ヶ月）の月別推移を追った。

　・政治関心度は、震災前までは概ね6割強で推移していたが、震災
　　後の5月以降は6割を超えることがなくなった。

　・菅内閣の支持率は、発足当初（2010年7〜10月）は26〜35％はあ
　　ったが、2010年11月以降、急激に低下し、政権末期(2011年7月と
　　8月)には10%を下回った。

　・野田内閣の支持率は、発足当初（2011年10月）には31.3%あった
　　が、その後下降し、2012年1月には20.4%になっている。

■民主党・自民党の支持率の月別推移

　・民主党と自民党の支持率について、2010年5月〜2012年1月の月別
　　推移を追った。

　・菅内閣発足当初（2010年7月〜10月）の民主党支持率は32〜43%と
　　自民党を上回っていたが、その後2011年7月と8月には18%まで低下
　　し自民党の支持率を下回った。

　・野田内閣発足以降（2011年10月以降）の民主党支持率は20%台前半
　　で、自民党と支持率が拮抗している。

■民主党・内閣の支持率の月別推移

　・民主党支持率と内閣支持率について、2010年5月〜2012年1月の月
　　別推移を追った。

　・菅内閣の時には、内閣支持率と民主党支持率は連動しており、発
　　足当初（2010年7月〜10月）は高く、政権末期（2011年7月〜8月）
　　は、双方とも低くなった。

　・野田内閣の発足当初(2011年10月)には、内閣支持率は上昇したが、
　　菅政権時の動きとは異なり、民主党支持率の方は上昇しなかった。


詳細に関しましては、添付資料をご覧ください。

[URL]
http://www.nrc.co.jp/report/120215.html

＜本件に関するお問合せ先＞
株式会社　日本リサーチセンター
土田、山本、井嶋
TEL　03-6667-3400（代表）
E-mail: press_release@nrc.co.jp