NPO法人等を活用した「家庭的保育事業」の運営受託

厚生労働省「家庭的保育事業ガイドライン」に準拠した専門研修テキストを開発し、家庭的保育に関わる専門家（チャイルドマインダー）を全国に２万人育成している特定非営利活動法人日本チャイルドマインダー協会（東京都渋谷区　理事長　西内 久美子　「以下：当協会」）は、横浜市の施設型家庭的保育事業の実施において戸塚区そして金沢区の受託事業者としてプロポーザル方式にて選定されました。

現在、横浜市では待機児童数の増加に伴い、児童の受け皿を確保することが急務になっております。
また、家庭的保育の制度化に伴い施設型家庭的保育事業は、待機児童解消策として注目されております。
当協会は、このような環境下において少しでも子育て家庭における不安要因を解決したいと考えておりました。
この度、横浜市戸塚区、金沢区に採用されたことにより今後他の自治体とも連携をさらに強化し、地域の為に貢献したいと考えております。
しかしながら、量的拡大だけでなく、それを支える人材の質がもっとも重要であり、当協会においては安心して預けられる環境（安全な保育環境、人材教育（質の確保））を整備することが必要不可欠であると考えております。

また、戸塚「子ごころ園」　金沢「子ごころ園」に配置する保育者への指導につきましては、業界初、NVQ（*1）のノウハウを活用した巡回指導を行い“保育の安全”を追求します。
*1）NVQとは、英国政府が所管する英国の職業全体を網羅する職業能力評価制度。
NVQには、職種ごとに5 レベルが設定されており（保育のカテゴリは２〜３レベル）設定されている基準を満たすことで、その職務を遂行する能力を有していることを証明するもの。また、実際の職業現場での実技に重点を置いている。

家庭的保育に関わる専門家（チャイルドマインダー）のトレーニング及び安全指導を行っている、当協会のノウハウを提供し、これを機に今後さらに充実した専門性の高い保育事業サービスを提供してまいります。

＜特定非営利活動法人日本チャイルドマインダーとは＞
イギリス政府の認定団体である全英チャイルドマインダー協会と家庭的保育の運営や専門指導と審査のノウハウの使用に関する独占契約をしている国内唯一の団体です。
家庭的保育(チャイルドマインディング)に特化した専門研修を実施しており、平成6年の設立より現在まで 19,175 名の家庭的保育者を育成。
現在は、厚生労働省「家庭的保育事業ガイドライン」に準拠した専門研修（基礎研修・認定研修、現任研修、指導者研修）テキストを各自治体での研修に提供し、各自治体からの委託により専門研修を実施しております。また、専門研修を修了し、当協会が主催する家庭的保育者検定試験（チャイルドマインダー検定試験）に合格した人材を各自治体の保育ママとして紹介する活動も実施。
さらに、家庭的保育事業を実施する自治体と業務契約をし、事業立ち上げから事業運営をバックアップさせていただいた実績もあります。
また、巡回指導の実績を活かし、指導者研修と、巡回指導の委託も行っております。現在まで協会会員による事故は0件という実績を誇っております。

＜本件に関するお問い合わせ＞
特定非営利活動法人　日本チャイルドマインダー協会
広報担当者名：牧内
Tel:03-5308-3661　　Fax:03-5371-3070　E-mail：info@hoiku.co.jp