温泉学会創立10周年記念大会のご案内
温泉学会(会長:竹下賢/関西大学法科大学院教授 本部:大阪府吹田市/会員数:250名)では、来る9月7日(土)~8日(日)の2日間、岩手県雫石町鶯宿温泉におきまして、「東アジアの温泉文化」をテーマに、温泉学会創立10周年記念大会(大会実行委員長:仲上健一/立命館大学教授)を開催致します。
温泉学会は、2003年9月に関西大学で設立総会を開催し、兵庫県有馬温泉にて学術大会を開催いたしました。それから今年の2013年で10周年を迎えることになります。前段階では、文理を越えた研究者はもとより、温泉業者やライター、さらには一般の温泉愛好家を糾合しようとする本学会の姿勢が、どのように現実のものになるかと危ぶまれもしました。しかし、設立後の会員数は200人以上にも膨れ上がり、学会の体をなすに至りました。そうした盛会の理由は、保田芳昭初代会長の考案による「利用者の目線に立つ学会」というスローガンはもとより、創立の直後より、掛け流し温泉への塩素消毒、温泉の偽装や温泉情報の不開示など、具体的な温泉社会問題が矢継ぎ早に起こり、温泉を愛好する諸氏の関心を得たことにあると思います。日本人のほとんどは温泉を愛する人士でありましょうが、そうした人々のうち、将来に伝えるべき温泉をそれにふさわしい姿で残しておくべきだと考えた方が、温泉学会の旗の下に参集されたのでありましょう。標記10周年の記念大会は2013年9月7日(土)・8日(日)に岩手県にて開催いたします。これを機に、このように日本人の愛する温泉の意味合いを、文化という切り口から、それも東アジアという国際的な視野のもとで見つめ直すことにしました。東アジアを構成する中国と韓国、それに台湾では、欧米との比較では当然ながら日本に近い生活様式が見られます。しかし、それぞれの温泉文化は微妙に異なっていて、そうしたことを知ること自体が文化交流であるともいえます。温泉は、それぞれの国で文化の伝統的な流れの中で培われてきたからです。それにしても、日本の温泉は東アジアの人々に広く愛され、温泉客として日本訪問があとを絶たないようです。それは、その温泉文化が東アジアとしても独特で、その文化を知った外国の人がそうした文化に浸ろうと訪れてくるのです。本記念大会は、会場として岩手県を選びました。それは、このように温泉の文化を考える国際シンポジウムを開催する場所として、被災からの復興に取り組む温泉場であるこの地が適切であると考えたからです。日本の温泉文化は、東アジアだけでなく世界に対して発信力をもった文化財産であり、この意味合いを理解することを通じてそれの持つ力を増強することができれば、本学会としても復興への一助を達成することができるのです。
本大会は広くどなたでも参加でき、参加費用は無料です。大会プログラムの詳細に関しましては、別紙資料 大会プログラムのとおりとなっておりますので、報道各社にて広くご紹介頂ければと存じます。
各メディア、プレス取材の皆様への個別取材などのご要望にもお応えできるようにしておりますので、メディア窓口までお気軽にお尋ね、お申し付け下さい。
温泉学会創立10周年記念大会委員会
大会概要
大会テーマ 「東アジアの温泉文化」
(1)主催・後援団体
主催:温泉学会
後援:公益財団法人 ひと・健康・未来研究財団
(2)大会・総会の日程・会場等について
日程:2013年9月7日(土) 12:30~17:00 8日(日)9:00~18:00(9月6日:理事会)
会場:9月7日(土)[会場 マリオス(盛岡地域交流センター)会議場188] http://www.malios.co.jp/18findex.html
9月8日(日)[会場 「ホテル森の風鶯宿(おうしゅく)」]
http://www.rakudaclub.com/hotels/80458/
(3)大会スケジュール
2013年9月7日(土)
[会場 マリオス(盛岡地域交流センター)会議場] http://www.malios.co.jp/18findex.html
受付開始 12:00
12:30~12:40挨拶 温泉学会会長 竹下 賢
12:40~12:50歓迎挨拶
雫石町長 深谷政光氏
岩手県商工観光部総括課長 岩渕謙悦氏
13:00~14:45 特別記念講演
「大会趣旨説明」
温泉学会創立10周年記念大会実行委員長・立命館大学政策科学部教授 仲上健一
「岩手山、温泉の恵みと噴火危機」
齋藤徳美(放送大学岩手学習センター所長・岩手大学名誉教授)
「韓国の温泉文化と観光政策」
権 慶相(2014年仁川アジア競技大会組織委員会事務総長)
「中国温泉観光の発展方向」
王 艶平(東北財経大学旅遊学院教授)
「台湾の温泉と文化」
連 祥淵(中華民国温泉観光協会常務理事)
15:00~16:55国際シンポジウム「東アジアの温泉文化」
コーディネーター 竹下 賢 温泉学会会長
パネリスト
大川哲次(温泉学会理事、弁護士)
権 慶相氏、王 艶平氏、連 祥淵氏
17:00-17:45 会員総会
司会 藤田勝利 温泉学会副会長・近畿大学法科大学院教授/弁護士
移動 マリオス(盛岡地域交流センター)会議場からホテル森の風鶯宿へ移動
懇親会19:00~21:30
会場「ホテル森の風鶯宿(おうしゅく)」http://www.rakudaclub.com/hotels/80458/
2013年9月8日(日)
[会場 「ホテル森の風鶯宿(おうしゅく)」]
自由論題報告・事例報告
9:00—10:00 ※質疑応答含め 各20分
「温泉地活性化について「長期滞在志向ベースの施策と短期滞在ベースの顧客ニーズの観点」」
和歌山大学観光学研究科修士課程 森田浩司
「シルバー世代の温泉利用の実態と課題」
大阪観光大学観光学部名誉教授 安達清治
特別報告
10:00-10:20
「陸前高田の被災状況と復興に向けた取り組み」
岩手大学人文社会科学部教授
岩手大学地域防災研究センター教授松岡勝実
講演
10:30-11:30
温泉文化と震災復興対応(学会連携・震災対応プロジェクト)
「遠野市の後方支援活動」
遠野市長 本田敏秋氏
11:30閉会の挨拶 大阪観光大学名誉教授・温泉学会関東支部長 安達清治氏
◎エキスカーション/陸前高田市復興応援ツアー
11:50 ホテル森の風発、遠野市経由
14:10 陸前高田市着、被災状況と復興状況を視察(奇跡の一本松、旧市役所付近、道の駅など)
17:50 花巻空港着
18:30 盛岡駅着
________________________________________
温泉学会創立10周年記念大会実行委員会
実行委員長 仲上健一 (温泉学会理事/立命館大学教授)
副委員長 松岡勝美 (温泉学会理事/岩手大学教授)
温泉学会本部事務局
〒564-8680
大阪府吹田市山手町3丁目3番35号
関西大学法科大学院 竹下賢研究室気付
TEL(077)558-3131
FAX(077)558-2698
本大会は広くどなたでも参加でき、参加費用は無料です。大会プログラムの詳細に関しましては、別紙資料 大会プログラムのとおりとなっておりますので、報道各社にて広くご紹介頂ければと存じます。
各メディア、プレス取材の皆様への個別取材などのご要望にもお応えできるようにしておりますので、メディア窓口までお気軽にお尋ね、お申し付け下さい。
温泉学会創立10周年記念大会委員会
大会概要
大会テーマ 「東アジアの温泉文化」
(1)主催・後援団体
主催:温泉学会
後援:公益財団法人 ひと・健康・未来研究財団
(2)大会・総会の日程・会場等について
日程:2013年9月7日(土) 12:30~17:00 8日(日)9:00~18:00(9月6日:理事会)
会場:9月7日(土)[会場 マリオス(盛岡地域交流センター)会議場188] http://www.malios.co.jp/18findex.html
9月8日(日)[会場 「ホテル森の風鶯宿(おうしゅく)」]
http://www.rakudaclub.com/hotels/80458/
(3)大会スケジュール
2013年9月7日(土)
[会場 マリオス(盛岡地域交流センター)会議場] http://www.malios.co.jp/18findex.html
受付開始 12:00
12:30~12:40挨拶 温泉学会会長 竹下 賢
12:40~12:50歓迎挨拶
雫石町長 深谷政光氏
岩手県商工観光部総括課長 岩渕謙悦氏
13:00~14:45 特別記念講演
「大会趣旨説明」
温泉学会創立10周年記念大会実行委員長・立命館大学政策科学部教授 仲上健一
「岩手山、温泉の恵みと噴火危機」
齋藤徳美(放送大学岩手学習センター所長・岩手大学名誉教授)
「韓国の温泉文化と観光政策」
権 慶相(2014年仁川アジア競技大会組織委員会事務総長)
「中国温泉観光の発展方向」
王 艶平(東北財経大学旅遊学院教授)
「台湾の温泉と文化」
連 祥淵(中華民国温泉観光協会常務理事)
15:00~16:55国際シンポジウム「東アジアの温泉文化」
コーディネーター 竹下 賢 温泉学会会長
パネリスト
大川哲次(温泉学会理事、弁護士)
権 慶相氏、王 艶平氏、連 祥淵氏
17:00-17:45 会員総会
司会 藤田勝利 温泉学会副会長・近畿大学法科大学院教授/弁護士
移動 マリオス(盛岡地域交流センター)会議場からホテル森の風鶯宿へ移動
懇親会19:00~21:30
会場「ホテル森の風鶯宿(おうしゅく)」http://www.rakudaclub.com/hotels/80458/
2013年9月8日(日)
[会場 「ホテル森の風鶯宿(おうしゅく)」]
自由論題報告・事例報告
9:00—10:00 ※質疑応答含め 各20分
「温泉地活性化について「長期滞在志向ベースの施策と短期滞在ベースの顧客ニーズの観点」」
和歌山大学観光学研究科修士課程 森田浩司
「シルバー世代の温泉利用の実態と課題」
大阪観光大学観光学部名誉教授 安達清治
特別報告
10:00-10:20
「陸前高田の被災状況と復興に向けた取り組み」
岩手大学人文社会科学部教授
岩手大学地域防災研究センター教授松岡勝実
講演
10:30-11:30
温泉文化と震災復興対応(学会連携・震災対応プロジェクト)
「遠野市の後方支援活動」
遠野市長 本田敏秋氏
11:30閉会の挨拶 大阪観光大学名誉教授・温泉学会関東支部長 安達清治氏
◎エキスカーション/陸前高田市復興応援ツアー
11:50 ホテル森の風発、遠野市経由
14:10 陸前高田市着、被災状況と復興状況を視察(奇跡の一本松、旧市役所付近、道の駅など)
17:50 花巻空港着
18:30 盛岡駅着
________________________________________
温泉学会創立10周年記念大会実行委員会
実行委員長 仲上健一 (温泉学会理事/立命館大学教授)
副委員長 松岡勝美 (温泉学会理事/岩手大学教授)
温泉学会本部事務局
〒564-8680
大阪府吹田市山手町3丁目3番35号
関西大学法科大学院 竹下賢研究室気付
TEL(077)558-3131
FAX(077)558-2698
企業情報
企業名 | 温泉学会 |
---|---|
代表者名 | 竹下 賢 |
業種 | 未選択 |
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